4つの地球の未来で気候変動問題を“自分事”に!EY Japanが没入型体験イベント「Four Futures」を開催

  • 2025-3-21
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EY Japanは、2025年3月18日(火)から21日(金)までの4日間、東京ミッドタウン日比谷にある東京オフィスにて、30年後の未来の地球を垣間見ることができる没入型体験イベント「EY Four Futures」を開催した。開催前日の17日(月)にはメディア向けセッションが行われ、実際にコンテンツを体験する機会が設けられた。また、EY Japan 気候変動・サステナビリティ日本地域リーダーの牛島慶一氏から、「EY Four Futures」の概要や、同社が環境問題に対してどのように取り組んでいるかについて話を聞くことができた。

同社は、全世界で約40万人を擁するEYのメンバーファームの一つである。EYのパーパス(存在意義)である「Building a better working world(より良い社会の構築を目指して)」を掲げ、あらゆるステークホルダーを視野に入れ、長期的な視点での価値創造を目指して、プロフェッショナル・ファームとして変革に取り組んでいる。

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画像提供:EY Japan


■企業、政策関係者、学生が「EY Four Futures」を体験
没入型体験イベント「EY Four Futures」は、科学的根拠に基づく複数のシナリオにより、気候変動に直面する未来の姿を描き出すもので、映像を通じて「見て」「聞いて」「感じる」ことができる体験型のコンテンツだ。これまでに、COP28が開催されたドバイ、生物多様性条約COP16が開催されたカリ(コロンビア)、そしてClimate Week NYCが開催されたニューヨークなど、16カ国以上で実施されてきた実績を持つ。

東京オフィスでのイベントには、企業関係者だけでなく、政策関係者や学生も招かれ、「EY Four Futures」を体験した。

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体験は、まず専用の部屋に入り、数十分間の没入型映像を通じて未来の気候シナリオを追体験するところから始まる。その後、別室に移動して環境問題に対する考え方や、企業が取るべき方針について議論するワークショップが行われる構成となっている。

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■ベストシナリオ、ワーストシナリオなどの4つの未来。世界人口や平均気温の変動で環境が変わる
コンテンツの内容は、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が提示するシナリオに基づいて構成されており、以下の4つの異なる30年後の未来が描かれ、気候変動がもたらす未来の姿を“体感”できるようになっている。

・BAU(Business As Usual/追加対策なし)
・COLLAPSE(崩壊)
・CONSTRAIN(制約)
・TRANSFORM(転換)

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■「Four Futures」体験後のワークショップで何が語り合われるのか
メディアセッション当日には、体験後に質疑応答の時間が設けられた。ワークショップで話される内容に関しての想定を質問すると、牛島氏は「気候変動を科学的データとして左脳で理解するだけでなく、右脳で想像しながら自分事として理解しようというものです。なので、同じ定量的なデータでも、1つの物語にして、私たちの日常の生活や身近な対象を想起してもらい、どんな自分なりのストーリーになり得るのか、ということを心で感じていただけるよう作り上げています」と、コンセプトについて説明した。

続けて、「ワークショップにおいては、改めて自分の感情でこの問題を捉えたときに、一人の人間としての正直な自分の声を参加者で出し合って、そこから具体的に『じゃあ、自分たちはどう行動を起こすか』ということを皆でディスカッションしてみるつもりです」と答えた。

さらに具体的には「ベストシナリオとワーストシナリオ、そしてその間に挟まるシナリオもあります。この4つのどの未来を皆さんご希望されますか?と質問をしてみます。一方で、今、時代は果たして我々が望むシナリオに向かっていると感じられるか、についても。

このまま行くとどういったシナリオに行き着きそうか、何が危惧されるのか。こうしたところを皆さんと一緒に材料を出し合い、理想とする世界と、このまま行き着くかもしれない世界にギャップがあるならば、今回参加いただく多様な企業関係者や学生と、気候変動分野や投資の世界で著名な識者の方々に来ていただきますので、お互いに知恵を出し合う。

これから生まれるであろう子ども、今いる子どもの将来に、今の大人はどういった社会を残していけるのか。『仕方ない』といったできない理由を見てあきらめるのではなく、『希望』に向けて現実をどうやって近づけるのかを発想の出発点に、行動変容を皆で起こしていきたい、というのがこのワークショップの狙いです」と、ワークショップでの問いかけや方向性を示した。

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テクニカルライター 後藤 響平


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