- 2018-9-10
- カルチャー
- 親字5万字・熟語50万語を収録する“東洋文化の一大宝庫”大漢和辞典のデジタル版が11月に発売 はコメントを受け付けていません
大修館書店は、「大漢和辞典デジタル版」を2018年11月28日(水)に発売する。発売に先立ち、大修館書店創業100周年を迎える9月10日(月)より、予約の受付を開始する。
「大漢和辞典」は、古今の辞書・文献を渉猟して、親字5万字、熟語50万語を収録した漢和辞典。大修館書店の創業者である鈴木一平が発案し、漢学者である諸橋轍次に編纂を依頼。 1927年に編纂が開始され、 1943年に巻1が発行された。
1945年2月、巻2の発行寸前戦火にあい、全巻の組置き原版を焼失したが、戦後、保管していた校正刷をもとに復刊をはかり、写真植字による新しい方法によって、 1955年から1960年にかけて初版全13巻の発行を完了した。
その後修訂作業が進められて、 1986年に修訂版の発行を完結。 1990年には「語彙索引」が、 2000年には「補巻」が刊行され、全15巻となった。
発刊以来、大学や研究機関での研究はもちろん、寺社での戒名選定や祝詞作成など、様々な場で活用されるとともに、日本の文字コードの策定にあたって、文字を同定するための参考図書として大きな影響を与えた、日本を代表する大辞典だ。
この膨大な収録数を誇る「大漢和辞典」をPC1台に収められるのが、「大漢和辞典デジタル版」。書籍では巻数にして13巻(索引2巻を除く)、ページ数にして1万ページを優に超える情報を、 PC上で簡単に検索することができる。
■大漢和辞典デジタル版 概要
発売日 :2018年11月28日
予約方法 :9月10日より、特設サイトのほか、 FAX・郵便でも受付
書店でも予約可能
販売価格 :通常価格 13万円(税別)
※2019年3月末まで発売記念特価として10万円(税別)
商品形態 :USBメモリ1本・化粧函入り
商品仕様 :Windows7以降対応
USBメモリからPCのHD/SSDへインストール
※HDまたはSSDに20GB以上の空き容量が必要
※USB1本につきPC1台のみインストール可能
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