ダン・ティクタム氏、最終ラップでデニス氏を逆転!2026 TDK Tokyo E-Prix 第14戦で優勝

  • 2026-7-27
  • ダン・ティクタム氏、最終ラップでデニス氏を逆転!2026 TDK Tokyo E-Prix 第14戦で優勝 はコメントを受け付けていません
main

ダン・ティクタム氏(クプラ・キロ)が、最終ラップでジェイク・デニス氏(アンドレッティ)をオーバーテイクし、2026 TDK Tokyo E-Prix第14戦を制覇。ニック・キャシディ氏(シトロエン・レーシング)が3位に入った。ランキング首位を走っていたパスカル・ヴェアライン(ポルシェ フォーミュラ Eチーム)がリタイアしたことを受け、ジャガー TCS レーシングのミッチ・エヴァンスが144ポイントでABB FIA Formula Eドライバーズ世界選手権の首位に浮上した。また、ジャガー TCS レーシングはABB FIA Formula Eチームズ世界選手権でのリードをさらに広げている。

第14戦は、シトロエン・レーシングのチーム代表である故シリル・ブレイズ氏をチーム一同で追悼するなど、フォーミュラEコミュニティにとって特別な意味を持つ週末となった。ABB FIA Formula E世界選手権第15戦は、7月26日(日)に東京で開催。その後、2025/26シーズン最終ラウンドとなるロンドン大会(2026年8月15日・16日)を迎える。

■クプラ・キロのダン・ティクタム氏が劇的な勝利
フォーミュラE史上初となる東京でのナイトレース、ダブルヘッダーの第14戦ではクプラ・キロのダン・ティクタム氏が劇的な勝利を飾った。ティクタム氏は最終ラップの最終コーナー手前でジェイク・デニス氏(アンドレッティ)を鮮やかに抜き去り、優勝を獲得。3位にはシトロエン・レーシングのニック・キャシディ氏が入り、チームにとって感慨深い表彰台となった。

予選6番手からスタートしたティクタム氏は、ピットブーストとアタックモードを序盤に投入する積極的な戦略を実行。ピットストップを終えた時点で実質的なレースリーダーへと浮上した。一方、デニス氏は29周目に50kWの四輪駆動ブーストを活用し、キャシディ氏とティクタム氏を相次いでオーバーテイクし首位を奪い返した。

しかし勝負は最後まで予測不能な展開。最終ラップ、最終シケイン手前の最終コーナーで、エネルギーマネジメントを余儀なくされたデニス氏が早めにアクセルを緩めた隙を見逃さず、ティクタム氏がオーバーテイクに成功。そのままトップチェッカーを受け、今季2勝目を挙げた。これにより直近9大会で9人の優勝者が誕生したこととなり、今季最少タイム差で決着したレースとなった。

3位に入ったキャシディ氏にとっても、この表彰台は特別な意味を持つものとなった。シトロエン・レーシングは、チーム代表シリル・ブレイズ氏の訃報を受けた直後のレースウィークを迎えており、チーム全体にとって感慨深い結果となった。

ドライバーズランキング首位だったパスカル・ヴェアライン(ポルシェFormula Eチーム)は、アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(ジャガーTCSレーシング)との接触によりリタイア。この結果、ジェイク・デニス氏がタイトル争いへ再び名乗りを上げるとともに、4位でフィニッシュしたミッチ・エヴァンス(ジャガーTCSレーシング)が144ポイントでランキング首位に浮上し、ヴェアラインは141ポイントで2位となっている。また、エドアルド・モルタラも5位入賞を果たしている。

チームランキングではジャガーTCSレーシングがポルシェとの差をさらに広げた一方、マニュファクチャラーズランキングではポルシェがポイント差を縮めている。

■ダン・ティクタム氏(No.33/ クプラ・キロ)のコメント
まずはチームのみんなに心から感謝したいです。振り返ると、今シーズンは自分のキャリアの中でも最も厳しいシーズンの一つでした。運にも恵まれず、チームとしてもミスがありましたし、自分自身もミスを犯しました。でも今日はまったく逆でした。すべてが完璧にはまりました。レース前の準備は非常に良くできていました。スタート1時間前にもあらゆるシナリオを確認し、自分が取りたかった戦略を実行することができ、それが結果につながりました。

正直、最終ラップでは大きなギャップを守るためにエネルギーを使い過ぎたのではないかと心配していました。アタックモードが終わった時点でも目標エネルギーには余裕がありましたが、それでも後ろから追いつかれるかもしれないと思っていました。デニス氏はアタックモードの最後の数秒を使って僕を抜いていきましたが、その時は無理に争おうとは思いませんでした。それまで自分たちは非常に良いレース運びができていましたし、2位でも十分だと考えていました。

