日本代表は株式会社タイミー 代表取締役 小川 嶺氏に決定!EY Japan、EOY 2024 Japan アワードセレモニーを開催

  • 2024-12-17
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EY Japanは、アントレプレナー表彰制度「EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2024ジャパン(以下、EOY 2024 Japan)」のアワードセレモニーを、2024年12月10日(火)に ザ・プリンスパークタワー東京ホテル にて開催した。選考の結果、株式会社タイミー 代表取締役 小川 嶺 (おがわ りょう)氏を、2024年度の日本代表として選出した。小川 嶺 氏は、日本代表として2025年6月(予定)にモナコ公国で行われる「EY World Entrepreneur Of The Year™(以下、WEOY)」に参加する。

小川 嶺 氏 プロフィール
1997年4月13日生まれ。2017年8月にアパレル関連事業の株式会社Recolleを立ち上げるも1年で事業転換を決意。2018年8月より「タイミー」を開始。Forbes JAPAN発表の「日本の起業家ランキング2024」では2位にランクイン。「一人ひとりの時間を豊かに」のビジョンのもと、さまざまな業種・職種で手軽に働くことができるプラットフォームを目指す。

株式会社タイミーについて
「働きたい時間」と「働いてほしい時間」をマッチングするスキマバイトサービス「タイミー」を運営。働き手は、働きたい仕事を選ぶだけで、履歴書・面接なしですぐに働くことができ、 事業者は、時間やスキルを設定するだけで、条件にあった働き手がマッチングする。
タイミーは、「働き方」を時代に合わせてアップデートし、潜在労働力を喚起し、社会課題の解決を実現していく。

選考委員長 藤森 義明 氏による総評
「今年の日本代表の選考では、多様な分野で驚くべき成果を挙げたアントレプレナーたちが候補に挙がりました。彼らに共通しているのは、未来を切り拓く力と困難に立ち向かう覚悟です。それぞれの挑戦の背景には、革新的なアイデア、チームやコミュニティとの深い絆、そして社会をより良くしたいという強い思いがありました。

選考は非常に難しいものでしたが、選考過程を通じて彼らのストーリーに触れるたびに心が震える思いでした。日本の課題は、労働生産性が低いことです。労働の需要と供給のミスマッチに問題があることにも起因していると思います。特に、供給側の制約によって、働ける人々が機会を得られないという社会問題が発生しています。このような状況に対し、タイミーのビジネスモデルは、従来とは全く異なる革新的な手法でミスマッチを効率的に解消し、個人の生涯価値を高めるとともに、社会全体の活力を向上させる解決策となりえます。

このモデルは、同様の問題を抱える世界中の国々にも通用するモデルであると私たちは信じています。小川氏は、アントレプレナー精神、実行力、そして自身を語る力を兼ね備え、世界一になる資質を持つと私たちは判断しました。世界大会では、多くの学びを得ながらご自身の可能性をさらに広げ、世界で大きく飛躍されることを期待しています」

<EOY 2024 Japan 各賞受賞者>
2024年度 日本代表/Exceptional Growth 部門大賞
小川 嶺 氏/株式会社タイミー 代表取締役

小川 嶺 氏 受賞コメント
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「日本代表に選出いただき、ありがとうございます。今年は新規上場を果たし、トップランナーであることの責任や課題を深く実感した1年でした。個人としても、毎年1.5倍以上の成長を実感しており、起業家として成長を続けられることをうれしく思っています。27歳という年齢でこの場に立ち、さらにモナコでの挑戦の機会をいただけることに、責任を感じています。強いメンタルを持ちながら、時には先輩方に頼らせていただきながら、起業家としてしっかり非連続的な成長をし続けたいと思います。

私は日本が大好きです。同時に、2100年には日本の人口が5000万人を下回ると予測される現状に強い危機感を抱いています。これからの80年間、日本の経済成長に貢献できるよう、全力でその一助を担っていきたいと思います」

Regional Vitalization Leader 部門大賞
前川 彩香 氏/株式会社 LIFE CREATE 代表取締役

前川 彩香 氏 受賞コメント
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「私はかつて、自分の使命を全うし会社を成長させるべきか、それとも専業主婦に戻るべきか悩んだ時期がありました。そのとき、結婚や出産によって女性が自分の人生を自由に選択できない未来を、子供に残したくないという思いを抱きました。子供が生きる未来は、女性が自由に選択して自分らしく生きる未来であってほしいと願い、会社を成長させ成果を残すことで、世の中を変える決意を固めました。

