すべての日本企業に無償公開!ワークスアプリケーションズが「マイナンバー管理プラットフォーム」を発表


■マイナンバーを扱うコストを削減するサービス「My Number Keeping System」
引き続き、マイナンバーサポート責任者である伊藤秀也氏より、「My Number Keeping System」についての説明があった。

株式会社ワークスアプリケーションズ 伊藤秀也氏

株式会社ワークスアプリケーションズ 伊藤秀也氏

ベンチマークとしてアメリカの社会保障番号を政府は見て考えていたが、なりすましが多く発生していることを踏まえて、運用の厳格化を求めている、と伊藤氏。大企業も中小企業も対応でき、コストがかからないものをリリースしたのがポイントとなる。

なお、マイナンバーをどこに入れて管理するかが大事となるが、自然と考えると人事システムとなるだろう。ただ今回は法整備の中でも縛りがきつくなっているので、人事データベースに入れてしまうと、人事担当者が個人情報に触れることになる。そうすると一覧で見ることができる状態になるので、これに対する安全管理にコストがかかると想定される。バックアップファイルについても同じで、個人情報が入っていることに。「こうした安全管理対策を取るためのコストとして、数千万円から億単位の投資が必要となる」(伊藤氏)。

マイナンバー制度のポイント

マイナンバー制度のポイント

そこで同社が提案するのは分別管理。マイナンバーについては別扱いで管理するという方法だ。「我々が運用している『My Number Keeping System』のクラウドにマイナンバーを預けていただき、その都度利用する方法であれば安全に管理できる」と伊藤氏。

「人事担当者など、だれがマイナンバーに触れることができるのか決める必要があるが、お客様に気を付けていただくのはそこだけ。アクセスは『My Number Keeping System』のWebアプリケーションから、自社でお持ちのシステムから、そして当社製品である『COMPANY』からの3通りに対応する」(伊藤氏)。

同社が提案するマイナンバーへの対応

同社が提案するマイナンバーへの対応

すでに2016年1月まで残すところ9か月。マイナンバーへの対応を急ピッチで進めて行かないと間に合わない。なお、株式会社ワークスアプリケーションズは、「My Number Keeping System」を紹介するセミナーを予定している。マイナンバーの管理で悩んでいる人、どうするか迷っている担当者は同セミナーに参加してみるとよいだろう。

株式会社ワークスアプリケーションズ
ニュースリリース

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