- 2018-2-6
- カルチャー
- 不定期連載“彼女と鉄道”しなの鉄道の観光列車「ろくもん」に彼女と乗ってきた はコメントを受け付けていません
昨年から始まった不定期連載「彼女と鉄道」。彼女と一緒に鉄道に乗りに行くとしたらどこに行くのがいいのか。またどのようなことで楽しんでもらえばよいのかを考える連載です。今回はしなの鉄道の観光列車「ろくもん」に乗ってきました。
ろくもんは115系の列車を改造して作られている1編成の電車で、通常の席とは異なり、間仕切りがしてあって個室のようになっている座席が用意されています。軽井沢から長野を走る「ろくもん1号」「ろくもん2号」のほか、軽井沢から戸倉を走る「ろくもん3号」、JR姨捨駅の夜景を楽しめる「姨捨ナイトクルーズ」などのコースが用意されており、定期的に運行されています。
このコースでは、洋食や和食が楽しめるもの、信州プレミアムワインが楽しめるものなど、食事付きのプランのほか、宿泊もセットになっているプランもあります。もちろん指定券を買うだけでも乗れます。
今回乗ってきたのはろくもん1号。地元銘店の洋食コース料理が楽しめるプランです。
ろくもん1号は10時40分に軽井沢駅を出発します。これに間に合うよう、東京駅8時44分発のはくたか555号に乗りました。「北陸新幹線って、実は乗るの初めて!」。ちょっとテンションが高い彼女。新しい路線に乗るって、楽しいものですもんね。
軽井沢駅には9時49分に着きました。まだ時間の余裕がありますね。ろくもんに乗車するお客さんのためのラウンジが、しなの鉄道の軽井沢駅舎に用意されています。コーヒーを1杯タダで飲めるので、コーヒーをもらったらラウンジへ。ちなみに土足厳禁です。
ラウンジには格調のある椅子やソファーのほか、壁には絵画なども掛けられていて、ちょっと高級な感じ。行ったのが12月だったので、テーブルにはクリスマスツリーが飾られていました。
さてそろそろ出発の時間が迫ってきました。列車の方に行ってみましょうか。えんじ色に塗られたろくもんが駅にいました。まずはその顔と一緒に記念撮影です。
列車のサイドに回ってみました。ろくもんのマークが描かれています。「これ、ひっくり返すと何かに似てない?」。えーとそれは、ここでは言えません……。
予約してある座席に案内されました。テーブルに向かってお互いが向き合う形で座ります。そして障子で通路とへだたれていました。これを閉じてしまうと個室になります。「なんか、特別な感じだね!」。彼女と2人っきりで過ごすスペースとしてはちょうどいい感じです。
まずはドリンクを選びます。私はビール、彼女はソフトドリンクを選びました。でてきたのは地ビールと、地元で作られたブルーベリー、紅玉りんご、ふじりんごのジュースでした。
席には手書きのメニューが。これからのコース料理の内容が書かれています。絵を見ているだけで楽しい感じ。「イラストがとってもかわいいね!」。先付けの「きのこの洋風茶碗蒸し えのき茸のチップス」が来ました。「わー、おいしい!」。
ろくもんは途中、いろいろな駅に止まりながら進みます。駅の旅に地元の方がもてなしてくれるのがうれしいところ。地の物も売っているので、お土産に買ってもいいですね。ろくもんの車内でも販売していますよ。
メインの肉料理が出されました。「やっぱりここはインスタ映えだ!」。写真を撮る彼女。「でもほんとにどれもおいしいよね~!」。満足していただけましたか?
13時5分に終点の長野へ着きました。2時間半弱でしたがあっという間な感じ。「楽しかった~!」。ごはんもおいしかったしよかったですね。今度は温泉付きの1泊コースで行ってみたいかな。
さてまだお昼過ぎで時間がありますね。もう少しどこかに出かけてみましょうか。
モデル:咲坂柚衣
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