ソシャゲが”一番儲かる日”『あなたはなぜパズドラにハマったのか?』【イソスケのここだけ読んどけIT本】


いまや通勤電車のなかを眺めると半数以上がスマートフォンを手に持ち、液晶画面を指でなぞっています。

なかでも人気のアプリが「ゲーム」。とくに「パズル&ドラゴン」、(通称:パズドラ)は毎月の売上が50億円を超えていると言われ、昨年はアプリの売り上げランキングでトップを独走。現在は若干勢いは落ちたものの、売上チャートの上位にランクインし続けています。

本書ではそんなソーシャルゲームにハマってしまった人や、その様子を横目に見ながらこの市場に興味を持った人向けに業界内の内情や、ソーシャルゲームの開発者には常識ですが、一般のユーザーには意外と知られていない事実が書かれています。

■ソーシャルゲーム「儲かる日カレンダー」
ソーシャルゲームの運営側は、遊んでいると思われる人達の生活サイクルを想像して、ゲーム内のイベントの難易度やゴールを設定しており、ガラケー時代から変わらないのが、「毎月1日」が月の中で「1番売上が上がる日」ということ。

10代向けには月の限度額がゲーム内で設定されていたり、慎重な人であれば個人で利用限度額を設定しているため、月の最初になった途端、我慢していた「課金欲」を発散するかのように、遊ぶそうです。

そんな月初でも1年で一番売上が上がる日が「1月1日」。PCのない実家に帰省していたり、友達がつかまらず自宅で1人だったりしてすることがなく、ゲームで暇をつぶしゲーム内の福袋に思わず課金してしまうユーザーが多いと見られます。

年間で儲かる日もありますが、1日の中でも儲かる時間帯があり、1日の最初の盛り上がりは寝起きか通勤中にプレイしていると思われる朝の7〜8時。次がお昼休みの時間帯である12時で、日が落ち、夜が更けるに連れて遊ぶユーザーが増えていき、23~24時の間にユーザー数がピークに達するゲームが多いといいます。

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