- 2024-3-29
- ITビジネス
- 大阪・関西万博「Co-Design Challenge」公式ロゴマークが決定!未来社会の実現にチャレンジする動画「これからの日本のくらしをつくる挑戦」 はコメントを受け付けていません
公益社団法人 2025年日本国際博覧会協会は、 2024年3月14日、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)を契機に、様々な「これからの日本のくらし(まち)」を改めて考え、多彩なプレイヤーとの共創により新たなモノを万博で実現する「Co-Design Challenge」プログラム(以下、「CDC」)の公式ロゴマークを決定し、また、CDCに選定された事業者のプロダクトにかける情熱や新たな挑戦に焦点をあてた動画を公開した。
本動画では、「ひと」にフォーカスし、彼らの挑戦のリアルな姿を伝える内容となっている。さらに、事業者へのインタビューを通じ、これからの日本のくらしをつくる夢と挑戦の物語を紹介したインタビュー記事もCDC特設ページにて公開している。
なお、一部は後日公開予定。これからの日本のくらしをつくるため、夢を抱き、挑み続ける人たちの想いに注目だ。
■大阪・関西万博「Co-Design Challenge」プログラム公式ロゴマーク策定
同協会は、「Co-Design Challenge」プログラムの取り組みをより多くの人に知ってもらうことを目的に、公式ロゴマークを決定した。
「Co-Design Challenge」プログラムは、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)を契機に、様々な「これからの日本のくらし(まち)」 を改めて考え、多彩なプレイヤーとの共創により新たなモノを万博で実現するプログラム。大阪・関西万博という機会を活用いただき、物品やサービスを新たに開発することを通じて、現在の社会課題の解決や万博が目指す未来社会の実現を目指している。
「Co-Design Challenge」プログラムの頭文字を〇△□の三つのシンプルな図形で表現している。これらは「Co-Design Challenge」プログラムの核心的な価値観である「共創」を視覚的に表現している。〇は「無限の可能性と人々の結びつき」を、△は「技術的進歩と向上心」を、□は「安定と持続可能な基盤」を表している。これらの要素をくみあわせることで、プログラムコンセプトである「これからの日本のくらし(まち)をつくる」にこめられた想いを可視化している。
今後、この公式ロゴマークを当協会及び関係者からの「Co-Design Challenge」プログラムに関する情報発信などに活用し、「Co-Design Challenge」プログラムから生まれる物品やサービスをより広く周知するとともに、本プログラムが未来社会にもたらす価値を訴求していく。
■動画『これからの日本のくらしをつくる挑戦』が公開
本動画では、プロジェクトに選定された各事業の進捗を、挑戦し続ける人たちに焦点をあて、一つの「プロジェクト」として紹介し個別事業の理解を深める。事業やプロダクトの紹介のみならず、事業担当者へのインタビューを通じ、CDCに参加した背景や開発で苦労をした点、プロダクトにかける想いを語る。大阪・関西万博を契機に夢や想いを追いかける人たちのリアルな声をお届けし、彼らの挑戦を視聴者が共感できる内容となっている。それぞれの事業者が自らのビジョンに向かって未来を切り拓く姿に注目だ。
・CDC特設サイト: https://www.expo2025.or.jp/co-creation-index/co-design-challenge/
名称: 『これからの日本のくらしをつくる挑戦』
公開日:3月14日
動画は大阪・関西万博公式YouTubeでも配信中です。
YouTube: https://youtu.be/ioXHEMfsdi8
■事業者動画コメント(一部抜粋)
エイチ・ツー・オー・リテイリング 経営企画室 西田哲也さん
【想うベンチーいのちの循環ー】
大阪府の木材を使ってベンチを万博会場に提供します。
(今は)特設サイトを作っています。
地域の方々にもライターになってもらい
