SynologyからインテルCPU搭載の高性能NASサーバー「DiskStation DS716+」


Synologyは、インテルのクワッドコアCPUおよび NASストレージに最適なファイルシステムであるBtrfs、そしてハードウェア暗号化エンジンを搭載したスケーラブルな 2 ベイNASサーバー「DS716+」を発表した(取り扱いはアスク)。

DS716+は、信頼性が高く、効率的なストレージとアプリケーションサーバーを求める中小企業向けモデルとなる。

「DS716+」はコンパクトながらも多くの機能を搭載しているのが特長で、同社のプロダクトマネージャであるChad Chiangは
「多様なアプリケーションを必要とする方にも、暗号化された環境においても複数のリクエストを同時に処理できるファイルサーバーをお探しの方にも理想的な製品であると言えます」
とコメントしている。

■高性能なインテルプラットフォーム
メインメモリーは2GB、ギガビットLANを2ポート、CPUはクアッドコアのIntel Celeron N3150(1.6GHz:最大 2.08GHz)を搭載する。AES-NI暗号化に対応しており、Link Aggregationを有効にした状態で最大読み取り速度が223MB/秒、最大書き込み速度が137MB/秒を実現している。3.5/2.5インチドライブを2台まで搭載できる。

ハードウェア暗号化エンジンにより暗号化されたデータの読み取り速度が遅くなることもなく、読み取りが218MB/秒、書き込みが141MB/秒を実現。また、H.264形式の4K動画を1080pへ瞬時にトランスコードすることが可能だ。

■簡単に脱着できるドライブベイ構造と容易なドライブ増設
特別なツールが不要で着脱できるドライブベイ設計、ホットスワップ対応とハイエンドNASサーバーに匹敵する機能を持つ。フェイルオーバー対応のデュアルギガビットLANにより、サービスを中断させずに簡単にハードドライブを交換できる。

さらに、外部バックアップ用により高速でデータ転送する3つのUSB3.0ポートと、eSATAが1ポート用意され、オプションの拡張ユニット「DX513」を1台増設することができ、最大7台のドライブまで拡張することも可能。

■高機能ファイルシステムBtrfsにも対応
サーバーOSとして名高いCentOSやLinuxなどで利用されるファイルシステムBtrfsにも対応。同ファイルシステムは「ポイントインタイム スナップショットと復元」、「データ整合性チェック機能」、「メタデータ モニタリング機能」、「共有フォルダへの割り当て機能」など管理が楽な割に高いデータ保護機能を持っている。

DS716+は、直感的な操作が可能なSynology独自のNASデバイス用最新オペレーティングシステム「DiskStation Manager(DSM)」を採用している。ルーターのポート転送設定無しで外部アクセスを可能にするクイックコネクト機能をサポートするなどバックアップからネットワーク管理に至るまで豊富なアプリケーションを備えており、ビジネス用途に必要なサービスがほぼ組み込まれている。市場予想価格は、7万円前半となっている。

■製品情報
メーカー:Synology
製品名:DiskStation DS716+
型番:DS716+
発売時期:11月18日予定
予想市場価格:7万円台前半(税別)

製品情報
アスク
Synology

ITライフハック
ITライフハック Twitter
ITライフハック Facebook

PC・パーツの記事をもっと見る
アスク、ZOTAC社製、GeForce GT 730を搭載したロープロファイル対応グラフィックスカードを発売
ASUS JAPAN、液晶一体型プレミアムパソコン「Zen AiO」を発表
ドスパラ、スティックパソコンが実質5,000円になる最大50%ポイント還元キャンペーン!
「ギガクリア・エンジンII」を搭載した液晶ディスプレイの新モデルが登場!
アスク、GeForce GTX 960を搭載する高性能ベアボーンZOTAC製「ZBOX MAGNUS EN970」シリーズ




関連記事

コメントは利用できません。

カテゴリー

アーカイブ

ページ上部へ戻る