- 2024-3-29
- ITビジネス
- オールインワンのPOSレジ端末「Square レジスター」が登場!Square 新製品発表会 はコメントを受け付けていません
Squareは、ビジネスに必要な機能を兼ね備えたSquareのハイエンドモデル、オールインワンのPOSレジ端末「Square レジスター」の一般販売を2024年3月21日より開始した。
販売に先立ち、同日、報道関係者向けの新製品発表会が実施された。発表会では、同社ハードウェア責任者 マイケル・マクレナン氏から新製品の概要、同社ハードウェア プロダクトマーケティングマネージャー 横山 潤氏から新製品の特徴について説明があった。また、トークセッションでは、池袋と渋谷にロースターカフェ「WAVY COFFEE ROASTERS」を運営するWCRジャパン合同会社 CEO 上原彰哲氏が新製品の使い勝手を紹介した。
■すべてのビジネス取引をサポートする完全統合型POSシステム
発表会は、主催者を代表して、Square ハードウェア責任者 マイケル・マクレナン氏の挨拶から始まった。同氏はカナダのオンタリオ州キングシティで生まれ育ち、トロント大学の工学プログラムを卒業。以前は、ベイン・アンド・カンパニーでさまざまなテクノロジー企業の製品戦略に取り組んでいた。現在はSquareのハードウェアチームを率いており、ハードウェアチームに8年以上在籍している。
最初に、Squareが日本で歩んできた10年間を振り返った。同社は2013年、スマートフォンさえあれば誰でもカード決済が可能になる、当時としては業界最低水準の決済手数料を実現した小型の白いリーダーを発表し、POSレジのサービスをスタートした。翌2014年には、Square POS(ソフトウェア)を導入し、店舗側がiPadをPOSシステムに変えられるようになった。2019年には、第1世代のSquareスタンドとSquareリーダー、2021年にはSquareターミナルといった、様々な象徴的なハードウェアを発表してきた。
同社は一貫してシンプルで洗練されたデザインに統合された決済、POSレジのソリューションを提供してきた。昨年2023年、Tap to Pay on Androidのような最先端のソリューションを市場へいち早く展開。店舗がスマホで直接支払いを処理できるようになった。
今回発表されたSquare レジスターは、使いやすいインターフェイスで、すべてのビジネス取引をサポートする完全統合型POSシステムだ。決済・ソフトウェア、ハードウェアが一体となった、日本では比較的新しいコンセプトの製品となる。各決済方法(QR、カード、電子マネーなど)専用の端末やPOS専用のハードウェアを別途用意することがなく、これ1台ですべてをカバーすることができる。
Square レジスターは2つのタッチスクリーンを搭載しているので、素早く決済することができ、販売側とお客さま側の双方にメリットがある。さらに販売側は、店頭のPOSでの販売とオンラインの注文管理を1つのデバイスに統合でき、シームレスに連携させることが可能だ。Square ショップで2024年3月21日より発売され、主要小売店でも発売を予定している。
なお、同日より1ヶ月間限定で、30% OFFの5万9,480円(税込)で販売される。
Square ハードウェア責任者 マイケル・マクレナン氏が語る!「Square レジスター」の魅力
YouTube:https://youtu.be/R_QzMXhCC5U
■お店が忙しい時間帯の効率化につながる
引き続き、Square ハードウェア プロダクトマーケティングマネージャー 横山 潤氏より、新製品のデモンストレーションがあった。横山氏は、慶應義塾大学経済学部卒、INSEAD(欧州経営大学院)MBA。グーグル、 ボストン・コンサルティング・グループを経て2022年にハードウェアのプロダクトマーケティングマネージャーとしてSquareへ入社し、現在に至る。
Square レジスターは、ワクワク感と簡単セットアップを意識して、パッケージングにこだわっている。サステナビリティを意識して、紙でのパッケージングにこだわった。セットアップは実機を取り出し、2本のケーブルを繋げるだけの手軽さだ。これ一台でタッチ決済を含む各種カードや電子マネー、そしてPayPayを含むあらゆる種類の支払いに対応している。
