今や不動産投資はビジネスパーソンの定番へ！調査結果をインヴァランスが発表

2015-7-30
ITビジネス
インヴァランス, 不動産投資
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不動産経営や投資のプロフェッショナル集団であるインヴァランスは、2020年に東京オリンピックが決定し、改めて東京の不動産へ投資家たちの注目が集まっていることを受け、「不動産投資に関する実態調査」を実施した。この調査は、2015年7月9日（木）から7月13日（月）までの期間、調査会社によりインターネットアンケートを使って実施した。対象となったのは全国の不動産投資に関心のある社会人の男女600名である。

■不動産投資の基本情報
不動産投資に興味を持つ年齢は男女ともに平均すると34歳、投資対象として関心を持っている物件は半数以上が「ワンルームマンション」と回答。そして不動産投資に対して回答者全体の約9割以上が「安定志向」であることが明らかになった。さらにもう少し基本情報を見てみよう。

・男女の差
不動産投資の魅力は男女ともに4割以上が「老後の年金の代わりとして」と回答。特に男性約3割に比べ、女性は5割以上と、女性の方が男性に対し約1.7倍もしっかりものであり、不動産投資を老後のための私的年金として期待していることがわかる結果になった。

・不動産投資と収入の関係
不動産投資に関心のある人の年収は、4割以上が400万以下となっており、意外にも1000万以上の層は1割にも満たないことが判明した。年間で使えるお金が限られる層ほど、高収入層以上に将来をしっかりと見据えている人が多いということなのだろう。

・都内最新注目エリアは江東区
東京23区で今注目のエリアランキングでは、1位は「江東区」2位は同列で「千代田区」「新宿区」という結果に。江東区を選んだ理由は「オリンピック開催地に近い」など。

それでは、上記の調査結果の概要について掘り下げてみたい。

■不動産投資に興味を持つ年齢は男女ともに平均34歳、
先述したように不動産投資の対象として興味を持つ物件は、半数以上が「ワンルームマンション」と回答。また、不動産投資に対して全体の約9割以上が「安定志向」である。不動産投資に関心のある社会人の男女に対し、「不動産投資に関心を持ったのは何歳のときですか。」と質問したところ、平均して、34.6歳であることが明らかになった。

また、「不動産投資に関する考え方」を質問したところ、「ハイリスク・ハイリターン」と回答した人が1割にも満たず、9割以上が不動産投資に対して、リスクの少ない安定志向であるという結果が導き出された。

■4割以上が「老後の年金の代わりとして」
不動産投資に関心のある社会人に対し、「不動産投資の、どのようなところに関心を持ちましたか」と質問したところ、全体の42.7％が、「老後の収入として年金の代わりになる」と回答する結果となった。

また、男女別に見ると、男性で「老後の収入として年金の代わりになる」と回答したのは32.0％なのに対し、女性は53.3％という結果となり、晩婚化や平均寿命の伸びによる “おひとりさま女性”が増加している昨今、女性の方が、男性の約1.7倍も、不動産投資を私的年金として期待しているという実情が垣間見える。女性のほうが“しっかりしている”点は、現在でも通用するようだ。

■不動産投資に関心のある人の年収は4割以上が400万円以下
不動産投資に関心のある社会人に、副収入を合わせた個人年収を質問したところ「約400万円以下」と回答した層が4割以上と最も多い層となった。そして意外にも1000万円以上の層は1割以下という結果になった。「富裕層が行う、リスクが大きい投資」というイメージがあった不動産投資だったが、時代が変わり現在は「若い世代から、将来を考えて安定的に行う投資」へ変化してきているわけだ。

■東京23区で今注目のエリアは江東区
「東京23区の中で今注目しているエリアはありますか」という質問で第1位は江東区、2位は同列で千代田区、新宿区という結果。1位の江東区と回答した人の中では「オリンピックの開催地に近いから」や、「オリンピック関連で盛り上がっているから」など、オリンピック関連の理由が多く見られた。東京オリンピックによって江東区全体がさらに活性化する期待が持てる。