「時の記念日」6月10日より7月24日までの期間限定樫尾俊雄発明記念館で歴代の多機能時計を特別展示


樫尾俊雄記念財団は同財団が管理する「樫尾俊雄発明記念館」で、カシオ計算機が生産してきた数ある時計の多機能化の歴史を紹介する特別展示を「時の記念日」である6月10日より、7月24日までの期間限定で一般公開する。

たとえばICレコーダー機能を持つ「DBC-V500」、ラップメモリー機能を持つ「SDB-300W」、対戦ゲーム機能を持つ「JG-100」、放射温度計測機能を持つ「TSR-100」などだ。いまでいうスマートウォッチの走りのような時計が多数展示されることになっている。

「樫尾俊雄発明記念館」は、2012年5月に死去した元カシオ計算機会長の樫尾俊雄が残した発明品を展示・公開するため、数多くの発明を生み出した自宅を改装し開設したものだ。2013年6月より一般公開し、カシオ計算機の最初の製品である世界初の小型純電気式計算機「14-A」をはじめ、電卓、時計、電子楽器などの代表的な発明品を展示している。

時計を展示する「時の部屋」では、樫尾俊雄が「時間は1秒ずつの足し算である」と考えて計算機の技術を生かして開発した世界初のオートカレンダーつき腕時計「カシオトロン」を始め、時計の代表的なモデルを展示。

今回の特別展示では、1980年代から新たな機能を開拓してきたカシオの多機能時計を「ビジネス」「健康・フィットネス」「エンターテイメント」「アウトドア」の4分野に分けて展示。現在のスマートウオッチが搭載しているスケジュールや連絡先の管理、辞書、GPS、脈拍数測定、通信機能などを先駆けて実現してきた製品群と、カタログやCM映像を見ることができる。

展示が予定されている製品は以下、
CASIO002

■樫尾俊雄発明記念館の概要
所在地:東京都世田谷区成城4-19-10
設立日:2013年5月15日
開館時間:9時30分~16時30分
休館日:土曜、日曜、祝日、年末年始、夏季休暇
入館料:無料(入館には予約が必要です)

樫尾俊雄発明記念館ホームページ
カシオ計算機

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