世界へ誇れる日本の「SUGOI」を紹介する―― SUGOI JAPAN Award2015開催


■アニメ部門の1位は、納得のまどマギ
アニメ部門の結果だが、ムーブメントとして考えても魔法少女まどか☆マギカは堂々たる1位であると感じる。やはりこの作品は強かった。

順位 作品名 制作/パッケージ発売
1 魔法少女まどか☆マギカ シャフト/アニプレックス
2 TIGER & BUNNYシリーズ サンライズ/バンダイビジュアル
3 コードギアス 反逆のルルーシュ サンライズ/バンダイビジュアル
4 アイドルマスター A-1 Pictures/アニプレックス
5 ラブライブ! サンライズ/バンダイビジュアル
6 蟲師 アートランド/マーベラス、アニプレックス
7 進撃の巨人 WIT STUDIO/ポニーキャニオン
8 夏目友人帳 ブレインズ・ベース/アニプレックス
9 PSYCHO-PASS サイコパス Production I.G./東宝
10 STEINS;GATE WHITE FOX/KADOKAWA
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シャフトの久保田光俊氏(左)とアニプレックスの岩上敦宏氏

本作のプロデューサーである、アニプレックスの岩上敦宏は、国民投票で選ばれたすばらしい賞をいただいて光栄であるとしながら、2011年にテレビアニメのオリジナル作品としてスタートしてから、皆さんの後押しのおかげで劇場版まで作ることができた。このような賞をいただけるのもスタッフが頑張るきっかけとなるので、今後ともアニメをよろしくお願いしますと語った。

明治大学国際日本学部准教授である森川嘉一郎氏は「大学でアニメやマンガ、ゲームを教えている立場はあるものの、一人のアニメファンとして毎日見ている。この場を借りて感謝したい」と語る。ファン投票で魔法少女まどか☆マギカが1位を獲得したのは興味深いとしながら、2年前にゼミの学生たちが関わる形で、当作品の等身大原画展を開くことになったエピソードを披露。

そして当作品については、「魔法少女ものという50年以上にわたる歴史のあるジャンルの最も新しい表現。斬新であると同時に、長い時間かけて培われてきた日本のアニメのエキスが魅力に息づいている」と強調。アニメのほとんどが深夜に放送されている作品が選ばれていることに触れながら、深夜帯に放送されることには内容的に影響を与えている。深夜帯だからこそ自由で制約が少なく、非常に目の高い視聴者を相手にしなければならない事から、レベルの高い作品が作られるようになったと話し、日本のゴールデンタイムを見ている人に対して働きかけるのが重要だと語った。
●ラノベ部門の1位は……

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