- 2026-8-25
- カルチャー
- 個性豊かな商品が続々登場!高島屋「2027年新春 おせち料理」プレス内覧・試食会 はコメントを受け付けていません
株式会社高島屋は2026年8月24日、高島屋グループ本社ビルにおいて、「2027年新春 高島屋のおせち」のプレス内覧・試食会を開催した。会場には、定番の和風おせちをはじめ、有名店や人気シェフによるコラボレーションおせち、昭和レトロをテーマにした商品、一人で楽しめる「ソロ活おせち」など、個性豊かな商品が並んだ。
2027年新春のおせちは、店頭とオンラインストアを合わせて、期間中最大1,100種類以上を展開する。物価高を背景とした消費の二極化に加え、家族構成や食の好み、趣味に応じて選ぶ「界隈消費」に対応する点が大きな特徴だ。オンラインストアでは2026年8月19日から一部商品の予約を開始しており、カタログ掲載商品など約900種類は9月18日午前10時から販売する。高島屋各店では9月24日から予約を受け付ける。
■物価高で進む二極化、「ご褒美」と「コスパ」の両方に対応
内覧会では、株式会社高島屋 クロスメディア事業部販売部 MD第2グループ グループマネージャー兼バイヤー 次長の荒木卓徳氏と、同社 MD本部食品部 バイヤー 課長の竹内友梨氏が、2027年のおせち市場の傾向と商品戦略を説明した。
両氏によると、コロナ禍を経て、自宅でおせちを購入して楽しむ習慣は広く定着したという。一方、原材料価格やエネルギーコストが上昇するなか、市場では「少し高くても特別なものを選びたい」という層と、「価格や内容のバランスを重視したい」という層への二極化が一段と進んでいる。
そこで高島屋は、有名店や人気シェフの味を楽しめる高価格帯の商品から、1万円以下で購入できる商品まで、価格と内容の選択肢を広げた。おせちを単なる正月料理ではなく、「家族が集うお正月のコミュニケーションツール」と位置付け、世代や人数、食の好みが異なる人々も一緒に楽しめる品ぞろえを目指したという。
2026年末から2027年初めにかけては、曜日の並びによって最大9連休となる。両氏は、年末から正月にかけて長く楽しめる肉料理や中華料理など、オードブル系商品の需要にも期待を示した。
また、前年を上回る売り上げを目標に掲げ、豪華さだけではなく、ソロ活、健康志向、推し活、食育、地域支援など、購入する理由を明確に持つ商品をそろえた。
■10万8,000円の夢の饗宴から自由に選べるカスタマイズ型まで
プレミアム商品の目玉となるのが、高島屋限定の「〈鈴なり×ルカンケ×中國名菜 孫〉夢の饗宴おせち 和・洋・中 三段重」だ。価格は10万8,000円。本格的な日本料理を手掛ける「鈴なり」の村田明彦氏、独創的なフランス料理で知られる「ルカンケ」の古屋壮一氏、ヌーベルシノワを提案する「中國名菜 孫」の孫成順氏が共演する。
「〈たん熊北店×三國×トゥーランドット臥龍居〉和・洋・中 三段重」は4万5,360円だ。京料理、フランス料理、創作中国料理という異なるジャンルを一度に味わえる構成で、世代によって食の好みが異なる家庭にも対応する。
コストや好みを重視する消費者に向けては、「よりどり彩りおせち」を展開する。有名店やシェフが監修した35種類の料理から、好きな9品または12品を選べるカスタマイズ型おせちだ。価格は9品が1万3,500円から、12品が1万8,000円からとなる。
同じ料理を複数選ぶことも可能であり、苦手なものを避けて好きな料理だけを詰められる。満足度を高めるだけでなく、食べ残しを減らし、フードロスの抑制にもつなげる狙いだ。2027年新春向けでは、オンラインストアでも新たに9品タイプを注文できるようになった。