彼が約6周にわたって前を走ってくれたことで、自分はエネルギーを節約することができました。おそらく彼よりも多く残せていたと思います。残り2周で彼は少しギャップを広げようとしていましたが、最終ラップの16コーナーへ向かうストレートで、エネルギーを節約するために早めにアクセルを戻さなければなりませんでした。そこで抜くことができました。シンプルなオーバーテイクでしたが、その可能性は頭の中にありました。もちろん勝利は常に目標ですが、このコースは本当にオーバーテイクが難しいサーキットです。

エネルギー目標を考えると、仕掛けるにはかなり大きなリスクを取る必要がありました。だから表彰台をチームにもたらせれば十分だとも思っていました。このタイミングで勝てたことは、自分のキャリアにとって本当に大きな意味があります。多くの人が知っているように、今の自分は来季の所属先が決まっていないフリーエージェントです。Formula Eに残るべきだということを証明するために、これ以上何をすればいいのか分からないくらいです。GEN4時代にもこのシリーズで戦えることを願っています。きっと自分にぴったりのマシンになると思います。

■ジェイク・デニス氏(No.27/アンドレッティ)のコメント
まずはダン、おめでとう。本当に素晴らしいレースでした。チームの戦略も見事でしたし、彼自身も完璧に実行しました。今年ずっと結果に恵まれていなかったので、この勝利は本当にふさわしいものだと思います。ダンとクプラ・キロに心からお祝いを伝えたいです。僕たちとしては、終盤まではほぼ完璧なレースだったと思っています。ただ最後にエネルギーが尽きてオートカットが作動してしまい、ダンを避けるために左へラインを変えざるを得ませんでした。

大きなクラッシュにつながる可能性もありましたし、あそこで順位を譲るしかありませんでした。それでも18ポイントを獲得できたことで、ランキング首位との差は14ポイントまで縮まりました。タイトル争いにはしっかり残っています。今日の雨は僕たちにとって大きな痛手でした。ウェットコンディションでは本当に苦戦し、思うようなペースがありませんでした。その結果、ダンやニック・キャシディ氏が再び優勝争いに加わることになりました。レースの7〜8割はクリーンエアの中でトップを走っていましたが、その代償として終盤にはエネルギーを使い切ってしまいました。

勝てるレースだったと感じているだけに悔しいですが、ポールポジションを獲得し、2位で終えられたことを考えれば悪くない一日だったと思います。タイトル争いにも完全に戻ってくることができました。明日に向けても競争力のあるマシンがあることは分かっています。まだ改善すべき点はありますが、十分戦えるはずです。今は正直とても悔しいですし、自分に厳しい性格なので『もっと違う走りができたのではないか』と振り返ってしまいます。でも結果は結果です。今夜はしっかり休んで、明日また全力で戦います。

■ニック・キャシディ氏(No.37/ シトロエン・レーシング)のコメント
正直に言うと、今夜表彰台でレースを終えられたことは、とても複雑な気持ちです。それでも、本当に素晴らしい結果だったと思います。チームはフリー走行1回目から素晴らしいマシンを用意してくれましたし、戦略も完璧でした。今、チーム全員が深い悲しみの中にいます。それでも、このような状況の中で自分たちにできる最高の結果を残せたことを誇りに思います。

© フォーミュラE

2026 TDK Tokyo E-Prix 公式サイト
2026 TDK Tokyo E-Prix 特設サイト - ITライフハック

ITライフハック
ITライフハック X(旧Twitter)
ITライフハック Facebook
ITライフハック YouTube

カルチャーに関連した記事を読む
一夜限りの“恐怖の宴”が開催決定!『ハロウィーン・ホラー・ナイト ~オールナイト~』
北海道富良野市、7月31日より配布!サッカー漫画「キャプテン翼」デザインのマンホールカード
池袋駅西口駅前広場にTVアニメ「BanG Dream! It's MyGO!!!!!」のキャラクター!「高松 燈」のデザインマンホール蓋を設置
岩手県×イシツブテ、ポケふたスタンプラリー2026
「ちょうどいい」も「お腹いっぱい」も、選べる楽しさ!かつやの新グランドメニューが7月27日(月)誕生

FORMULA 1 file (AUTOSPORT別冊)
三栄書房
2017-06-15





関連記事

コメントは利用できません。

カテゴリー

アーカイブ

ページ上部へ戻る