公開から約20日で160万再生を突破した動画「踊る丸の内」がなんだかカッコイイ

  • 2018-3-29
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『踊る丸の内』|三菱地所-153

三菱地所株式会社は、日本有数のビジネス集積地である丸の内を舞台にしたWeb動画「踊る丸の内」を2018年3月9日(金)に公開。公開から20日ほど過ぎて再生数は160万再生を突破、じわじわと広がっていきそうな勢いだ。

■総勢100人が丸の内で心躍る“足元ダンス”を披露
日本におけるビジネスの中心街として発展を遂げ、日本の玄関口である東京駅を含む丸の内エリアには約4300の事業所があり、総勢約28万人ものビジネスパーソンたちが働いている。

現在同エリアでは三菱地所が中心となって街づくり再開発を進めている。新しい丸の内の目指す姿を「世界で最もインタラクションが活発な街」と定め、働きやすい職場環境の提供、そして商業施設や文化施設を充実させてきた。

働き方改革が叫ばれる現在、「ワーク」だけでなく「ワーク&ライフ」を満喫できる街としての丸の内を総勢100人のビジネスパーソンたちが踊るダンスで表現したのがこのWeb動画だ。

■ごく普通の見慣れた光景の中から湧き出す踊り
Web動画の映像は、オフィス街を行き来する見慣れた光景からスタート。信号が赤から青信号に変わると、信号を渡り出した人々の足元の映像に突然軽快なダンス映像のコラージュが挿入される。

いつも通り普通に歩いているようで、実際は丸の内という街に対し心躍る気持ちを挿入されたいくつかの足元のダンス映像が表現している。

足元ダンスは、グローバルなエリアである丸の内を表すべく、世界中のダンス(フラダンスからバレエ、コサックダンスなど)が挿入され、それぞれ心躍る姿を紹介。

最後は“心がおどる、街づくりを。”というコピーとともに、フラッシュモブのように通常のオフィスエリアで100人の人々が実際に踊っている映像が映し出される。

Web動画は「出勤編」「会議編」「アフター5編」という3つのパートに分類されている。

「出勤編」は、前日の疲れが溜まったまま出勤し、気持ちがリフレッシュできていない人も多いのでは?と思われるせわしない朝の出勤の様子から開始。ところが丸の内の場合は、そんなお疲れの塊りといった様子を感じさせない、心躍る朝を迎える。

中にはスケートボードやローラースケートに乗っているような爽快な気分で出勤する人、バレリーナのように軽やかな気分で出勤する人、ナイスミドルなおじさんだって、まるでハイヒールを履いてランウェイを歩くような気分で出勤している様子がダンス映像のコラージュとして挿入される。見た目とは違い、心の中はウキウキといった感じだ。

スケボーに乗って出勤、気分爽快!?


ナイスミドルなおじさんがハイヒール!?


「会議編」では「ワーク&ライフ」が充実している丸の内ビジネスマンは、仕事中も心が躍り、業務に夢中になっている様子を表す。例えばコピーをとりながら心はムーンウォークしていたり、会議中にも関わらずフラダンスのように腰をふる人がいたり、仕事を楽しんでいる様子を表している。

コピーしながらムーンウォーク!


おいおい、君たち、いまは会議中!!


そして仕事帰りの「アフター5編」。丸の内エリアには、仕事が終わった後に立ち寄れる商業施設がたくさんあることから、仕事が終わり気分も晴れて心躍りながら買い物を楽しんでいる様子。また、これから丸の内にできる未来の商業施設を楽しみに工事現場の人も街づくりに心を躍らせている様子を表現。外国からの旅行者も観光バスを降りると思わず踊ってしまうほど、丸の内という街にウキウキしている様子を表している。

外国からの旅行者も観光バスを降りると思わず踊ってしまう


そして最後のフラッシュモブのような100人のダンスへ。丸の内の見慣れた景色の中で100人の人々が踊る姿は圧巻。まだ映像を見ていない人がいたら、ぜひWeb動画をチェックしてみるといいだろう。

丸の内進化のコピーは“心がおどる、街づくりを。”


最後は丸の内エリアで実際に100人の人たちによるダンス!



