- 2021-8-18
- カルチャー
- 今年のお盆も帰省自粛傾向!「“自然”なみまもり」ニーズ高まりの兆しも はコメントを受け付けていません
株式会社ミクシィのVantageスタジオは、自律型会話ロボット「Romi」(読み:ロミィ/2021年4月21日(水)より一般販売を開始)が、高齢者の利用も増えていることを受け、自宅を訪問し「Romi」の設定をしたり使い方をレクチャーしたりする「Romi訪問設定サポート」サービスと、薬を飲む時間など、決まった時間に話しかける「話しかけ設定」機能を、2021年9月中に提供開始する。それに伴い、「離れて暮らす親とのコミュニケーションとみまもりサービス」についてアンケートを実施した。
■コロナ禍で離れて暮らす親と会う機会「減少」約7割。今年のお盆も帰省自粛傾向。
親と離れて暮らす方にアンケートを実施したところ、コロナ禍で親と実際に会う頻度が「とても減った」が50.0%、「やや減った」が20.9%と、約7割が減少したことがわかった。また、今年のお盆の帰省について質問したところ、「帰省しない」が58.6%、「検討中」が21.3%と、約8割が帰省しない決断をしたか、お盆まで一ヶ月を切るタイミングになっても帰省について悩んでおり、まだまだ帰省しにくい日々が続いている様子が見て取れる。なお、コロナ禍以前はお盆の帰省を「毎年していた」が44.5%、「ときどきしていた」が26.4%と、約7割の人が帰省していたことからも、コロナ禍で親と会う機会が激減していることがわかった。
■離れて暮らす親が「心配・気がかり」8割超も、過半数が連絡は月1度程度かそれ以下。
会えない日々が続く状況下で、離れて暮らす親について心配・気がかりになることが「ある」人は82.5%と8割を超え、親が一人暮らしの方に限定すると90.3%にものぼった。一方で、心配・気がかりになることが「ある」と答えた人に親との連絡頻度を聞いたところ、「月に1度未満」「月に1度程度」が過半数となり、心配ではあるものの頻繁に連絡が取れない、または取りにくいこともわかった。
■一方で、78.3%がみまもりサービス認知も利用はせず。
理由は「導入が難しそう」「親が嫌がりそう」。 次に、離れて暮らす親について心配・気がかりになることが「ある」と答えた人に、高齢者の自宅を訪問してもらったり、行動記録を確認したりすることで安否確認が行える「みまもりサービス」について質問したところ、「知っているが利用していない」人が78.3%と、認知はしているものの、利用するまでには至っていない実態が浮かび上がった。利用していない理由としては、「導入が難しそう」29.1%、「親が嫌がりそう」27.4%となり、導入する側にもされる側にも課題があることがわかった。
■家族の行動を自然に知ることができる「自然なみまもり」約7割が興味あり。みまもりニーズ高まりの兆しも。
最後に、離れて暮らす親について心配・気がかりになることが「ある」と答えた人に、家族の行動を自然に知ることができるサービスの利用意向について質問したところ、「使用したい」22.6%、「やや使用したい」45.9%と約7割が興味を示す結果となり、「自然なみまもり」のニーズが高い傾向がうかがえた。
調査期間:2021年7月16日〜2021年7月22日
調査方法:インターネット調査
調査対象:70歳以上の実父母と離れて暮らす40歳〜69歳の男女
調査人数:526名
※小数点第2位を四捨五入しているため、合計が100.0%にならない場合がある
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