- 2020-3-16
- カルチャー
- ICT活用で最高の味を作り出せ!沢の鶴×ヤンマーコラボによる「酒米プロジェクト」開発商品第三弾「沢の鶴 X03(エックスゼロスリー)」を数量限定で販売 はコメントを受け付けていません
沢の鶴は、『沢の鶴X03(エックスゼロスリー)』を2020年3月16日から数量限定で新発売する。
この商品は、ヤンマーと2016年から取り組んでいる「酒米プロジェクト」で開発された米を使用した日本酒の第三弾だ。
『沢の鶴X03』のテーマは「醸造の進化」。『X01』『X02』で追及した酒米作りの一歩先を目指し、「醸造の進化」によって米の可能性を最大限に引き出すことで、同一の原料米でありながら、異なる味わいの3種類の日本酒が完成した。「貴醸酒原酒」、「袋吊り原酒」、「無濾過原酒」の3種類となっている。
「醸造の進化」を可能にしたのが、四季醸造蔵「瑞宝蔵」のリニューアル。「瑞宝蔵」は昨年、1971年の建造以来はじめてとなる大規模なリニューアル工事を行った。吟醸に適した良質な麹をつくるための吟醸製麹室の新設や、香りの高い吟醸酒を仕込むための吟醸用仕込タンクの設置、加えて、より安心安全な酒造りのために食品安全に関する国際規格「FSSC22000」の認証を取得するなど、リニューアルによって小ロットで高品質な酒造りが可能になった。
原料米の栽培は、ドローンを導入し、リモートセンシング(遠隔からの観測)でX03すべての圃場を管理しており、酒米の生育状態をマップ化することで、育成状況を確認することが可能だ。肥料や水にアンバランスがある箇所などをピンポイントで識別することで、必要な部分に必要な対応ができるため、均一に品質の良い米にすることを実現した。そのほかにも土壌診断や蜜苗、スマートアシストなど、ICTを活用したヤンマー独自の酒米ソリューションによって栽培された酒米だ。
デザインは、ヤンマーデザイン戦略室によるもの。
沢の鶴X01、X02は酒造りの見える化をコンセプトに開発してきた。今回は、醸し方や搾り方の違いによる酒本来の味わいまでも見える化したX03を第三弾としてお届けする。
透明なボトルはその繊細な酒色の違いを比べることができるとともに、屋号である※印を大胆にレイアウトすることで、300年続く伝統の酒造りと新たな挑戦をし続ける沢の鶴をダイナミックに感じることができるデザインとなっている。
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