写真や書類をAIが整理!家庭用ストレージ「MeCloud」の実力【IVS2026】

  • 2026-9-3
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スマートフォンやPC、クラウドサービスに散らばった家族の写真や書類を、自宅のストレージに集約してAIで活用する――。IVS2026に出展した株式会社Initial Sは、最大32TBの容量とAIアシスタント「くらちゃん」を備えたホームAIストレージ「MeCloud」を披露した。「AIのラストワンマイルを家庭まで届ける」という同社の構想と、家族のデータ管理を変える新たな可能性に迫る。

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同社が開発するMeCloudは、クラウドに依存せず、自宅でデータを管理・活用できるホームAIストレージだ。担当者は「AIのラストワンマイルを家庭まで届けたい」と語り、日本の家族が安心してAIを活用できる環境づくりを目指しているという。

■32TBの大容量ストレージで、散らばったデータを「自宅のAI」に集約
MeCloudが掲げるコンセプトは、スマートフォンやPC、クラウドサービスなどに散らばったデータを1か所に集約し、AIを使って誰でも簡単に活用できるようにすることだ。

本体はコンパクトなホームサーバー型デバイスで、512GBから最大32TBまでのストレージ容量を選択できる。写真や動画、書類などの大量のデータを家庭内に保存しながら、スマートフォンやPCからクラウドサービスのような感覚で利用できる。

本体にディスプレイは搭載されておらず、自宅のネットワークに接続して利用する。外出先からも専用アプリを通じてアクセスできるほか、外付けストレージへのバックアップにも対応する。

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MeCloudには、AIアシスタント「くらちゃん」が搭載されている。LINEなどのメッセージアプリから自然な言葉で話しかけるだけで、保存した写真や書類を検索したり、内容を整理・要約したりできる点が特徴だ。

担当者によれば、AIが写真に写っている人物や場所、物体などを認識するため、「花の写真を探して」といった自然な言葉でも目的の画像を検索できる。また、同じ場所で撮影した大量の写真からベストショットを提案したり、重複した写真や不要と思われる写真を整理したりする機能も開発しているという。

さらに現在は、日常生活を支援するAI秘書機能も開発中だ。運動会の案内プリントや名刺などをスマートフォンで撮影して保存すると、AIが内容を解析し、スケジュールへの登録や情報の整理などを自動で支援する構想だという。

家族での利用も想定しており、1台のMeCloudを複数のユーザーで利用できる。それぞれのデータ領域は分離される一方、共有フォルダーを使えば、家族間で写真や動画を共有することが可能だ。担当者は「離れて暮らす祖父母とも、日常の思い出を気軽に共有できる世界をつくりたい」と話していた。

■Makuakeで3,400万円超の応援購入、AIプラットフォームとして進化
MeCloudは、応援購入サービス「Makuake」で約3,428万円を集め、目標金額を大きく上回った。支援者への発送を順次進めながら、ユーザーやメディアから寄せられたフィードバックを取り入れ、製品の改善を続けていく予定だ。

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今後はAIエージェントの機能強化やAIアプリケーションの拡充を進め、家庭向けAIプラットフォームとして発展させていく考えだという。

mykura(マイクラ)

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新井 一
東洋経済新報社
2025-02-19

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