高島屋のおせちを代表する商品が、「〈タカシマヤオリジナル〉高島屋おせち三段重」だ。価格は2万3,280円で、2008年の登場以来、タカシマヤ通信販売において18年連続で売り上げ首位を獲得している。
鮑や北海道産いくらをはじめとする上質な食材を使用し、素材の味を生かすため、調味料をできるだけ抑えて丁寧に下処理している。定番の人気料理を残しながら毎年一部を刷新することで、リピーターにも新しい発見を提供する。
■昭和・平成・令和、ソロ活、界隈消費がおせちを変える
2027年新春向け商品のなかでも、時代性を強く打ち出したのが「昭和・平成・令和 家族三世代おせち」だ。価格は2万8,620円で、昭和、平成、令和をそれぞれ一段ずつに表現している。
一の重「昭和」には、伝統的な縁起物を中心に、鮑煮や真鯛尾頭付などを盛り込んだ。二の重「平成」には、ローストビーフ、イセエビ、海鮮包子など、洋風や中華が家庭のおせちに広がった時代を象徴する料理を詰めた。三の重「令和」は、ホタテのヤンニョムソースやラタトゥイユなど、多様化する現在の食文化を表現している。
「昭和レトロオードブル(アデリアレトロ『おとぎ話』柄)」は1万800円。ハンバーグやウインナーなど、昭和のお子さまランチを思わせる洋食を詰め合わせた。レトロなパッケージに加え、今治製の赤いミニタオルが付属する。
一人で正月を過ごす人に向けた「ソロ活 和のおせち」と「ソロ活 バラエティー満足おせち」は、それぞれ6,912円だ。「和のおせち」は海老酒蒸しや栗きんとんなど、縁起の良い和の料理を中心に構成する。
「バラエティー満足おせち」は、牛肉カルボナーラや焼豚炙りチーズなど、濃厚で食べ応えのある料理をそろえた。
オードブル系では、四川、北京、広東、上海の特徴を一つの重で食べ比べられる「中国四大料理オードブル」が登場した。価格は1万7,820円で、年末の酒席から正月の団らんまで幅広く楽しめる内容だ。
このほか、「ベルサイユのばら」55周年記念おせち、リラックマおせち、ウルトラマンとKANSAI JAPANがコラボレーションしたおせち、スイーツだけを詰めた商品なども用意する。伝統や価格だけで選ぶのではなく、好きな作品や趣味、価値観で選ぶ「界隈系おせち」の充実が、2027年新春向けの特徴となっている。
■美味しいだけでなく、彩りも豊か
試食では、「〈タカシマヤオリジナル〉高島屋おせち三段重」「ソロ活 和のおせち」「ソロ活 バラエティー満足おせち」「昭和・平成・令和 家族三世代おせち」「中国四大料理オードブル」「昭和レトロオードブル」の一部商品を味わった。
どの商品も食材の魅力を余すところなく引き出した一品であり、美味しいだけでなく、彩りも豊かだった。美味しい食材を少量ずつ楽しめるのも、おせち料理の良いところだ。
今回の内覧・試食会を通じて感じたのは、おせちが「決まった料理を家族全員で食べるもの」から、「誰と、どのように正月を過ごすかに合わせて選ぶもの」へ変化していることだ。
一人で静かに楽しむ正月もあれば、三世代が集まって思い出を語り合う正月もある。好きな作品の世界観に浸る過ごし方や、年末からオードブルとして楽しむスタイルもある。高島屋の2027年新春おせちは、そうした多様な正月の風景を、一つの売り場に映し出したラインアップだ。
伝統を守るだけではなく、時代や生活者の変化を柔軟に取り込むことが、これからのおせち文化を次世代へつなぐ鍵になる。今回の商品群は、おせちが今なお進化を続ける「時代を映す食文化」であることを、味と見た目の両面から伝えていた。
■高島屋の人気おせち料理 2027
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代表取締役・ITライフハック代表
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