今回、このような評価をいただいたことを励みに、これからも女性が自分らしい選択をし、輝ける社会を創るために、そしてその環境で育つ子供たちが自信を持って未来を描けるように、起業家としてさらなる成長を目指していきます」

表彰カテゴリーについて
対象となるアントレプレナー像
社会に対して革新的な価値をもたらしたすべての事業家
創業者
代々続くファミリービジネス(同族経営企業)で経営に革新をもたらした事業家
革新的な経営で成果を挙げた事業家
日本で起業した外国人事業家

Master Entrepreneur Of The Year 部門
業界や市場を代表する存在で、社会に長期的価値をもたらしている
すべてのアントレプレナーのロールモデルとなる存在
海外で企業活動を展開し、グローバルな影響力を有する
ビジネスモデルの競争優位性・技術力・マーケティング力が国内外で注目されている

Exceptional Growth 部門
事業を成功に導き、注目度が高まっている、あるいは注目されている存在
後進のアントレプレナーのロールモデルとなる存在
海外で一定の影響力を有し、さらなる展開・拡大を予定している
革新的な技術やビジネスモデルによって事業を展開し、成果を挙げている
著しい成長を遂げた、あるいは成長途上であり、今後さらなる成長が期待されるアントレプレナー

Regional Vitalization Leader 部門
地域で実績を挙げ、さまざまな貢献をもたらしている
地域発の新たな価値、唯一無二の価値などを創出し、日本や世界へ影響を及ぼしている
伝統とイノベーションの融合により、日本や世界に誇れる技術力やビジネスモデルを有し、持続可能な経営を実現している
雇用を生み出し、コミュニティと共に成長を続けることで長期的価値をもたらし、地域社会を創っている

補足:選考基準について
書類選考を経て、日本代表選考委員による選考インタビューが行われた後、最終決定がなされる。選考の際に特に重視される点は以下の項目だ。

Long-term Value 長期的価値を追求し、実現していること

1. Entrepreneurial spirit(アントレプレナー精神)
より良い社会を創造するチャンスを見極めることができる
ビジョンを実現するためにリスクを取っている
大きな障害や困難を乗り越えるための勇気、不屈の精神、立ち直る力を持っている

2. Purpose(パーパス)
パーパスとビジョンのために、自らと組織が全力を注いでいる
持続可能な将来のビジネス戦略を推進している
ステークホルダーやエコシステム(消費者、従業員、サプライヤー、政府、コミュニティ、投資家、株主など)の全体にわたる長期的な価値を創造し、保護している

3. Growth(成長)
市場シェアを拡大し、新市場に進出している
高い業績を上げている
多様な人材を集め、育成し、保持するために投資をしている
新しい手法や技術の先駆者となるようなイノベーションを生み出す組織風土を構築している

4. Impact(影響力)
サービスを提供するクライアントに良い影響を及ぼしている
強固なコミットメントや具体的な戦略に基づき、持続可能な環境・社会・ガバナンス(ESG)を実践している
多角的な視点を持って、ダイバーシティ、エクイティ&インクルーシブネス(DE&I)を積極的に推し進めている

選考委員

選考委員長
藤森 義明 氏
CVCキャピタルパートナーズ日本法人 最高顧問
武田薬品工業株式会社 社外取締役/ボストン・サイエンティフィックコーポレーション 社外取締役
日本オラクル株式会社 取締役会長

選考委員(氏名50音順)
石井 芳明 氏
独立行政法人 中小企業基盤整備機構 創業・ベンチャー支援部長

各務 茂夫 氏
一般社団法人日本ベンチャー学会 前会長
東京大学 大学院工学系研究科 教授

河野 貴輝 氏
株式会社ティーケーピー 代表取締役社長
EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2017 ジャパン 日本代表

高岡 本州 氏
株式会社エアウィーヴ 代表取締役会長 兼 社長
EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2016 ジャパン 日本代表

谷本 有香 氏
Forbes JAPAN 執行役員 Web編集長

渡辺 洋行 氏
B Dash Ventures 株式会社 代表取締役社長
一般社団法人日本ベンチャーキャピタル協会 副会長

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EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー・ジャパン
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1からのアントレプレナーシップ〈第2版〉
江島 由裕
中央経済グループパブリッシング
2024-03-23

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