それをアップできるようにしたいです。
エースジャパン 代表取締役 判藤慶太さん
【これからの「未利用間伐材を活用したベンチ」】
ベンチというアイテムで世界各国の方に、環境問題に対して
世界で取りくんでいくことができるきっかけにならないかな
という期待をこめた万博の開催にしたい。
カラーループCEO 内丸もと子さん
【ー廃棄繊維を色で分けてアップサイクルー
サーキュラーエコノミーに繋がるこれからの“ベンチ”をデザインする】
リサイクルだから使ってもらうとかではなく、
(廃棄衣料が)こんな素敵なもの(ベンチ)にも
なるんだなっていうことを皆さんに知っていただく
きっかけになるといいなと思っています。
甲子化学工業 企画開発部 南原徹也さん
【ごみから作るサステナブルなヘルメット】
万博の場を通じて世界に廃棄物を活用して
こんなに素敵なもの(ヘルメット)が作れるんだよ
ということを広めたい。
コクヨ ワークプレイス事業本部 酒井宏史さん
【国産材、地域材活用のための木製ベンチ】
ベンチから地元や森を感じ取ってほしい。
万博という機会を通して世界と地域がつながる場に
なるといいなと思います。
象印マホービン 新事業開発室 岩本雄平さん
【これからのマイボトルの使い方をデザインする
マイボトルで飲料提供するための洗浄機の提案】
洗浄機って主役になることはないと思っているんですね。
その次に新しいものを飲むということに楽しさを
もってもらえたらいいのかなと思っています。
W TOKYO ソリューション事業部 淺川万葉さん
【サーキュラーバイオトイレで世界中の新しい水をデザインする】
多目的お手洗いを一つ設置させていただくのですが、
装置が大きいのでそれをどのようにコンパクト化して
展開していけるかが課題です。
テラサイクルジャパン 代表 エリック・カワバタさん
【これからのごみ箱(資源回収箱)をデザインする】
海外からいらっしゃる方に日本中のみんなで力をあわせて
「資源循環を実現できました」ということを見せたいと思います。
日本非常食推進機構 理事長 古谷賢治さん
【サスティナブルストックプランー持続可能な防災備蓄計画と
多様な連携による防災備蓄食の廃棄ゼロへー】
防災備蓄の有効活用の部分が不透明な部分が非常に多く
防災計画自体の見直しを考えていく必要があると思っています。
日立造船 環境事業本部 小倉舞さん
【資源循環に貢献したくなるスマート回収箱とスマートフォンアプリ】
ごみではなく資源としてとらえて、
資源が循環する様子を見ていただき、行動変容につなげたいです。
丸紅 パッケージ事業本部 簗瀬啓太さん
【循環型食器「edish」】
環境にいいだけじゃなくて、食器洗いもしなくてよくなる、
便利な面も感じてもらって海外で広がればいいなと思います。
吉野と暮らす会 辻󠄀健太郎さん
【持続可能である木の暮らし、
その循環の中に存在する、吉野材のベンチ】
その美しい木材ができるまでにどれだけの人が関わっているかという
ストーリーを伝えることができたらいいなと思います。
<各事業者インタビュー記事を公開>
公開日:2月27日から順次公開。
インタビュー記事は大阪・関西万博CDC特設サイトで公開中。
URL: https://www.expo2025.or.jp/cdc-report/
〇記事の見どころ<「Co-Design Challenge」が、挑戦者たちの物語を通じて共感を呼ぶ>
選定企業へ取材・撮影を行い、Co-Design Challengeの特設サイトに順次公開している。本記事は事業者の「ひと」に焦点を当て、プロダクトにかける情熱や挑戦にスポットをあてた内容で、彼らの挑戦のリアルな姿をより詳細に伝え、事業者の今を知ることができる。挑戦の軌跡を追いかけた記事だ。
■選定事業者
想うベンチーいのちの循環ー
代表企業・団体:エイチ・ツー・オーリテイリング株式会社(大阪府大阪市)
協力企業・団体:一般財団法人大阪府みどり公社、株式会社スークカンパニー
大阪産木材を使い、地域住民と一緒にベンチを製作します。
地域住民の方々にその木がどこで育ち誰が携わりどのようにベンチになるのかを知ってもらうことにより、地域や自然そして万博がより身近なものとなり愛着が湧くことを目指します.
