5人に1人が転職に興味!Google、調査データや分析を公開

  • 2020-11-30
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Googleは、「新たな生活様式での人々の意識」に関する調査データを閲覧できるダッシュボード及びこれに基づく分析を2020年11月13日に公開した。本ダッシュボードは新型コロナウイルス感染拡大後における日本の生活者の意識と行動の推移を理解・把握するために実施している複数の調査データをまとめたものだ。

Googleでは、調査期間内における生活者の意識と行動を振り返ることにより、今後の社会を考える参考情報としての活用を期待している。この調査データに基づいた分析及びインサイトをまとめたレポートをThinkwithGoogleに公開中だ。

■ダッシュボードについて
ダッシュボードに含まれるデータは緊急事態宣言が発令された2020年4月11日の週から最新までの約30週間に渡る「生活動向に関する週次調査1」の結果の一部で、新型コロナウイルス感染症に関連した不安や予防行動、日々の生活における感情の動き、日常生活におけるオンライン・オフライン活動の移り変わり、デジタルコンテンツの利用動向や生活満足度等に関する時系列の調査結果を掲載している。
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例えば、新型コロナウイルス感染症に関連した感染不安や予防行動の実施では、最近の感染数が増える状況を反映するかのように感染不安は29週(10月24日〜10月30日)に少し増加している一方で、予防行動の実施率は感染不安に少し遅れて追随する傾向を見せている。気持ちの変化についても、16〜18週(7月25日〜8月14日)を境に特に不安な気持ちについては落ち着きつつある傾向が見て取れる。

※1「生活動向に関する週次調査」株式会社:Intage(websurvey)|調査対象:全国、男女18-69歳|調査期間:2020年4月11日~週次で実施調査頻度:毎週新規回答者|サンプル数:n=1000ss(毎週)
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一方、働き方については、28週(10月17日〜23日)には、25週(9月26日〜10月2日)と26週(10月3日〜10月9日)に続き、オンライン活動とオフライン活動が逆転した。オンラインに移行していた働き方にも少しずつ日常が戻りつつあるのかもしれない。今後の動向が注目される。

■分析レポートについて
Googleマーケットインサイトチームでは、ダッシュボードに公開した本年4月開始の「生活動向に関する週次調査2」と、8月に実施した「新たな行動様式と生活ニーズに関する調査3」のデータを元に、変化する生活者の意識を分析した。このレポートは11月13日(金)にThinkwithGoogleで公開した。
以下は、レポートの一部サマリーとなっている。

新型コロナウイルス感染症の拡大により、従来、安心を保証すると思われていたことが覆され、社会や経済に潜む不確実性がより顕在化している。そのような状況下において、人々の「環境」や「プライオリティ」に変化が見られる。
例えば、不安定な社会情勢下でありながらも、「部屋の模様替えや在宅勤務に適した家への住み替えなどで身の回りの快適さを整えようとした人」が36.7%いた。

他にも、「好きなことをより充実させたいと思うようになった人」(45.1%)や、「新たな楽しみや没頭できることを見つけた人」(33.7%)等、身の回りの幸せを固める行動が見て取れる。
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”変え”たり、”新しく始め”たりした人々もいた一方で、家のものを整理したり処分したりする人も36.2%いました。自分にとっての価値や優先順位を見直して、不要なものを「なくす」「減らす」人がいたようだ。

生活の拠点の充実させる一方で、今までの当たり前を見直す動きも見えてきた。
たとえば、自ら積極的に変化を起こしたいという思いを反映するかのように、5人に1人が転職に興味を持っているというデータが出ている。さらに、社会や会社に対する依存を減らしたいという考えの現れか、スキルアップの意向も高まった。

※2「生活動向に関する週次調査」株式会社:Intage(websurvey)|調査対象:全国、男女18-69歳|調査期間:2020年4月11日~週次で実施|調査頻度:毎週新規回答者|サンプル数:n=1000ss(毎週)
※3「新たな行動様式と生活ニーズに関する調査」株式会社:Intage(websurvey)|調査対象:全国、男女18-69歳|調査期間:2020年8月7日〜8月11日|サンプル数:n=5,000ss
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誰もが初めて経験する急激な変化を受けて、今まで当たり前のように見過ごしてきた「暮らしに存在する本質的な価値」が、人々の反応からあらわになった。

Googleでは、今回公開するデータが、今後様々なビジネスを営む皆様が、生活者にとって有意義な新しいサービスや商品を生み出すことにつながる貴重なインサイトとなることを期待している。

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