豆乳がたんぱく質の動植物バランスを整える!調査結果発表&豆乳マニアが豆乳愛を熱弁

  • 2025-9-1
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乳製品などを長期保存可能な紙容器「テトラパック」を製造している日本テトラパック株式会社は、現代人の健康課題に対し、たんぱく質の動植物バランスを整える豆乳の価値を伝える「リセッ豆乳プロジェクト」を展開している。この一環として、2025年8月28日に、メディアセミナー「リセッ豆乳プロジェクト食事記録調査第2弾 豆乳摂取者と非摂取者からみる豆乳の食生活への影響」を開催した。

昨今、たんぱく質への関心が高まる一方、本年 3 月の調査では約9割が「植物性・動物性たんぱく質のバランスを意識していない」実態が判明した。本セミナーでは、この状況を踏まえ、跡見学園女子大学 石渡尚子教授監修のもと実施した「習慣的に豆乳を摂っている人と摂っていない人の毎食の食事内容分析の結果」を発表し、たんぱく質の動植物バランスの具体的な差についての報告が行われた。

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さらに、当日は豪華ゲストとして、豆乳マニアの黒豆田聖子さんが登壇し豆乳に魅了された理由や日々の生活の中で上手く豆乳を摂り入れている理由について熱く語ったほか、管理栄養士・豆乳マイスタープロの藤橋ひとみさんからは、簡単に作れるたんぱく質の動植物バランスを考慮した“リセッ豆乳”メニューが紹介された。

■「リセッ豆乳プロジェクト」、豆乳で動物性たんぱく質と植物性たんぱく質をバランスよく

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はじめに登壇した日本テトラパック株式会社 執行役員 マーケティングディレクター 鍜治葉子さんは、日本テトラパック株式会社および「リセッ豆乳プロジェクト」の説明を行った。

鍛冶さんは豆乳市場について「2000年代に第2次豆乳ブームというのが来ました。この時は紙パックの製法が改良されまして、より美味しい豆乳がたくさん市場に出たということと、いろんなフレーバーの商品が出たことで、女性層を多く掴んだという時期になるかと思います。

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第3次豆乳ブームは2010年代の後半から始まっていますが、このときはカフェ文化やSNSなどの融合も含めまして、若年層にも多く豆乳が広がったというような時代です。そして今、昨年、2024年からですね、また豆乳の第4次成長期が始まっているのではないかと考えております」と分析し、現在は「第4次豆乳成長期」だと予想した。

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また、「リセッ豆乳プロジェクト」について「日本国内においても、タンパク質への関心が非常に高くなってきています。ただ、実際には、消費者が摂取するタンパク質の量はまだまだ足りていないという現状もある上、動物性タンパク質と植物性タンパク質のバランスもしっかり取れていないという指摘もあります。そのため、日本でテトラパックが進めているこの『リセッ豆乳プロジェクト』においては、良質な植物性タンパクを豊富に含む豆乳をぜひ食生活の中に手軽に取り込んでいただき、バランスよく動物性タンパクと植物性タンパクを摂っていただいて健康になろうと、それをサポートするようなプロジェクトになっています」と説明し、豆乳を食生活に取り入れ、動物性と植物性たんぱく質のバランスを取ることの重要性を説いた。

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■石渡尚子教授による「豆乳摂取による食生活への影響調査」の結果発表

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跡見学園女子大学 石渡尚子教授は、食事記録調査による「豆乳摂取による食生活への影響調査」の結果発表、詳細の説明を行った。

今年に実施された「豆乳摂取による食生活への影響調査」は、一般の成人女性が豆乳を日常の食生活に取り入れていることによって、「たんぱく質の摂取量、動植物バランス」など食生活にどのような影響をもたらしているのかを明らかにすることを目的に、20代と40代女性を対象に3日間の食事記録調査を行い、食事内容を分析した。

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豆乳摂取者と豆乳非摂取者の食事内容の比較分析にあたっては、調査協力者123名より、下記2つの条件を満たす71名のデータの分析をした。

(1) 豆乳摂取者については「3日間のうち2日以上豆乳を摂取している」人
(2) 豆乳摂取者、豆乳非摂取者ともに「1日当たり摂取エネルギー1,000kcal以上の食事をしている」人

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調査結果として、一つ目の判明した点は「豆乳摂取群が豆乳非摂取群よりも、たんぱく質を約6g多く摂取している」ということ。豆乳摂取群の1日あたりのたんぱく質摂取量は57.5gと、厚生労働省の定める「たんぱく質摂取推奨量」の50gを約7.5g超えていたが、一方で豆乳非摂取群は「たんぱく質摂取推奨量」をわずかに超えた程度。豆乳摂取群のたんぱく質摂取量は豆乳非摂取群に比べて、約6g多いといいう結果となった。

