- 2024-5-1
- ITビジネス
- 人材不足による業務負担をデータ活用でサポート!シヤチハタ「Smartec Vision」ラウンドテーブル はコメントを受け付けていません
アナログとデジタルの両面から企業の持続的成長を支援する「ハイブリッドDX」カンパニーのシヤチハタ株式会社は、業務ツールが簡単に作成でき、外部データの活用ができるDXツール「Smartec Vision(スマーテック ビジョン)」の第一弾として、「営業管理システムSV」の提供を2024年4月22日(月)より開始した。同日、報道関係者向けにラウンドテーブルを実施した。
■中小企業の業務効率化を後押しする「Smartec Vision」
シヤチハタ株式会社 デジタル認証事業部 部長 石井慶氏は、「Smartec Vision」開発背景について語った。
同社では、2020年に発表した中小企業のためのDX入門ツール「Shachihata Cloud(シヤチハタクラウド)」を通して多くのお客様と向き合ってきた。その中で、中小企業にとって人材不足が大きな課題となっていること、さらに、電子帳簿保存法における電子取引のデータ保存の義務化などから対応に追われる従業員一人一人の業務負担や残業時間の増加などが懸念となっていると考えられた。
また、業務の変革だけではなく、これまでのビジネスから脱却し、デジタルデータを活用することで新たな価値を生み出すような生産性の向上が求められている。しかし、プログラミングやデータ分析ができる人材が必要であるなど、中小企業にとっては技術面でもリソース面でも難しい実情があった。
人材不足を大きな課題とする中小企業は、今後ますます“企業成長”が求められる。そこで、生産性の向上を進めるためのステップとして、「Shachihata Cloud」の一歩先を行く新たなソリューション「Smartec Vision」が誕生した。
複雑なシステム導入が難しく、データ管理に課題のある中小企業に向けて、“ステーショナリーのように使いやすく”、外部のシステムを利用したままデータ連携ができるDXツールの提供により、中小企業の業務効率化を後押しする構えだ。導入成果(売上)に直結する営業支援ツール「営業管理システムSV」を先行してリリースするが、今後は更なる業務効率化を支援するツールとして機能を拡張していく予定だ。
「中小企業様のデータを活用するツールとして、まず使っていただくことがひとつ。私どももそうでしたが、大手様のシステムを使い切れなかった企業様に使っていただき、すぐに実績を出せるようにしてみて如何でしょうか。」(石井部長)
■表計算ソフトよりも簡単に営業管理ができる「営業管理システムSV」
引き続き、シヤチハタ株式会社 デジタル認証事業部 エバンジェリスト 新井雅氏から、Smartec Vision「営業管理システムSV」の詳細な説明があった。
「営業管理システムSV」は、表計算ソフトよりも簡単に営業管理ができる営業支援ツール(SFA)。売上管理、数字管理ができていない、営業の案件管理をExcelや紙で行ってうまく運用できていない、契約までの受注や失注要因を分析・把握・共有できていないなどの悩みを抱える中小企業に利用いただくことで、データの見える化、業務改善、営業力強化が図れるサービスだ。
下記のような営業管理に課題を抱える中小企業をターゲットにしている。
IT人材不足の中小企業でも扱えるシンプルかつわかりやすい設計で、売上管理、案件管理や活動日報管理などを簡単にデジタル化することができる。さらに、初期設定から安定稼働するまで充実したサポートメニューを用意している。
Smartec Vision 営業管理システムSV/シヤチハタ株式会社
YouTube:https://youtu.be/AEDQu44O49I
価格は、初期費用(システム導入)で11万円(税込)。利用ライセンスは月額660円(税込)で5名から利用可能。あわせて導入サポートを月額33万円(~20時間目安)で利用することができる。
Smartec Visionの今後の展望としては、下記のとおり。
「今後、営業部門での活用だけでなく、様々な部門でご活用いただけるサービスとして成長いたします。たとえば、人事・総務部、生産・購買部、企画・マーケティング部で活用できるサービスに成長していく予定です。」(新井氏)
シヤチハタ株式会社 デジタル認証事業部 部長 石井慶氏と同社 同事業部 エバンジェリスト 新井雅氏が語る!新サービス「Smartec Vision」の魅力
YouTube:https://youtu.be/fIhsXKMxgn8
シヤチハタ「Smartec Vision」は、人材不足による業務負担をデータ活用でサポートすることによって、社内の生産性を向上させる。現在は「営業管理システムSV」のみを提供しているが、今後は様々な機能が利用できるようになる。他社のシステムに比べてシンプル、かつ低コストであるだけに、社内のDX化を促進したい企業、とくに営業管理を見える化したい企業には一考の余地があるだろう。
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