「府民全体でつくるプロジェクトに」大阪発小売業万博後の未来に”恩送り”
Vol.1https://www.expo2025.or.jp/cdc-report/report-20240308-05/
Vol.2 https://www.expo2025.or.jp/cdc-report/report-20240308-06/
これからの「未利用間伐材を活用したベンチ」
代表企業・団体:エースジャパン株式会社(京都府相楽郡)
協力企業・団体:ダブルクラッチ株式会社、株式会社Fortmarei
国内の森林地における間伐処理等でこれまで使われずに捨てられることの多かった枝葉樹皮等を活用したオリジナルベンチを提案します
「アイデアと信念で環境課題に切り込む」京都発ベンチャー万博から世界へ
Vol.1https://www.expo2025.or.jp/cdc-report/report-20240307-01/
Vol.2 https://www.expo2025.or.jp/cdc-report/report-20240307-02/
ー廃棄繊維を色で分けてアップサイクルー
サーキュラーエコノミーに繋がるこれからの“ベンチ”をデザインする
代表企業・団体:株式会社colourloop(京都市下京区)
協力企業・団体:株式会社アボード、ナカノ株式会社
世界的課題である廃棄繊維を日本初の新しいリサイクルの形“ColorRecycleSystem”を使ってアップサイクルし魅力的なベンチを作ることによってより豊かで楽しい循環型社会の在り方を示します。
「古着や古布からベンチをつくる」色が決め手廃棄繊維をアップサイクル
Vol.1https://www.expo2025.or.jp/cdc-report/report-20240307-03/
Vol.2 https://www.expo2025.or.jp/cdc-report/report-20240307-04/
ごみから作るサステナブルなヘルメット
代表企業・団体:甲子化学工業株式会社(大阪府大阪市)
地方の課題をエコ素材で解決するというテーマに対し日本各地に散らばる企業のアイディアや技術を生かすことで解決を目指しています。
「ホタテの貝殻が防災ヘルメットに」モノづくりの楽しさで課題解決に挑む
Vol.1https://www.expo2025.or.jp/cdc-report/report-20240313-01
Vol.2 https://www.expo2025.or.jp/cdc-report/report-20240313-02
国産材、地域材活用のための木製ベンチ
代表企業・団体:コクヨ株式会社(大阪府大阪市)
協力企業・団体:VUILD株式会社
全国の国産材、地域材を活用した木製ベンチを制作し万博会場に設置します。
「万博で『木育』の輪を広げる」老舗文具メーカー変革の試金石に
Vol.1https://www.expo2025.or.jp/cdc-report/report-20240227-01/
Vol.2https://www.expo2025.or.jp/cdc-report/report-20240227-02/
これからのマイボトルの使い方をデザインするマイボトルで飲料提供するための洗浄機の提案
代表企業・団体:象印マホービン株式会社(大阪府大阪市)
協力企業・団体:株式会社スタッフ、株式会社中農製作所
持続可能な未来社会に向けてステンレスボトルなどのマイボトルでの飲料提供を一般化させるため簡単にマイボトルを洗える洗浄機を開発します。
「マイボトルがつくるサステナブルな未来」魔法瓶メーカー次の100年を描く
Vol.1https://www.expo2025.or.jp/cdc-report/report-20240312-01
Vol.2 https://www.expo2025.or.jp/cdc-report/report-20240312-02
サーキュラーバイオトイレで世界中の新しい水をデザインする
代表企業・団体:株式会社W TOKYO(東京都渋谷区)
サーキュラーバイオトイレをサステナビリティの象徴としてデザイン設計、
機能拡充し、大阪・関西万博を契機に世界に向けて発信致します。
「TGCの発信力で地域の技術を世界に」水問題解決の突破口バイオトイレ
Vol.1https://www.expo2025.or.jp/cdc-report/report-20240312-03
Vol.2 https://www.expo2025.or.jp/cdc-report/report-20240312-04
これからのごみ箱(資源回収箱)をデザインする
代表企業・団体:テラサイクルジャパン合同会社(神奈川県横浜市)
協力企業・団体:イオン株式会社、P&Gジャパン合同会社