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豆乳摂取群の1日当たり豆乳摂取量は122.0ml(豆乳200ml紙パックの約60%の量)であり、これをたんぱく質量に換算すると1日平均で約4.4g。豆乳非摂取群よりも豆乳摂取群の植物性たんぱく質摂取量が多いのは、豆乳の影響が大きいと言えそうだ、と考察されている。

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二つ目の調査によって判明した点は「豆乳摂取群のたんぱく質の動植物バランスは“動物性:植物性=1:1”と理想的なバランスになっている」ということ。たんぱく質の動物性と植物性のバランスは1:1が理想と言われている。

豆乳摂取群は、“動物性:植物性=1:1”とたんぱく質の動植物バランスが取れているのに対し、豆乳非摂取群のたんぱく質の動植物バランスは、動物性に偏っている(動物性:植物性=6:4)傾向が見られた。豆乳を日常的に摂取している人は、豆乳非摂取群と比べ、たんぱく質の動植物バランスがととのっていると考えられる。

そのほかにも、今回の調査によって「豆乳摂取群は豆乳非摂取群に比べ、エネルギー摂取量が多い」「20代女性の『摂取エネルギーの不足』と『脂質摂取比率の過多』に課題」といった判明した点や課題が出てきた。これらの調査結果を受けて、石渡教授は「たんぱく質を意識して摂ろう」「一日三食(朝、昼、晩)の食事ごとにたんぱく質をしっかり摂ろう」「たんぱく質の動物性と植物性のバランスを意識して摂ろう」といった、健康に生活するための助言を伝えた。

■「豆乳との出会いは肌荒れ」、豆乳マイスターの黒豆田聖子が豆乳を語る

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黒豆田聖子さんは「私は狂おしいほど豆乳が大好きです。ものまね芸人のかたわら、豆乳マイスターとして活動しています。本日はよろしくお願いいたします」と自己紹介。黒豆田さんは、豆乳に魅了されたきっかけについて「私と豆乳の出会いは肌荒れからでした。20年前にモノマネのお仕事始めました。ものまねのメイクは濃いものが多く、念入りにメイクをするので、どんどん肌荒れが進行していき、毎回汗をかいたりしてメイクが落ちるたびにどんどん塗ってですね、肌荒れ、汚れが蓄積していきました。

肌荒れをなんとか体の中から対策、ケアができないかなと思って出会ったのが豆乳でした。豆乳と豆は気軽に簡単に取り入れることができ、バランスのいい食事を継続することで、お肌や体調を整えやすくなりました」と、肌荒れをきっかけに豆乳に熱中することになり、豆乳によって肌荒れが改善された、と語った。

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また、黒豆田さんは2004年から現在までの「豆乳年表」を発表した。年表は2004年にものまめ活動開始し肌荒れをきっかけに、豆や豆乳を取り入れた生活を始める、2013年には豆乳ソング「豆乳☆気分♪」をリリース、自宅で豆乳スムージー作り、2022年には豆乳マイスター取得、といった内容となっている。

現在は自宅で黄大豆や青大豆、黒大豆などのさまざまな自家製豆乳を作っているそうで、自家製豆乳について「私の豆乳作りの転機となった場所で、葛飾区の『気合豆産』というお豆腐屋さんです。こちらで濃厚な豆乳の作り方を教わって、販売されている大豆以外でも自分でお取り寄せした大豆を使って、自宅でさまざまな豆乳を作って、飲み比べ、食べ比べをして、豆乳の美味しさを日々探求しています。食べる豆乳です」と解説した。

そのほかにも、黒豆田さんの「1週間のリセッ豆乳ライフ」が紹介されるなど、豆乳愛あふれるトークを聞くことができた。今回の豆乳トークのまとめとして、「1.最低1日200ml!豆乳習慣で体調をととのえやすくなった」「2.自家製豆乳のほか、市販の豆乳もバリエーション豊かで楽しい」「3.豆乳はそのままでも、アレンジしてもOK!手軽に取りやすいのが魅力的」と伝えた。

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今回の調査とセミナーを通じて、豆乳はたんぱく質の摂取量を補うだけでなく、動物性と植物性の理想的なバランスを整える上でも有効であることが明らかになった。日々の食生活に手軽に取り入れることで、健康的なライフスタイルを後押ししてくれる存在として、豆乳の価値はこれからますます高まっていきそうだ。
テクニカルライター 後藤 響平


日本テトラパック

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