スマートフォンの爆発的普及により、日常においてネットを使う時間が急激に増加した。これに合わせて朝の通勤・通学時間、夕方の帰宅時間帯、電車やバスでの移動中にスマホを使ってサイトを見るという人も増加した。
企業のサイト運営、ニュースサイトやブログの運営をしているとアクセス解析で、どういった端末がアクセスしてくるかがわかるようになっている。たとえばITライフハックでもリニューアル以降PCからのアクセスが45.7%と50%を割り込み、スマホユーザーが半数を超えたことから、サイトのデザインをスマホに最適化するようにしている。
スマホサイトを構築するうえで問題となるのがデザインだ。スマホには、様々な画面サイズの端末があるため、端末によっては画面のレイアウトが崩れてしまうことがある。ITライフハックでは、スマホ用のCSSを作成し、カスタマイズすることでスマホ画面でも画像や動画が崩れないように対応している。
HTMLやCSSの知識があれば、簡単にデザイン変更が行えるが、そうした知識を持ち合わせていない人が大半だろう。スマホ向けのサイトを手軽に構築したいと考える人に耳よりの情報をお伝えしよう。
スマホに最適化された美しいWebサイト(スマホサイト)を誰でも簡単に開設できるサービス「Dino」がバージョンアップし、正式サービス「Dino v.1.0」として登場した(提供は株式会社リボルバー)。このDino v.1.0(以下、Dino)について解説しよう。
■Dinoを使えば何ができる?
先述したようにDinoは、スマホが1台あれば、Webページの作成、ページの更新まで、誰でも簡単・お手軽に行なうことができるサービスだ。 Dinoを使えば、スマートフォン、タブレットで快適な閲覧が可能なWebサイトを簡単に作成できる。もちろんPCにも対応。
Dinoは、次の7つの機能を提供している。
1. Dino.vcのポータル化
サービス提供サイトである Dino.vcにアカウントの登録機能だけでなく、Dino上 で作成されたサイトの更新情報を反映するニュースフィード機能を実装。これにより、Dino.vcからユーザーが作成した個別サイトにアクセスできるようになっている。
2. SNS連係
Twitterとの連係機能を実装。これにより、開設しているサイトの更新情報を連携設定したTwitter IDを使ってつぶやくことが可能。
3. アクセス解析機能
Googleアナリティクスなどの解析ツールを設置することが可能。また、最上位サービスの「BUSINESS」(有料)には、専用のアクセス解析ツールが標準装備されている。
4. レイアウト変更機能
メニューボタンの位置の変更やタイトル、サブタイトルのフォント変更などもできる。
5. テンプレートのカスタマイズ
基本レイアウトではなく、自由にデザインを編集し、オリジナルのテンプレートを作ることができる。
6. モバイル用エディターの最適化
スマホでのサイト構築や更新をより簡単にするために、ユーザーインターフェイスを一新。
7. 英語対応
日本語に加えて英語版もリリース。
■Dino v.1.0 概要
・サービス開始日 :2014年7月3日(木)
・対応:最新ブラウザーを搭載したiOS、Androidスマートフォン、およびPC、Mac
・料金:無料(※一部有料)
・対応言語 :日本語、英語
以上のように、Dinoを使えば、誰でも簡単にエレガントなスマホサイトを構築することができる。まずは、Dinoのポータルにスマホでアクセスし、作成されたサイトをチェックしてみるといいだろう。スマホを使って見栄えのするスマホサイトを構築したい人には、非常に魅力的なサービスといえる。
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