- 2025-11-28
- カルチャー
- 免疫細胞軍 vs ウイルス連合軍”に親子で参戦!体験ゲームで学ぶ「からだウォーズ」開催 はコメントを受け付けていません
キリンホールディングス株式会社は、日本科学未来館にて、感染症と免疫を遊びながら学べる期間展示「体内没入型バトル からだウォーズ 免疫細胞軍 vs ウイルス連合軍」を2025年11月26日(水)〜2026年1月25日(日)に開催する。開催に先立ち、11月25日(火)にはメディア向け内覧会を実施した。オープニングイベントでは、キリンホールディングス ヘルスサイエンス事業部の桜井可奈子氏が登壇し、展示のテーマ、内容、開催背景について紹介。また、キリンの乳酸菌研究に関する解説を、同社ヘルスサイエンス事業部 ヘルスサイエンス研究所 主務の城内健太氏が行った。
■体内の免疫戦争を体感!「からだウォーズ」について
「からだウォーズ」は展示物や体験できるゲームを通じて、免疫の働きを体感しながら学べる内容で、からだの中で繰り広げられる"免疫"の戦いをテーマに、「免疫細胞軍」と「ウイルス連合軍」に分かれて展開される。
参加者は「免疫細胞軍」と「ウイルス連合軍」の2チームに分かれ、模型やパネルを通じて免疫やウイルスのしくみを視覚的に学びながら、しくみを視覚的に学ぶことで、免疫に関する知識を分かりやすく理解することができる。参加者は両者のどちらのチームでも体験可能だ。
【免疫細胞軍エリア】
・免疫細胞の解説パネルを通じて、それぞれの細胞の特徴や機能を紹介。
・免疫維持するために必要な生活習慣や栄養素についても学び、免疫機能を維持する方法を体験的に理解していく。
【ウイルス連合軍エリア】
・ウイルスの解説パネルを通じて、ウイルスの成り立ちや特徴を紹介。
・感染しやすい人の傾向や、予防の重要性についても解説。
■遊びながら学べる「からだウォーズ」の体験ブース
「からだウォーズ」は、3つのゲーム体験を通して、免疫の仕組みやウイルスの特徴を親子で学べるブースで、それぞれの視点から免疫の大切さを体感できる構成となっている。
「体内対戦リズムゲーム(免疫細胞軍 vs ウイルス連合軍)」
・リズムに合わせて適切なボタンを押すリズムゲーム。
・免疫細胞軍では、画面に免疫に必要な生活習慣や栄養素が表示された際、タイミングよくボタンを押すことで得点できる。
・ウイルス連合軍では、感染しやすい人間の特徴が表示されたときに押すと得点できる。
・得点を競い合うことで、「免疫」と「ウイルス」の攻防を楽しく学べるゲームとなっている。
「かえってきた!からだウォーズ(迷路)」
・迷路の謎を解きながら秘宝を探すゲーム。
・謎を解きながら免疫の仕組みと同社の乳酸菌研究ついて理解を深めていく。
たとえば「免疫細胞のバランスを良い方向に整えるのはどっち?」という問いで選択肢は「乳酸菌」と「ピロリ菌」があり、正解(乳酸菌)を選ぶと正しいルートに進める、という流れ。
イベントエリア序盤にあるパネルなどをよく、免疫に関する知識を読み頭に入れておくことでスムーズに進めるようになっている。
「免疫応援ボールゲーム」
・画面に映るウイルスを、ボールを当てて免疫細胞がすべて倒せば勝利となる玉投げゲーム。
・免疫細胞の司令塔にボールを当てて、活躍させることが勝利の鍵。
・免疫機能の維持をサポートする仕組みを楽しく学べる。
「からだウォーズ」は、序盤で解説パネルなどによって免疫の知識を学び、身につけた知識を武器に3つのゲームに挑むという構成となっている。「免疫細胞軍」と「ウイルス連合軍」の双方で異なった内容となるので、両方チャレンジすることで、より知識が増え、楽しむことができる。
■マルチデミックや子どもの免疫未熟などがある現代にこそ免疫・感染対策が必要
オープニングイベントにて、桜井氏はインフルエンザの早期流行や複数の感染症の同時流行といった「感染症時代」の到来を背景に、免疫に関する正しい理解を促す展示会の必要性を説明。キリンは「食から医にわたる価値創造」を目指し、特にヘルスケア領域で免疫を最重点領域と位置づけていることを強調した。
また、 免疫ケアの重要性として、健康の土台であること、本人が自覚しにくい機能であること、家族間での感染リスクが高いことが挙げられた。「体のウォーズ」は、子どもたちが楽しみながら免疫を学べるよう、テーマパークのようなビジュアルや体験型のゲームが用意されていることを紹介。キリンが40年にわたる免疫研究の知見を基に、親子で楽しく学べる大規模なイベントを日本科学未来館で開催することの意義が述べられた。
キリンの免疫研究については、同社 ヘルスサイエンス研究所の城内氏より、乳酸菌とPDCの研究成果が紹介された。
現代社会における感染症の問題として、マルチデミックと子供の免疫誘導の課題が挙げられた。免疫は体の"守り隊"、ウイルスは"侵入者"と捉えられ、PDCがウイルスに対抗する中心的な役割を担っている。
キリンは乳酸菌がビールを酸っぱくしてしまう天敵なため、長年乳酸菌を研究してきた。キリンの研究によるPDCを活性化できる乳酸菌の発見は、当時の常識に反するもので、2012年に世界で初めてPDCを活性化できる乳酸菌を発見したと発表された。
「からだウォーズ」について、城内氏は「免疫細胞とウイルスの攻防をわかりやすく展示しているので、ぜひご家族などで楽しんでいただければと思います」と魅力を伝えた。
「からだウォーズ」は、免疫という日常では見えにくい体内の仕組みを、遊びながら直感的に理解できる貴重な展示だ。免疫細胞軍とウイルス連合軍、それぞれの視点で仕掛けられた多彩なゲームや解説パネルは、子どもから大人まで自然と学びへ誘う設計となっている。体験を通じて免疫の大切さを「知る」だけでなく、「感じる」ことができる本展示。冬休みの学びの場として、日本科学未来館で開催される“体内の大冒険”に足を運んでみてはいかがだろうか。
テクニカルライター 後藤 響平
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代表取締役・ITライフハック代表
ITライフハック編集長・ライター
ITライフハック副編集長・ライター
