1日経っても治らないコリは、危険なサイン!?痛みに変わる前のケアタイミング “痛(いた)”アラートの実態を調査

  • 2025-3-19
  • 1日経っても治らないコリは、危険なサイン!?痛みに変わる前のケアタイミング “痛(いた)”アラートの実態を調査 はコメントを受け付けていません
痛みに関する調査_KV

毎年3 月は会社の年度末や新生活に向けた準備などで何かと忙しいタイミング。身体のケアが後回しになりがちではないだろうか。日常の会話の中でも「肩凝っちゃってさ」「肩凝っていそうだね」といった、“頑張っていること”をやんわり伝えたり、ねぎらいの意味を込めてコミュニケーションしたりする人もいるかもしれない。しかし、この身体のコリが日常的にある状態は誰でも想像以上に身体にとって悪い状態だ。

株式会社リクルートが運営する国内最大級のヘアサロン・リラク&ビューティーサロンの検索・予約サービス『ホットペッパービューティー』は、全国20 歳~49 歳男女1,000 人を対象に「コリやコリからくる痛み」に関する調査を実施したところ、身体のコリを放置しがちな人にその期間について伺うと、いずれの部位でも「2 日以上」が9割超、「半年以上」も3割超となった。コリを抱えていても対処せず長期間放置や我慢をしている人が一定数いる実態が明らかになった。

一般社団法人 日本疲労学会 理事長を務める渡辺 恭良教授は、「コリが1 日経っても治らない時点で身体は異常であり、ケアすべきです」と話し、身体の痛みの前兆として「痛いたアラート」の存在を軽視すべきではないとしている。

■コリが仕事に悪影響! 3 人に1 人がコリからくる痛みで「仕事のパフォーマンスが低下した」経験あり
今回の調査では、働く人の74.9%が「身体のコリを感じたことがある」と回答。また、60.3%の人が「コリからくる痛みを感じたことがある」と回答した。

さらに、コリからくる痛みによってどのような事象が生じたか質問したところ、最も多かった回答は「仕事のパフォーマンスが低下した」で34.0%。次いで、「集中力が低下した気がする」で32.8%という結果となり、仕事や日常生活に悪影響を及ぼしている実態が明らかになった。

痛みに関する調査_グラフ1


痛みに関する調査_グラフ2


■いずれの部位でも半年以上コリが放置されている割合が3割超。1 日以上治らないコリはケアすべき
渡辺教授は、「個人差はあるものの、1 日経ってもコリが治らない時点で身体は異常であり『痛アラート』が発令されている状態だ。コリが慢性化すると痛みを感じるようになり、痛みをかばって姿勢がゆがんだりして症状の悪化を引き起こす可能性があります」と警鐘を鳴らす。

そんな中、コリを放置しがちな部位ごとにその期間を聞いたところ、いずれの部位でも「2 日以上」が90%を超えており、多くの人が「痛アラート」レベルに該当することが判明した。また「半年以上」も30%超に上っていることから、長期間にわたってコリを抱えていることが当たり前の状態になっている人も一定数いるという実態が明らかになった。

痛みに関する調査_グラフ3


■立ち仕事か座り仕事かによってコリの発生に違いが! 適切なタイミングでのケアが必須
コリに関する傾向として、立ち・座り仕事など働き方による違いも調査した。立ち仕事が多い人・座り仕事が多い人それぞれに、コリを感じたことがある身体の部位について聞くと、座り仕事は「肩」が立ち仕事より5.5 ポイント高い結果となった。一方で、立ち仕事は「ふくらはぎ」が座り仕事より5.1 ポイント高い結果となった。

さらに、渡辺教授によると「コリからくる痛みには連鎖性があり、悪化すると痛みが他の部位に広がる。座り姿勢は肩や首、立ち姿勢は足や腰など姿勢によって大きな重力のかかる部位が異なり、痛みの広がり方が違ってくる。それぞれ1 日経ってもコリが改善しないようなら『痛アラート』発令状態なので、リラクゼーションサロンなどでのケアがオススメです」と仕事のスタイルに合ったケアを心がけることが重要と話す。

