エプソン、なんと2年間!インクを交換しなくていいプリンターを発表


エプソンは2016年1月12日に都内の会場で発表会を開催し、インクジェットプリンタの新商品として、本体側面に大容量のインクタンクを装着したエコタンク搭載プリンタ3機種、A4カラー複合機「EW-M660FT」、A4モノクロ複合機「PX-M160T」、A4モノクロプリンタ「PX-S160T」を発表した。

価格はすべてオープンプライスで、エプソンダイレクトショップ販売価格は、PX-S160Tが5万4,980円、PX-M160Tが2万9,980円、PX-S160Tが1万9,980円(税別)。2016年2月4日より発売開始。

同社によると、利用者の調査を行った結果、プリンタの利用を躊躇する主な要因としてあげられるのは、消耗品切れに対する不安、消耗品交換に対する手間の不安、印刷コスト絵の不満が多かったとのこと。こうした悩みを解消するために、今回のエコタンク搭載プリンタ3機種を投入したとのこと。この3機種ではカラー0.8円/枚、モノクロ0.3円/枚を実現。この結果、付属の2本のインクボトルを利用するだけで、およそ2年間はインクの追加購入が不要となった。加えて本3機種は「MyEPSON」にユーザー登録すると、無償保証期間を2年間まで延長するとともに、引き取り修理サービスである「ドアtoドアサービス」を2年間無償受付となる。

なお、エコタンク搭載プリンタはこれまで、海外の新興国市場に2010年下半期より販売しているが、その後2015年までには西欧、北米へと拡大され、ようやく2016年になって日本市場へ投入されることとなった。

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左からEW-M660FT、PX-M160T、PX-S160T

 

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カラー6500ページ、モノクロ6000ページの印刷が可能な大容量インクタンク

また、上記の製品を投入したことに加えて、商品ラインアップ全体も見直され、これまでのカラリオシリーズに加えて、最上位モデルである「EP-10VA」を「カラリオV-edition」として、写真画質のプリントを多く行うハイエンドユーザー向けに位置づけることも発表された。これに伴い2016年3月1日納品分より、従来の4万5,980円から5万9,980円に値上げするとともに、インクカートリッジ1セットあたりの価格は下げ、1月13日納品分より、これまでの8,780円から4,740円に改訂されることも発表された。

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プリンタ本体価格は値上げとなるが、インク代が下がることで、ランニングコストが低下する、と同社

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このほか、カラリオ・プリンターの新商品として、コンパクトサイズで高画質な写真プリントが可能な6色染料インク搭載のA4複合機「EP-708A」、ハガキや文書印刷に適した4色顔料インク搭載のA4複合機「PX-048A」、新カラリオ・ミー「PF-71」を2016年1月28日より発売することが発表された。

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EP-708A

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PX-048A

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PF-71

エプソン

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