4月22日は「よい夫婦の日」、4月26日は「よい風呂の日」。そこで、妊活サプリメントを展開するゲンナイ製薬は、2016年3月18日~3月23日の6日間で、配偶者がいる20歳以上の男女に対し、「夫婦仲と夫婦風呂に関する調査」をインターネットリサーチで実施し、1,000名の有効回答サンプルを集計した。(調査協力会社:ネットエイジア)
配偶者がいる20歳以上の男女1,000名(全回答者)に対し、どのくらいの頻度で夫婦で一緒にお風呂に入っているか聞いたところ、「ほぼ毎日」は6.8%、「週に4~5日程度」は3.0%、「週に2~3日程度」は5.0%、「週に1日程度」は5.5%となり、「月に2~3日程度」(3.9%)、「月に1日程度」(4.1%)までを合計した『月に1日以上(計)』は28.3%でした。3割弱の方が、月に1度は“夫婦風呂”をしていることが分かった。また、「一緒に入ることはない」は58.8%で、そこから逆算すると、夫婦風呂をすることがある方の割合は41.2%と約4割になった。
夫婦風呂は、夫婦の円満度に影響するのだろうか。全回答者(1,000名)に対し、夫婦の円満度を点数で聞いた。
まず、全体では、「100点」は12.2%、「90点」は14.2%、「80点」は20.2%、「70点」は16.9%、「60点」は8.3%、「50点」は10.8%で、平均点は66.7点となりました。
夫婦風呂の有無別にみると、夫婦風呂あり層では、「100点」から「70点」に回答が集まり、平均点は77.4点だった。一方、夫婦風呂なし層では、「80点」(18.0%)が最も多いものの、平均点は59.2点だった。一緒にお風呂に入ることがある夫婦のほうが、夫婦の円満度は高いようだ。
それでは、夫婦風呂をすることがない人は、夫婦風呂に対してどのように思っているのだろうか。夫婦風呂をすることがない人(588名)に対し、夫婦で一緒にお風呂に入りたいと思うか聞いたところ、「非常に思う」は2.9%、「やや思う」は10.7%で、それらを合計した「思う(計)」は13.6%となった。夫婦風呂をすることがない方でも1割強の方は、本当は夫婦で一緒にお風呂に入りたいと思っているようだ。
男女別にみると、本当は夫婦で一緒にお風呂に入りたいと思う方の割合(「思う(計)」)は、男性では23.8%と約4人に1人の割合となり、本当は妻と一緒にお風呂に入りたいと思っている男性は少なくないことが明らかになった。一方、女性では「思う(計)」は5.0%となり、男女間で開きがみられた。
夫婦で一緒にお風呂に入りたいと思わない理由とはどこにあるのだろうか。夫婦風呂をしたいと思わない人(508名)に聞いたところ、最多回答は「ひとりでゆっくり入りたいから」で、65.4%と際立って高く、次いで、「お風呂が狭く感じるから」が30.7%で続いた。バスタイムをゆったり楽しみたいという気持ちが夫婦風呂を遠ざけているようだ。
また、男女別にみると、女性では、「恥ずかしいから」が14.2%、「体型が気になるから」が15.5%、「体を洗っている姿をみられたくないから」が9.2%となり、気恥ずかしさも夫婦風呂を避ける一因になっていることが分かった。女性の中でも、特に30代女性でその傾向が強くあらわれ、30代女性では、「恥ずかしいから」が22.4%、「体型が気になるから」が26.9%、「体を洗っている姿をみられたくないから」が19.4%と、全体より高くなった。
次に、夫婦風呂をすることがある人、または、したいと思っている人(492名)に対し、夫婦で一緒にお風呂に入りたいと思う気持ちが高まるのはどのようなときか聞いたところ、1位は「しばらく夫婦の時間がとれなかったとき」(19.3%)、2位は「ふとパートナー(夫・妻)を愛おしく思えたとき」(18.7%)となりました。また、4位が「パートナー(夫・妻)の愛情を感じたいとき」(13.2%)となり、夫婦風呂が、愛情表現や愛情の確認という役割を担っている様子が窺えた。
男女別にみると、男性では、1位「ふとパートナー(夫・妻)を愛おしく思えたとき」(23.1%)、2位「しばらく夫婦の時間がとれなかったとき」(18.6%)、3位「パートナー(夫・妻)の愛情を感じたいとき」(16.6%)となった。また、女性では、1位「しばらく夫婦の時間がとれなかったとき」(20.3%)、2位「癒されたいとき」(12.7%)、3位「ふとパートナー(夫・妻)を愛おしく思えたとき」「旅行に行ったとき」(いずれも12.2%)でした。夫婦の時間がとれないことが続いたとき、夫とお風呂に入りたくなる女性が多いようだ。お風呂を活用して夫婦の時間を確保しようと考える女性が多いのではないだろうか。
夫婦風呂の良さとは、どのような点にあるのだろうか。夫婦風呂をすることがある人、または、したいと思っている人(492名)に対し、夫婦で一緒にお風呂に入ることの良さとはどのようなことだと思うか聞いたところ、「スキンシップがとれる」(45.5%)が最も多く、「夫婦の会話が楽しめる」(44.5%)、「夫婦間の愛情が深まる」(31.9%)が続いた。言葉を交わしたり触れ合ったりといったコミュニケーションによって夫婦愛がはぐくまれることが、夫婦風呂のメリットと考えられているようだ。
