LINE株式会社は、同社が運営する無料通話・無料メールスマートフォンアプリ「LINE」(ライン)において、iPad版を全世界で提供開始した。
ITアドバイザリ企業である米ガートナーの調べによると、2013年の全世界タブレット出荷台数は2億台に迫り、そのうちの36%である7000万台以上をAppleのiPadが占めるという。LINEでは、2012年3月よりPC版LINEを提供してきたが、普及を続けているiPadに対応することで、さらなるマルチデバイスげの利用を可能にし、幅広い利用シーンでの活用を目指す。
※出典:Gartner “Market Share: Ultramobiles by Region, OS and Form Factor,4Q13 and 2013.”
今回提供を開始するiPad版では、デバイスに最適化されたデザインを採用、iPad特有の大きな画面とソフトウェアキーボードを使ってのコミュニケーションが可能になっている。iPadでWebブラウジングや動画視聴を楽しんでいる最中、仕事場や出先でiPadを使用しての作業中も、デバイスを切り替える必要なしに、気軽にLINEを利用できる。
また、ストレスなく複数の端末でLINEを利用することができ、自宅ではiPad版、外出時はスマートフォン版など、用途に合わせた使い分けが可能だ。
このiPad版LINEは、スマートフォン版のサブデバイスとして位置づけられており、スマートフォン版で登録したメールアドレスとパスワードを入力するだけで、友達リストや購入したスタンプもそのままにiPad版LINEで利用できる。
ただ、iPad版LINEでの新規アカウント登録はできないこと。また、現時点では音声通話・ビデオ通話には非対応となっており、メール機能のみの提供となっている点に注意。
■iPad版LINE概要
対応端末:iPad(iOS7以上)
対応言語:日本語、英語、韓国語、中国語(簡体字、繁体字)、トルコ語、ベトナム語、ロシア語、フランス語、マレーシア語、インドネシア語、タイ語、ポルトガル語、ブラジルポルトガル語、スペイン語、イタリア語、ドイツ語
サービス地域:グローバル
価格:無料
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