- 2026-2-18
- デジタル家電
- 吸引3万Pa&AI強化!エコバックスの新型ロボット掃除機「DEEBOT T90」登場 はコメントを受け付けていません
エコバックスジャパン株式会社は2月12日、メディア向け新製品体験会を開催。空間認識AIと強力な吸引・水拭き性能を備えた新モデル「DEEBOT T90ファミリー」を発表した。体験会当日は、日本におけるロボット掃除機市場の動向や、エコバックスの販売戦略について、エコバックス・ロボティクス アジア太平洋地域統括責任者 CHRIS MA 氏より説明するとともに、フラッグシップ級の性能と価格のバランスを両立した新モデルとして「DEEBOT T90 ファミリー」が披露された。
■屋内から屋外へ拡大するエコバックスのロボット戦略
アジア太平洋地域統括責任者のCHRIS MA氏は「1998年の創業以来、27年以上にわたり社会とともに成長してきた」と語り、サービスロボット分野で包括的な製品展開を行っていると説明。ロボット掃除機「DEEBOT」は累計出荷台数で世界最大規模を達成し、窓拭きロボット「WINBOT」も世界No.1ブランドだという。さらに屋外向け芝刈りロボット「GOAT」や、年内発売予定のプール清掃ロボット「ALTER MARINE」を紹介し、屋内から屋外まで領域を拡大していると強調した。
また「世界3,800万世帯以上に導入され、1世帯あたり月60時間を節約している」と実績を示し、家庭環境の深い理解と「Space(空間)・Setting(環境)・Service(タスク実行)」の3Sを軸にAI技術を進化させていると説明。「私たちの考え方が製品を形づくり、その製品が業界を形づくる」と述べ、ブランド理念「Created for ease」のもと、より快適な生活体験の創出を目指す姿勢を示した。
■日本市場での歩みと次なる成長戦略
エコバックスジャパン 代表取締役社長 梅田永智氏は、日本法人設立からの歩みと技術進化について説明。「2014年の設立以来、日本の住環境に合わせて60機種以上を投入してきた」と振り返った。
技術面では、初期のランダム走行から、LDSライダーによる高精度マッピング、カメラ搭載による物体認識へと進化してきたと紹介。さらに音声アシスタントやAIエージェントとの融合により、「ロボットは単なる掃除機ではなく、生活パートナーへと進化している」と語った。
日本市場での累計清掃時間は1,200万時間以上に上ると試算。年間清掃面積は床掃除で東京ドーム約2万6千個分、窓拭きではエスコンフィールド北海道のガラスホール約130個分に相当するという。また、国内修理センターの設置や最大2年間保証などサポート体制も強化。「製品を売って終わりではなく、長く寄り添うことが私たちのコミットメント」と強調した。
日本のロボット掃除機市場は2034年に25.4億ドル規模へ成長すると予測されていて、共働き世帯の増加や高齢化、タイムパフォーマンス志向の高まりが背景にある。梅田氏は「ロボット掃除機は家庭のインフラになりつつある」と述べ、今後の市場拡大への期待を伝えた。
■吸引・水拭き・走行性能を強化した最新モデル「DEEBOT T90ファミリー」
エコバックスジャパン株式会社 オペレーションマネージャーの向井はなこ氏が、新製品「DEEBOT T90ファミリー」について説明した。
本製品は、フラッグシップ級の性能と価格のバランスを両立した新モデルとして、業界屈指の吸引力と自律型AIによるこれまでにない清掃体験が期待される。また、日本のユーザーが日々感じている“あと一歩”の不満を解消するために開発されたモデルであり、日本の住環境での満足度を最大化する4つのイノベーションを搭載している。
第一の進化は、構造から見直したローラーモップの進化である。従来の円盤型モップでは落としきれなかった頑固な汚れに対し、床を叩きながら汚れをかき出すローラー式「OZMO ローラー」を採用。今回の新モデルではローラーの長さを従来比約50%延長し、清掃効率を大幅に向上させた。さらにローラーを細く設計することで接触面積を抑え、圧力を一点に集中。強力な加圧と常時洗浄により、べたつきや頑固な汚れを根こそぎ除去する。
最新の「OZMO ローラー低圧式常時洗浄モップシステム3.0」では、内部の16個のノズルから常に清水を噴射し、清掃しながらモップを洗浄。たとえば牛乳などをこぼした場合でも、高い除去性能を発揮する。
第二の進化は壁際清掃性能を高める「TrueEdge 3.0」。清掃中にローラーが最大1.5cm外側へせり出す可変機構を備え、エアークッション構造により壁面へ密着しながら静かに拭き上げる。家具を傷つけにくい柔らかな素材を採用し、隙間ゼロの清掃を実現する。
第三の進化は、「ZeroTangle 4.0」による絡まり防止技術だ。同社独自の横方向サイクロン気流を採用し、内部インペラが生み出す高速気流で毛髪やペットの毛をブラシに巻き付く前に吸引口へ導く。従来課題だった“毛の巻き付き”を構造レベルで解決。デュアルベアリング構造により安定回転を実現し、騒音を抑えながら高い吸引性能を維持する。
第四の進化は、清掃力を支えながら日常の利便性を高める機能群だ。吸引力は自社開発モーターと空力設計により最大30,000Paを実現し、微細なホコリからカーペット奥の毛まで除去する。新開発「TruePath Adaptive 4WD」により、最大2.4cm(連続4cm)の段差も乗り越え、日本の住環境に対応する。
ステーションは75度の温水洗浄と約2時間の熱風乾燥でモップを自動管理。窒化ガリウム充電器により3分で10%の急速充電も可能だ。さらに構造見直しで騒音を前世代比最大60%低減。高出力と静音性、メンテナンス性を両立し、真の全自動清掃を追求している。
ラインアップは「DEEBOT T90 PRO OMNI」と「DEEBOT T90 OMNI」の2モデル。PROモデルにはパワーブースト充電、自動洗浄液投入、独自音声アシスタント「YIKO」、見守りカメラ機能が搭載されている。
本製品は2月20日(金)より販売開始。PROは税込159,800円(オフライン限定)、OMNIは税込149,800円(オンライン限定)。全国の家電量販店、公式オンラインストア、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどで展開する。
今後は既存人気モデルの刷新やコンパクトモデルの次世代機も予定していて、フラッグシップからエントリーまで幅広いラインアップで“Created for ease”の理念を体現していくと語られた。
「ロボットは単なる掃除機ではなく、生活パートナーへ進化している」という言葉は決して誇張ではない。空間を理解し、自律的に最適な行動を選択し、ユーザーの手間を減らす存在へ。DEEBOT T90ファミリーは、その進化の現在地を示す一台である。家事の自動化が“贅沢”から“当たり前”へと変わる中、本モデルは日本市場における次のスタンダードを提示する存在となりそうだ。
テクニカルライター 後藤 響平
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代表取締役・ITライフハック代表
ITライフハック編集長・ライター
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