男女別にみると、男性では「スキンシップがとれる」が50.5%で最も多く、「夫婦の会話が楽しめる」(40.7%)が続いた。男性は妻とコミュニケーションがとれることを夫婦風呂のメリットだと考えているようだ。一方、女性では「夫婦の会話が楽しめる」が50.3%で最も多くなったが、次いで多く挙げられたのは「電気・ガス・水道代の節約になる」(44.2%)で、「スキンシップがとれる」(38.1%)は3番目でした。女性は、夫婦風呂がもたらす“経済的”なメリットにも着目しているようだ。妻と一緒にお風呂に入りたい男性は、節約を理由に妻を夫婦風呂に誘ってみると上手くいくかもしれない。
夫婦風呂には様々なメリットがあるようだが、時には、パートナーの行動に対して“それはやめて!”と思うこともあるようだ。
夫婦風呂をすることがある人(412名)に対し、夫婦でお風呂に一緒に入っていて、パートナー(夫・妻)にやってほしくないと思うことはどのようなことか聞いたところ、1位「お湯・シャワーを出しっぱなしにする」(18.4%)、2位「シャワーのしぶきを飛ばす」(15.8%)、3位「かけ湯をせず湯船に入る」(15.5%)となりました。夫婦といえどもマナーは大切なようだ。また、それらに続いて、4位に「スマホやテレビに夢中になる」、「会話の内容が愚痴ばかり」(ともに11.2%)が続きました。せっかくの夫婦の時間を台無しにするような言動もNGのようだ。
男女別にみると、男性が妻にやってほしくないと思うことの1位は「会話の内容が愚痴ばかり」(12.6%)、2位は「かけ湯をせず湯船に入る」(11.3%)、3位は「ムダ毛を処理する」(10.8%)でした。お風呂で妻とのコミュニケーションを楽しみにしている男性にとって、雰囲気がぶち壊しになる“愚痴”や“ムダ毛処理”はNG行動ランキングの上位のようだ。一方、女性が夫にやってほしくないと思うことの1位は「お湯・シャワーを出しっぱなしにする」(28.7%)、2位は「シャワーのしぶきを飛ばす」(22.7%)、3位は「かけ湯をせず湯船に入る」(21.0%)となりました。節約効果を夫婦風呂のメリットとして考えている女性にとってのNG行動1位は、節約を台無しにする“出しっぱなし”だった。
夫婦風呂を避けたい理由の上位に“お風呂が狭く感じる”ことが挙がっていたが、自宅のお風呂ではなく温泉などに行けば、デート気分を味わいながら、ゆっくり夫婦風呂を楽しめるのではないだろうか。
全回答者(1,000名)に対し、夫婦風呂を楽しみたいと思う温泉地はどこか聞いたところ、1位は「草津温泉」(22.2%)、2位は「由布院温泉」(20.7%)、3位は「箱根温泉」(20.3%)となり、いずれも5人に1人以上が挙げた。以下、4位は「別府温泉」(19.3%)、5位は「登別温泉」(18.2%)が続きました。夫婦での温泉デートは、これらの温泉地が人気のようだ。
また、夫婦で温泉デートを楽しむなら、シチュエーションも大切にしたいところ。全回答者(1,000名)に対し、夫婦風呂を楽しむならどのような温泉がいいか聞いたところ、1位は「満天の星がみえる温泉」(47.8%)、2位は「海に沈む夕日がみえる温泉」(35.4%)、3位は「キレイな夜景がみえる温泉」(27.9%)、4位は「川のせせらぎが聞こえる温泉」(21.7%)、5位は「海から昇る朝日がみえる温泉」(20.2%)となった。美しい景色も一緒に楽しめる温泉が人気のようだ。
性年代別にみると、20代女性では、1位は「満天の星がみえる温泉」(56.8%)、2位は「キレイな夜景がみえる温泉」(41.6%)、3位は「海に沈む夕日が見える温泉」(31.2%)となり、「満天の星がみえる温泉」や「キレイな夜景がみえる温泉」は全体に比べて人気が高い傾向がみられました。20代女性にとっては、“夜、美しい景色を楽しみながら”が、温泉デートのポイントのようだ。
ゴールデンウィークに夫婦で温泉デートに行きたいと考えている方は、行き先を決める際、これらを参考にしてみてはいかがだろうか。
■ゲンナイ製薬
■ITライフハック
■ITライフハック Twitter
■ITライフハック Facebook
■カルチャーに関連した記事を読む
・AbemaTVで「TOKYO METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2016」を独占生中継
・「冷し中華前線」が今週末東京に到達!
・ドラゴンクエスト30周年プロジェクトのオフィシャルパートナーが決定
・「第1期電王戦」第1局はPONANZAが先勝。第2局は5月21日~延暦寺にて開催
・ドワンゴ、「ドラゴンクエストIII」を駅伝形式で争う「電脳王日本一決定戦!ゲーム駅伝」を開催