内蔵されているSquare POSレジは、在庫管理、リアルタイムでの売上分析機能を備えたダッシュボード、従業員の管理など、店舗運営を効率的に管理できる機能を提供する。販売側、お客さま側の両方に応答性の高いディスプレイが搭載されている。販売者がお客さまのカードを預かることなく、スムーズかつ迅速に決済を完了できるため、お店が忙しい時間帯の効率化につながる。売上金は、早ければ翌日には銀行口座に振り込まれる。
お客さま側のディスプレイによって、ドリンクやスイーツのカスタマイズ内容の確認やQRコード貼り替えなどの犯罪防止策を含め、支払いを安心して完了できる。請求書も発行可能だ。また、多言語対応であるため、英語が話せないスタッフがいても、英語表示に切り替えれば、お客さま側で決済を進めてもらうことができる。
Square ハードウェア プロダクトマーケティングマネージャー 横山 潤氏が語る!「Square レジスター」の特徴
YouTube:https://youtu.be/p1few6FwbVs
■お客様とのコミュニケーションが増えて嬉しい
トークセッションでは、池袋と渋谷にロースターカフェ「WAVY COFFEE ROASTERS」を運営するWCRジャパン合同会社 CEO 上原彰哲氏が登場した。上原氏は国際的なコーヒー鑑定士Q Arabica Graderの資格を持ち、コーヒー豆の評価だけでなく、農園と一緒にイノベーティブなバイオマスを作り、日本に輸入して紹介している。MCは、Square 広報 佐藤仁美氏が務めた。
上原氏は海外への出張もあるため、海外でも店舗の売上を確認できるSquareのシステムは、マーケティング的にも有利だという。コーヒー豆は事前に用意する必要があるため、店舗のスタッフとネットでやり取りできる点が非常に役に立っているとのこと。今回、Square レジスターの試験運用に協力した。セットアップが簡単なうえ、使い勝手がよく、スタッフも迷うことなく使えたという。またSquare レジスターを通して同業者とも繋がり、会話が弾んだ。
「以前はお客様に入力した内容を確認していただくため、画面をまわして確認していただきました。お客様とコミュニケーションをとりながら確認することができるので、ミスを減らすことができました。それ以降の決済も、Suicaやクレジットカードなど、お客様に選択いただいて、そのままIDやパスワードを入力していただけるので、スタッフのオペレーションを削減することができました。」と、上原氏はオーダーミスや決済ミスを減らせることを強調した。
上原氏はSquareターミナルも使用しているが、Square レジスターが一番使いやすいとのこと。何よりも、お客様とのコミュニケーション時間が増えたことが非常に嬉しいという。
1ヶ月間限定の59,480円(税込)について上原氏は、「正直、昨日その価格を聞いて驚きました。機能面で考えると、SquareスタンドにiPadを取り付けただけでも8~9万円はすると思っていました。それに匹敵する、あるいはそれよりも安い価格で、これだけの機能が備わり、さらにカスタマーディスプレイが付加されると、時間を節約できるだけでなく、スタッフのトレーニングも減らせるため、価値ある投資だと思います。」と語った。
上原氏のビジネスでは、コーヒーを通じて様々なメッセージを伝えている。今後も様々なコーヒー豆を紹介したり、新しい店舗をオープンしたり、異業種とのコラボレーションを計画しているという。
Square レジスターは、オールインワンのPOSレジ端末だ。オーダーミスや決済ミスに悩む経営者にとって、このレジスターの導入はミスを減らし、お客様とのコミュニケーション時間を増やすことができる。期間限定 5万9,480円(税込)という特別価格も魅力的なので、興味を持った経営者は、この機会に導入を検討してみては如何だろうか。
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