■動画詳細
タイトル:『踊る丸の内』三菱地所Web限定スペシャルムービー
公開日:2018年3月9日(金)10:00
動画URL:https://youtu.be/_103q-o3NqA


■三菱地所が考える丸の内の「ワーク&ライフ」スタイル
ちなみに、現在の丸の内エリアがWeb動画のように街行く人々が踊っている街となっているわけではない点に注意。あくまでも、丸の内エリアで働く人たちが、「ワーク&ライフ」を満喫できるような街づくりを進めていくという三菱地所の想いが込められた動画である。

それじゃあ肝心の三菱地所は、これまでどう街づくりを進めてきたのか? こうした動きを紹介しよう。まず「世界一のインタラクションが活発な街」を目指し、同社は「新たな価値を創出し続けるオフィス」の実現に向けて今年の1月5日に本社を「大手町ビル」から「大手町パークビル」へと移転した。

この新本社では、社内外の多様な人材が自然に集まって繋がり、立場等に関係なくコミュニケーションを交わして、新たなアイディアが常に生まれ続ける「場」として機能させるとしている。

三菱地所新本社オフィスの様子


■仕事にも活用できるカフェテリア「SPARKLE(スパークル)」
また「ワークプレイス×食」のあり方を探るカフェテリア「SPARKLE(スパークル)」を新設し、社内外の様々な人が集い、ランチタイムのみならず1日中活用可能な新しいワークプレイスとしてのカフェテリアを新設。

新しいアイディアや一瞬のひらめきが「スパーク」して、オフィス内や街に広がっていく場にしたいという願いから「SPARKLE」と名付けられたという。

三菱地所がデベロッパーとして、これまで丸の内の街で行ってきた様々な「食」関連の取り組みと連携させるとともに、彩りや食材、栄養バランスに配慮した日替わりメニューを提供。

これにより社員の健康増進をサポートしつつ「食」がもたらすワークプレイスにおける新たな可能性について模索していく場としての活用を目指す。

多目的に利用できるカフェテリア「SPARKLE(スパークル)」


■先端ベンチャー向けコラボレーションオフィス「Global Business Hub Tokyo」
「Global Business Hub Tokyo」は、大手町フィナンシャルシティグランキューブに立地する、日本最大規模の海外成長企業や国内先端スタートアップ企業向けビジネス支援施設。2~20名用の家具付オフィスや最大200名規模のイベントスペース、会議室、共用ラウンジ等を完備する。

フロア内の「Community Lounge」は、フォンブース、ミーティングスペース、ワーキングスペース、コピー機、ドリンクなどが備えられたオフィス入居者専用の共用スペース。入居者同士のコミュニティづくりの場になっている。起業したての会社、人数の少ない会社などでも名刺の会社住所に丸の内の地番を堂々と印刷できるのもメリットだろう。

先端ベンチャー向けコラボレーションオフィス「Global Business Hub Tokyo」


■15周年・10周年を迎えた丸ビル・新丸ビルを中心にますます充実する商業施設
丸ビル・新丸ビルは、ついこの間新しくなったばかりと思っていた人も多いだろう。実は2017年に丸ビルは15周年を迎え、そして新丸ビルは10周年を迎えたのだという。

丸ビル・新丸ビル以降15年間で丸の内の商業店舗数は約280店舗から約870店舗と約3倍に増加。ビジネスパーソンのアフター5だけでなく、多くの人がショッピングや食事などのために訪れる街へと変化した。

■これからの「働く」を発信する「東京駅前常盤橋プロジェクト」
東京駅前日本橋口前にて開発中の「東京駅前常盤橋プロジェクト」(大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業)」。今年の2月20日に起工式を実施したA棟新築工事は2021年4月の竣工を予定している。

約8000人の就業者が見込まれるA棟では、時間や場所にとらわれない、これからの時代の「働く」を発信するシンボルタワーと位置づける。A棟では新たな価値が生み出される空間整備と、時間の価値と自由度を高めるICTサービスを本格導入するという。最新のハイテクオフィスビルというわけだ。

ICTサービスの導入にあたっては、同社の新本社オフィスを活用し「実証実験型」×「外部協業型」のプロセスをより一層強化して、「オープンイノベーション」を加速・推進していくとしている。わかりやすく言えば、今年移転した新本社オフィスで様々なICTサービスを実際に導入、“これは使える”と検証できたサービスを導入していく。

なお、高さ約390mのB棟の完成をもって同プロジェクトが全体開業する2027年度に向け、ビジネスや観光をはじめとした多様な機能を集積させ、世界中から人が集う東京の新たなシンボルとなる魅力あふれる街づくりの実現を目指す。

東京駅前日本橋口前にて開発中の「東京駅前常盤橋プロジェクト」(イメージ図)


これから10年で丸の内エリアが三菱地所の目指す「ワーク&ライフ」スタイルの街へと実際に進化していけるかは、プロジェクトが全体開業する2027年に判明するだろう。

『踊る丸の内』三菱地所Web限定スペシャルムービー
三菱地所

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