- 2015-5-25
- ITビジネス
- Blocks, Open, インテル, インフォキューブ, ぷらっとホーム
- ぷらっとホーム「OpenBlocks IoT」の活用事例を展示【Japan IT Week 春 2015】 はコメントを受け付けていません
2015年5月13日~15日の3日間、東京ビッグサイトにおいて「Japan IT Week春」が開催された。Japan IT Week春はソフトウェア開発環境展、クラウド コンピューティングEXPO春、スマートフォン&モバイルEXPO春など全部で11のIT専門展から構成されている。毎年多くの企業の情報システム部門、経営企画部門、マーケティング部門などの方々が来場し、出展企業と熱心に商談をする場でもある。
今年はソフトウェア開発環境、データウェアハウス&CRM、データストレージ、組込みシステム、情報セキュリティ、Web&モバイル マーケティング、スマートフォン&モバイル、クラウド コンピューティング、データセンター構築運用、ワイヤレスM2M、通販ソリューションなどの各種関連製品、サービスが展示されていた。
今回、ニュース記事として紹介した『ぷらっとホームよりIoT・M2Mシステムの構築に最適なオールインワンの「OpenBlocks IoT EX1」が登場』の実機「OpenBlocks IoT EX1」、さらに別モデルの「OpenBlocks IoT BX1」が出展されていたので紹介しよう。
■Web UIを使った製品デモ – ぷらっとホーム
ぷらっとホームのブースでは、OpenBlockに内蔵するWeb UIを使った製品デモンストレーションを実施していた。
※Web UI:Linuxマイクロサーバーに内蔵する設定用のWebページのこと
「OpenBlocks IoT BX1 I/O開発ボードセット」は、「OpenBlocks IoT BX1と、各種I/Oやオンボードデバイスを搭載した拡張ボードのセットである。豊富な無線・有線インターフェイスを利用し、各種センサーや各種計測機器からのデータ収集、検査機器の遠隔制御や、ヘルスケア・見守り、警備システム、遠隔モニター、電力監視などIoTのさまざまな実証開発ができる。またセンサーデバイスだけでなく、クラウドシステムとの連携など、さまざまなシステムを事前に開発・実証することが可能だ。
■導線分析デモ – インテルブース
インテルブースでは、インフォキューブLAFA、Tangerineのビーコン管理プラットフォームからの情報を、ぷらっとホームのマイクロサーバーがインターネット上のクラウドへ送信するデモを行っていた。
「OpenBlocks IoT BX1」はWi-Fiや3G、Bluetoothの無線通信モジュールを搭載し、ケーブル接続が困難な環境などでも、多くの場所から接続が可能だ。さらにBX1コネクターを経由し、各種オプションケーブルを使用することで、USB、RS-232C、RS-485、GPIO、Ethernetにも対応できる。従来センサーのインターフェイスが多岐にわたり1つのゲートウェイですべてのセンサーと接続することは困難だった。BX1はその問題を1台で解決するという。
将来的な導入事例としては、ショッピングモールなどの施設が考えられるという。具体的には、買い物かごにビーコンを設置し、客の導線データを分析し、効果的な売り場づくりに役立てることが可能だという。
インフォキューブLAFLAのリアルタイムでのWeb/Real行動統合実現のデモとして、ブース全体に電波ビーコンを設置し、IoTと位置情報の連携を実証していた。
以上のようにIoTが進んでいくと、どういったことが便利になるのかを直接体験できる貴重なデモであった。今後、何かの折にブースやデモを見かけることがあったら、ぜひとものぞいてみることをおススメしたい。
■OpenBlocks IoT EX1
■ぷらっとホーム株式会社
■ITライフハック
■ITライフハック Twitter
■ITライフハック Facebook
■ITビジネスに関連した記事を読む
・ブランコ・ジャパン、モバイルのデータ消去「Blancco 5 Mobile」をデモ【Japan IT Week 春 2015】
・アララ、ARプラットフォーム「ARAPPLI」を展示【Japan IT Week 春 2015】
・エボラブルアジア、ラボ型オフショア開発をアピール【Japan IT Week 春 2015】
・あなたのアイデアで世界を変えろ!クラウドソーシング×ファンディングの「Dmet idea」
・iPhoneの画面キャプチャを無音化する方法!1週間の記事を振り返る【ITフィードバック】