引っ越しソフトを無料配布! マイクロソフトがWindows XPからの移行ソフトを無償で提供【デジ通】


先日紹介したように日本マイクロソフトはWindows XPやOffice 2003からの乗り換えで、無料相談窓口を開設する。それだけでなく、グローバルでも、OSの移行サービスを充実させる。

具体的には世界中のWindows XPユーザーに向けてOSの乗り換え関連で、2つ施策を開始する。まずはWindows Updateを利用してXPのサポートが終了していることを各ユーザーへダイレクトに通知する。さらにデータ移行ソフトの「ファイナルパソコンデータ引越eXPress」を無償で提供する。

■XPサポートが終了したことをメッセージで表示する
Windowsにはアップデート項目があることをユーザーに通知する機能がある。この機能を使用してWindows XPユーザーにサポートが終了することを通知する。Windows XPユーザーは3月9日から1か月毎にサポートが終了することが告知されるようになる。もちろん危険を承知でWindows XPを自己責任で使い続けるならこの表示を非表示にすることは可能だ。

新しいWindowsには標準でデータ移行ツールが用意されている。残念なことにこのツールは1世代から2世代程度のOSアップデートにしか対応できない。XPから最新のWindows 8.1となると、Windows Vista、Windows 7、Windows 8、Windows 8.1とバージョンが4世代も離れている。標準のツールでは最新のWindows 8.1へ直接データ移行することは当然無理だ。このため、Windows XPから8.1へ移行する場合、市販のされている引っ越しソフトを利用するか、ひとつひとつ手動でデータをバックアップし、新環境に移行する必要があった。

今回、Windows XPからの移行を簡便化すると同時に促進するために「ファイナルパソコンデータ引越eXPress」をユーザーに無償提供することにした。7月31日までの使用期限が設定されているが、AOSテクノロジーと提携したことでこのサービスが実現した。

このソフトはWindows XP専用で、マイクロソフトのサイトからダウンロードできるようになる。ダウンロード期間は3月中旬から6月末までの予定で、ソフトの利用自体は7月末まで可能だ。ちなみに、パソコンメーカー各社から発売されている製品の一部には同様の機能をプリインストールしている場合もあり、その場合、このソフトは必要ない。ダウンロードは、3月中旬に開始される予定なので、移行予定のユーザーは要チェックだ。

上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]

マイクロソフトの「ファイナルパソコンデータ引越eXPress」ダウンロード予定サイト

ITライフハック
ITライフハック Twitter
ITライフハック Facebook

デジ通の記事をもっと見る
無料で相談!日本マイクロソフトがWindows XPとOffice 2003の乗り換え窓口を開設
原発に代わる代替エネルギーに向け盛り上がりを見せる太陽光発電の技術
ライター用のブタンガスで発電する燃料電池!独eZelleronの「eZell」が凄い
タフさだけじゃない! パナソニックの頑丈タブレット「TOUGHPAD」が持つ特徴
パナソニックから5インチのスマートフォンとしても使える頑丈なタブレット「TOUGHPAD」登場



関連記事

コメントは利用できません。

カテゴリー

アーカイブ

ページ上部へ戻る