- 2025-8-25
- カルチャー
- シンガポール独立60周年記念ナショナルデー!シンガポールパビリオン【大阪・関西万博】 はコメントを受け付けていません
2025年日本国際博覧会(以下、大阪・関西万博)に出展中のシンガポールパビリオンは、2025年8月24日(日)大阪・関西万博のナショナルデーホール「レイ・ガーデン」にて、シンガポール独立60周年を祝うナショナルデー記念式典を開催した。式典には、シンガポール、日本からの公式来賓が出席し、両国の絆と未来への協力を象徴し、文化と友情を讃える一日となった。
イベントは二部構成で行われ、午前11時からの記念式典には、リー・シェンロン シンガポール共和国上級大臣が出席し、日本側からは林芳正 内閣官房長官が登壇。両国の代表によるスピーチでは、国際舞台におけるシンガポールの存在感と、日本との協力関係の深化が力強く語られた。特に、革新性・持続可能性・文化交流という共通の価値観が強調され、外交的にも意義深い場となった。
続く文化パフォーマンスでは、バイオリニストのAdele Wee(アデル・ウィー)氏、また、人気バンド53A(フィフティ・スリー・エー)氏が登場し、伝統と現代が融合したライブショーを披露。多文化主義と創造性をテーマにした演出は、観客の心を掴み、レイ・ガーデンはシンガポールの活気に包まれました。実際の独立記念日8月9日(土)に行われた、公式マスコットのマーリーが特別な衣装で登場したグリーティングや、シンガポールのアーティストyIN Harmony(イン・ハーモニー)氏の音楽パフォーマンスとも合わせ、万博期間中のシンガポールの存在感をさらに高めるものとなった。
式典の来場者に配られたお土産を入れたギフトバックは、シンガポールの団体のART:DIS(アート・ディス)とSG Enable(SGエンエーブル)に所属する障がいのある方々がデザインしたもので、これは8月9日にシンガポール国内でも「National Day Parade Pack」として配布されたもの。シンガポールの思いやりと創造性を込めて手渡された。
式典後には、シンガポールパビリオン内にてシンガポールからのゲストや在日シンガポール人を招いたレセプションが開催された。会場では、バイオリニストAdele Wee(アデル・ウィー)氏による優雅な演奏が響き渡り、この日のために特別に考案されたシンガポールのウィリン・ロー シェフと日本の眞貝友也シェフとのコラボレーションによる料理と、シンガポールのローカルディスティラリーのウィスキーを使ったスペシャルカクテルと有名なシンガポールスリングが振る舞われ、参加者同士の交流が深まった。
尚、今回の記念式典に出席したリー・シェンロン シンガポール共和国上級大臣は、25日、石破茂内閣総理大臣を表敬訪問し、旭日大綬章を受賞した。また、今回、リー上級大臣は東京においても、日本の政財界指導者と会談し、在日シンガポール人との交流も行った。
開幕以来、シンガポールパビリオンは来場者の想像力と感性を刺激する空間として高い評価を得ており、特にタブレットに自分の夢を文字や絵で描くと、ドーム型スクリーンに映し出される参加型展示が人気を集めている。開幕以来、「世界平和」「幸せ」「愛」「健康」「家族」などの言葉がたくさん寄せられており、人々の想いや願いが集まる、あたたかい場所になっている。
あわせて、シンガポール政府観光局、シンガポールパビリオン、ART:DIS、そしてパティーナ大阪によるアート展示イベント「重い線、軽やかなタッチ」がパティーナ大阪にて開催されている。本展示は、多様性と共生をテーマに、ダウン症や知的障害のあるアーティストの作品を通じて、国境を越えた共感と対話を促進する取り組みだ。展示されるのは、日本人アーティスト・岡元俊雄氏と、シンガポールのアーティスト ファーン・ウォン氏による作品で、8月23日から9月7日まで、パティーナ大阪1階のギャラリースペースにて鑑賞することができる。
■シンガポールパビリオンについて
ドリーム・スフィア(夢の球体)と呼ばれるシンガポールパビリオンは、シンガポールの未来に向けた大きな望みを紹介する没入型の空間で、「リトル・レッド・ドット(小さな赤い点)」というシンガポールのニックネームにインスパイアされている。
外観は、17,000枚を超えるリサイクル・アルミニウム製の「ドリーム・ディスク」で構成されており、それぞれのディスクは異なるサイズ、色合い、質感を持ち、多様な夢を表現している。これらのディスクが重なり合うパターンは、日本と海外の人々にもよく知られる日本の伝統的な「青海波(せいがいは)」の波模様と、願いや想いを込めて書き記す「絵馬」からインスピレーションを得て、独自にデザインされている。
パビリオンのタグラインである「Where Dreams take Shape」は、直訳すると「夢が形になる場所」です。日本語のタグライン「ゆめ・つなぐ・みらい」は、今日の行動が、次世代の未来を築き、現在と未来をつなぐことを示し、人々がつながり、一緒に未来を築いていく機会を示唆する。
またパビリオンの来館者が、シンガポールと共に、夢が持つ無限の可能性を探求し、未来を築いていく行動を喚起するきっかけとしたい、という想いも込められている。パビリオンでは、シンガポールが夢をどのように形あるものにしているか?を3つの章で紹介している。
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