- 2015-1-20
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- NECがPCブランドをリニューアル! 「LaVie」を頂点にしたNECのパソコン2015年春モデル【デジ通】 はコメントを受け付けていません
NECパーソナルコンピュータは発表会を開催し、2015年春モデルを発表した。CESで大きな話題となったLaVie Zの後継機種が正式発表されるなど、多くの注目点があるが、何よりも最大の注目点が「NECのパソコンブランドの大幅な刷新」だ。
従来、NECのパソコンは、ノートパソコンの「LaVie」シリーズに、デスクトップパソコンの「VALUESTAR」シリーズという並列な2ブランドで展開していた。VALUESTARはなくなり、デスクトップにもLaVieが使われる。
つまり今後は「LaVie」がNEC製パソコンを意味する名前となり、その下にサブの名称を付けることで各製品のカテゴリー分けをするように変更される。
すでに、タブレットは「LaVie Tab」というサブ名が付いている。これに沿った形で今後のNEC製品は、ネーミングが一新される。
従来タイプのクラムシェル型ノートパソコンは「LaVie Note」という名前になり、それに通常用途向けを意味する「Standard」が追加され「LaVie Note Standard」といった名称になるといった具合。
デスクトップは「LaVie Desk」で、オールインワン型の「LaVie Desk All-in-one」と、タワー型デスクトップの「LaVie Desk Tower」といったネーミングになる。非常にわかりやすいだろう。
今回発表した製品の最注目となるのが2-in-1タイプの製品だ。こちらは、なるほどとうなずく「LaVie Hybrid」という名前だ。15.6インチ液晶を搭載し、キーボードが360度回転する2-in-1製品は、「LaVie Hybrid Advance」という名称だ。
CESでお披露目されていたLaVie Zの後継機種はクラムシェル型と2-in-1タイプがあった。そこでZEROという謎の単語を紹介したと思うが、その答えがこれになる。その名も「LaVie Hybrid ZERO」という。
CESで参考出品されていた画面の角度を変えられるデスクトップパソコンのような新コンセプトの製品。こちらはフリースタイルを意味する「LaVie Hybrid Frista」となった。
Web直販の名前も「LaVie Direct」になり、各モデルも店頭販売モデルの頭文字をからくる名称になる。例えば、LaVie Hybrid ZEROの場合はHybrid ZEROの頭文字を取り「LaVie Direct HZ」という名称になる。
非常にわかりやすく明快になった新生「LaVie」。
複雑さではなく、よりシンプル・単純明快、がウケる現代、今後新生LaVieがどういう施策を打ってくるのか? 要注目のPCブランドになったと言える。
上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]
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