iPS細胞の山中教授やX JAPANのYOSHIKI氏を招聘!豪華なスピーカーが登壇した「新経済サミット2015」


一般社団法人「新経済連盟」は去る2015年4月7日(火)~8日(水)の2日間、ホテルニューオータニ ザ・メイン「鶴の間」において「新経済サミット2015」を開催した。「新経済サミット」は2013年4月、新経済連盟初となる大型の主催イベントとして開催し、今回で3回目の開催となる。昨年の「新経済サミット2014」より開催日を2日間とし、主に日本国内の政官財界関係者、経営者、起業家、社会人・学生など、2日間で延べ3000名が参加した。

今回のテーマはより広く、IoT、シェアリングエコノミー、サイバーセキュリティにロボット、教育現場でのイノベーションやビットコインなど、昨今話題となっている分野が並んだ。

■皆様をお迎えできることは非常に光栄 – 三木谷代表理事
「新経済サミット2015」の開催に先立ち、新経済連盟を代表して、楽天株式会社代表取締役会長兼社長三木谷浩史氏よりオープニングスピーチがあった。

三木谷氏は開口一番、

『皆様、本日は「新経済サミット2015」にご参加いただきまして、誠にありがとうございます。新経済連盟代表理事といたしまして、皆様をお迎えできることを非常に光栄に存じます。このサミットについてお話しする前に新経済連盟についてお話ししたいと思います。」と語り、最初に新経済連盟について説明を行った。

新経済連盟は「イノベーション」「アントレプレナーシップ」「グローバリゼーション」の3つをテーマに掲げ、新しい事業の開業、および新しい産業を力強く推進しており、現在では500以上の企業がメンバーとして参加している。

「イノベーション」「アントレプレナーシップ」「グローバリゼーション」

世界は急激に変化しており、インターネットが社会的なプラットフォームになっている。インターネットは単なる革命ではなく、我々はビッグバンであると、同連盟は考えている。具体的には、メディアやEコマース、あるいはコンテンツ事業が変わるだけでは済まされない、社会の基盤そのものを大きく変貌させるのが、このテクノロジーであるというのだ。現在、IoTが台頭しており、デバイスがインターネットに接続されるようになった。そして、ビッグデータを元にしたより深い洞察が得られるようになってきている。これによって、事業のアプローチ、そして学問や研究のあり方が大きく変わろうとしている。

IoT

また金融経済においては、Bitcoinのように新しい通貨が世界中で登場すると予測されるという。さらにシェアリング・エコノミーが既存のサービスに対して世界中で大きな影響を与えている。三木谷代表理事によると、Lyft、Uberのようなライドシェアのサービスはアメリカのみならず、世界中で台頭しはじめており、とくに新興国での台頭が顕著であるという。

シェアリング・エコノミー

そしてOverDriveはデジタルのeライブラリだが、新興国においては、新しい図書館は紙ではなく、すべてデジタルになるのではないかと予測されるという。AirBnBも基本的にはビジネスをベースにしたホテルではなく、個人の家に泊まるという代替案を提案している。このような変化がインターネットで起きているわけだ。ただし、日本においては多くの規制があるため、そうした規制を乗り越える必要がある。であるからこそ、新経済サミットを開催し、新経済連盟は活動を行っているというのだ。

新経済サミットの様子

なお、今回は基調講演にKKR & Co. L.P. 共同創業者・共同CEO ジョージ・ロバーツ氏、Dropbox 共同設立者兼CEO ドリュー・ヒューストン氏、Oracle Corporation 取締役会経営執行役会長兼CTO ラリー・エリソン氏、京都大学iPS細胞研究所 所長/教授 山中伸弥氏といった豪華なメンバーをスピーカーに迎えたうえ、日本を代表する世界的なアーティストであるX JAPANのYOSHIKI氏を招聘するというサプライズもあった。

詳細は、追って記事化の予定。

新経済サミット2015 – 新経済連盟
新経済連盟

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楽天流
三木谷 浩史
講談社
2014-10-08


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