- 2018-12-12
- ITビジネス
- 多様化する働き方を支援!ザイマックスの働く人や企業を支える柔軟なワークプレイス「ZXY(ジザイ)」 はコメントを受け付けていません
ザイマックスは働く人や企業を支える柔軟なワークプレイス「ZXY(ジザイ)」のサービスを2018年12月12日より開始した。記者発表会では事業展開の説明に加え、建築家川添善行氏とのコラボレーションによりデザインが大幅に進化したZXYのコンセプト拠点となる三鷹店の紹介があった。
■通勤という社会課題を解決したい
ザイマックスは不動産の運営管理を行っている企業であり、2016年より法人向けのサテライトオフィスサービス「ちょくちょく…」を展開している。「ちょくちょく...」で培ったサテライトオフィスの知見と実績をもとに、さらに多くの人が時間と場所に捉われない新しい働き方を実現するサービスに進化させるため、同社は「ちょくちょく...」を新ブランド「ZXY(ジザイ)」として生まれ変わらせることにしたという。ブランド名には「働き方を自在に」という同社の想いが込められているのだ。
ザイマックスZXYワーク事業部長長田健登氏は、「働く質を上げるのはもちろんなんですけども、通勤という社会課題をいかにワークプレイスの側面から解決するかを、社会からも求められていると考える次第です。どう働くかと同時に、どこで働くかということに、私たちは目を向けなければいけないと考えています。」と述べる。
ニューヨークのマンハッタンに比べると、東京は仕事で集まる人が多い場所だ。そんな東京でサテライトオフィスを提供することで、通勤の無駄をなくそうというわけだ。
たとえば、電車に乗っている時間が40分とすると、往復で1時間強の時間削減に繋がる。「無駄な時間をなくすことで、プライベートを充実させたり、もっと働きたい人に働いてもらって、働く人のライフに貢献していけるような存在になっていきたいと考えておりまして、これを私たちの事業の中心的な価値に据えて行きたいと考えています」(長田氏)。
サードプレイスオフィスを利用するときに重視することは、
・自宅から近い
・静かさ
・セキュリティ
・無料Wi-Fi
※ザイマックス不動産総合研究所「首都圏オフィスワーカー調査2018」より
ZXYはサードプレイスオフィスに重視される機能を備え、現在では首都圏最大となる41のネットワークを持ち、約800社12万名の会員に利用されている(2018年11月16日現在)。同社は2020年を目途に100拠点まで拠点を拡大させたいとしている。
■「キミ」と「シロミ」のZXY
建築家川添善行氏は、
・変なホテル:その先に観光を考えたホテル
・東京大学総合図書館別館:本がない図書館。みんなが議論する場所
の空間設計を手掛けた建築家であり、今回、ZXYの空間設計を行った。
「どういう風なデザインをそこに与えるかが難しいんですね。いろんな場所にあることと、ブランドとしてのイメージを作ることと、三鷹らしさをどういう風に伝えたいかというときに、私が最初に考えたのが目玉焼きの話なんですね」(川添氏)。
卵を割ると、黄身(キミ)はいつも球形をしているが、白身(シロミ)は器の形によって姿を変える。「キミ」はすべての拠点で展開するサービスや空間であり、「シロミ」はその拠点の所在地の場所性を映し出す空間として考える。一見すると矛盾するかのような2つの価値を共存させる空間こそが、ZXYが目指したデザインという。
各地に存在するZXYは「キミ」という共通のユニバーサリティを持ちつつ、「シロミ」で場所ごとのオーカリティを体現する。コンビニのような「全国どこに行っても同じ空間」とは異なる。三鷹には三鷹の、上海には上海の、パリにはパリの空間が展開できるというわけだ。
■キッズスペースもある三鷹店
発表会のあとは、三鷹店の内覧会となった。
「ZXY」でシェアの会員になると、全ての拠点、全ての座席を15分単位で利用することができる。
■一人用の座席
■二人用の座席
■個室の一人用の座席
■大人数用の会議室
■電話用スペース
ロッカーや複合機がある。
お知らせには、三鷹のイベントやランチの情報が見られる。
■キッズスペース
月額制のキッズスペースオプションを契約すれば、子連れ出勤が可能になる。
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