- 2015-4-24
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- タブレットにもなるモバイルノートPC!ASUS「Transformer Book Chi」を使ってみた はコメントを受け付けていません
「ASUSがCESで8mmを切る薄型2-in-1ノートおよびZenfone後継モデルを発表」という記事でも紹介したように、ASUSはCES 2015において2-in-1製品であるASUS「Transformer Book Chi」シリーズを正式発表した。同シリーズは、液晶部(タブレット部)とキーボード部が分離する製品であり、ノートPCとしてだけでなくタブレットとしても使える点が大きな特長となっている。
同シリーズは、液晶サイズの違いで、12.5インチ液晶のT300 Chiに加え、10.1インチ液晶のT100 Chi、8.9インチ液晶のT90 Chiの計3モデルに大別される。『パワフルでスタイリッシュ!ASUS「TransBook T300 Chi」開封レポ』という記事で紹介したように、今回、ASUS「Transformer Book Chi」を入手できたので、ここで詳しく紹介しよう。
■2つのモードを使い分られる2-in-1
ASUS「Transformer Book Chi」は、12.5インチの着脱式モバイルノートPCだ。ラインナップとしては、液晶の解像度や、プロセッサの違いで、3種類のモデルが用意されている。ここで紹介するのは、最上位モデルとなる「T300CHI-5Y71」だ。
最大の特徴は、モバイルノートPCとして使う「ラップトップモード」と、タブレットとして使う「タブレットモード」と呼ばれる2種類のモードが用意されている点だ。
筆者は普段から頻繁に文字を入力するので、「ラップトップモード」で使うことが多い。同モードの見ためはノートPCで、液晶部が着脱できるとは思えないほどの一体感がある。
キーボードは大変スリムだが、なかなか秀逸で、しっかりしたタッチ感がある。キーピッチも十分に確保されているため、外付けキーボードに慣れてしまっている筆者にも非常に打ちやすい。
一方、「タブレットモード」は、文字どおりに「タブレット」として使うモードだ。この手のタブレットの中には、液晶解像度の低いものも多いが、本製品は2,560×1,440ドット(WQHD)という圧倒的な解像度を備える。情報量が多いPC向けのサイトであっても、縦置きの状態でたくさんの情報を表示することができる。
キーボードとの着脱には、強力なマグネットを使用している。ちょっとやそっとの力では外れないが、タブレット部(液晶部)端のほうを手に持って少し力を入れると、意外に素直に外すことができる。これなら忙しいビジネスマンがカバンの中に入れっぱなしにしても、簡単に外れることはないだろう。キーボード部はBluetooth接続なので、タブレット部と離した状態でも、キーボードを使うことが可能だ。
ASUSが「目指したのはバッグに入れていることを忘れてしまうほどの薄さと軽さ。」と言うとおり、タブレット部の本体は凄く薄い。最薄部は約7.6mmで、重さは約720gだ。横から見ると、驚くほど薄いことがわかる。
右側には、マイクロUSB3.0端子、マイクロHDMI端子、ヘッドフォン端子を備える。
左側には、電源端子のほか、ボリュームボタン、Windowsボタンを備える。
以上のように、ざっくりとだが、ASUS「Transformer Book Chi」を紹介した。2,560×1,440ドットの液晶画面は圧巻であるうえ、使いやすいキーボードが何よりも嬉しい。ちなみに気になる速度だが、プロセッサーにインテル Core M-5Y71 プロセッサーを備えるだけあり、ストレスを感じることはなかった。これならオフィスワークでも十分に耐え得るだろう。
本記事を読んで興味を持った人は、家電量販店やパソコンショップで一度、触ってみては如何だろうか。
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