日本全国で広く利用されている店舗や施設等で日用品のプラスチック空き容器を回収し、それを再利用して、大阪・関西万博の会場内に設置する資源回収のためのごみ箱にマテリアルリサイクルします。
「使い捨てをなくすこれからのごみ箱」誰もが主役のリサイクルプログラム
Vol.1https://www.expo2025.or.jp/cdc-report/report-20240308-01/
Vol.2 https://www.expo2025.or.jp/cdc-report/report-20240308-02/
サスティナブルストックプラン
ー持続可能な防災備蓄計画と多様な連携による防災備蓄食の廃棄ゼロへー
代表企業・団体:公益社団法人日本非常食推進機構(三重県四日市市)
協力企業・団体:株式会社シルバーフードサービス
本取り組みは、賞味期限が迫る防災備蓄食品を有効的に活用できる「食品ロスゼロ備蓄」であり、安心安全な「低コスト備蓄」を今後、一般化させるためのチャレンジです。
資源循環に貢献したくなるスマート回収箱とスマートフォンアプリ
代表企業・団体:日立造船株式会社(大阪府大阪市)
協力企業・団体:大栄環境株式会社、株式会社大栄環境総研
資源を循環することの重要性・必要性をスマートフォンアプリを通じて容易に認識できるようにします。その効果として、例えば使用後の循環可能な資源を正しくスマート回収箱に捨てるような、来場者への行動変容を促すことに繋げます。
「資源循環で新しい道を切り拓く」スマート回収箱とアプリで分別意識促す
Vol.1https://www.expo2025.or.jp/cdc-report/report-20240308-03/
Vol.2 https://www.expo2025.or.jp/cdc-report/report-20240308-04/
(提供:2025年日本国際博覧会協会)
循環型食器「edish」
代表企業・団体:丸紅株式会社(東京都千代田区)
協力企業・団体:プラス産業株式会社
edishはこれまでほとんど用途がなかった食物の皮等の食品廃材を、独自の技術で食器にアップサイクルしたものです。万博における飲食の場でご使用いただき、さらに使用後は回収し、万博で発生する生ごみとともに堆肥化して土壌改良剤として使いそれらを野菜や花として2回目のアップサイクルができることを目指します。
「何度でも生まれ変わる循環型食器」一人の社員のひらめきが開発につながる
Vol.1https://www.expo2025.or.jp/cdc-report/report-20240229-01/
Vol.2https://www.expo2025.or.jp/cdc-report/report-20240229-02/
持続可能である木の暮らし、その循環の中に存在する、吉野材のベンチ
代表企業・団体:一般社団法人吉野と暮らす会(奈良県吉野郡)
協力企業・団体:有限会社グリーンフォレストエンタープライズ
株式会社丸商店、一般社団法人夢洲新産業・都市創造機構 吉野中央木材株式会社
モニュメントで乾燥された木材は「持続可能である木の暮らしその循環を象徴するもの」としてベンチなどの家具となり、そのストーリーを多くの人々に伝えていきます。
「伝えたいのは木の循環のストーリー」奈良・吉野の後継者たち次世代に向けて
Vol.1https://www.expo2025.or.jp/cdc-report/report-20240305-01/
Vol.2 https://www.expo2025.or.jp/cdc-report/report-20240305-02/
■2025年大阪・関西万博
2025年4月13日から10月13日にかけて開催される2025年大阪・関西万博のテーマは、「いのち輝く未来社会のデザイン(Designing Future Society for Our Lives)」。「いのちを救う(Saving Lives)」「いのちに力を与える(Empowering Lives)」「いのちをつなぐ(Connecting Lives)」という3つのサブテーマが掲げられている。2025年大阪・関西万博は、人工知能、エネルギー、交通、都市開発などの分野における最新の進歩とテクノロジーに焦点を置き、すべての個人のための持続可能な社会を構築する、というコンセプトを中心に据えている。また、万博はすべての人にとってよりよい未来を創造するための⽂化的理解と多様性の重要性を強調している。
■EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト
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