痛みに関する調査_グラフ4


■コリの適切な治療にはプロの施術が有効!マッサージ・リラクゼーションサロンの利用でコリが改善した人が約8 割
1 日経ってもコリが治らない「痛アラート」レベルに達した際は、自分の仕事のスタイルや症状に合わせたケアが必要になる。渡辺教授は「『痛アラート』レベルの症状の対処にはマッサージやリラクゼーションサロンなどでのプロの施術が有効だ。プロの施術を利用することで、自分では気が付かないコリの原因部位の特定ができ、自分では届かない部位が効果的にほぐれるので、高い改善効果や疲労回復が期待できます」と話し、セルフケアではカバーし切れないケアが期待できるとのことだ。

実際、コリを感じた際にマッサージ・リラクゼーションサロンを利用したことがある人にコリが改善されたかどうか聞いたところ、約8 割の人が改善を実感していることが判明。コリの改善にプロの施術が有効であると感じている人が多数を占めていることが明らかになった。「痛アラート」を見逃さず、1 日経ってもコリや疲労感が残っている際には、リラクゼーションサロンなどでのプロの施術を利用して早期に対処することが重要と言えそうだ。

痛みに関する調査_グラフ5


■監修 渡辺 恭良氏(神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科 特命教授)のコメント
コリを軽視し、放置しがちな人が多い傾向が見られますが、1 日経ってもコリや疲労感が残っている時点で異常であり、すぐに治療が必要な状態になっています。

コリの解消には凝っている部位を意識的に動かすなど、固まった筋肉をほぐすことが必須です。自分でマッサージすることも効果的ですが、リラクゼーションサロンなどでのプロの施術を利用することで、自分の手が届かない部分のコリを緩和することができ、より効果的に解消することができます。

また、コリが重症化すると姿勢が傾くなど、身体のゆがみにつながります。ゆがんだ姿勢はすぐには治らず、プロの施術などを継続して利用し、正しい姿勢を習慣化させることが大切です。

渡辺教授 お写真


渡辺教授プロフィール
京都大学大学院医学研究科修了。医学博士。
一般社団法人 日本疲労学会 理事長、神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科 特命教授、
国立研究開発法人 理化学研究所 名誉研究員、Integrated Health Science 株式会社 代表取締役CEO。
ベルツ賞、文部科学大臣表彰科学技術賞など受賞

■『ホットペッパービューティー』とは
『ホットペッパービューティー』は、年間予約件数1億8388 万件※1 の国内最大級のヘアサロン・リラク&ビューティーサロンの検索・予約サービス。多様な切り口の特集、行きたい日時での検索、ヘア・ネイルカタログ、口コミ、お得なクーポン、サロンスタッフなどから、自分の行きたいサロンを検索できる。

ウェブサイト・アプリから24 時間いつでも・どこでも予約でき、予約後に来店するとポイントが2%たまり、次回の利用時などに使える。ジャンルは、ヘア、リラクゼーション、エステ、ネイル、アイビューティーまで幅広く提供している。30分ごとの空き状況が確認できるため自分の予定に合わせた予約ができ、エリア検索機能で通いやすいサロンを見つけることができる。
※1:2023 年4 月~2024 年3 月までの予約件数

ホットペッパービューティー

ITライフハック
ITライフハック X(旧Twitter)
ITライフハック Facebook
ITライフハック YouTube

カルチャーに関連した記事を読む
プレミアムハイヤーサービスに新プラン!都内の桜名所を最高級車両のLMで巡る「SAKURA RIDE PLAN」
待望の続編!北海道を舞台にしたTVアニメ『ゴールデンカムイ』と「白い恋人」がコラボ
伊原六花さんが新CMキャラクターに、桐谷健太さんと初共演!「キリン のどごし〈生〉」新TVCMが全国でオンエア
軽量&コンパクトで、人気のプラスチックロッカー!中身が見えない不透明タイプ
立ち仕事に革命!ちょい座りできる姿勢矯正ハイスツール






関連記事

コメントは利用できません。

カテゴリー

アーカイブ

ページ上部へ戻る