- 2014-11-8
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- Android, iPhone, Klee, アエリア, ガーブー, クレー, コスプレ, 藤崎ルキノ
- 深夜のハロウィン騒動で沸いた渋谷! 昼に開催された「リアル宝探し」イベントに挑戦! はコメントを受け付けていません
先日の『総額30万円が東京渋谷に舞う!リアル宝探しイベント「藤崎ルキノ×Klee(クレー)」』という記事で紹介したように10月31日に渋谷でユーザー参加型のリアル宝探しイベント「藤崎ルキノ×Klee(クレー)」が開催された。誰でも自由に参加が可能なうえに、総額 30 万円相当のお宝をゲットできるということで、筆者も取材という名目で参加することにした。
イベント当日の夜から翌11月1日朝にかけて渋谷はハロウィンで大騒動となったようだが、本イベントはそれよりもかなり前の時間に行われており、イベントに参加された方々も節度をわきまえて参加していたことをあらかじめお断りしておく。
■Twitterでのヒントが鍵
10月31日といえば、ハロウィン! もともと外国の行事であるが、最近は日本でも定着しつつある。日本のハロウィンといえば、「渋谷」というぐらい風物詩になっている感がある。
特に今年はテレビのニュース番組でも、コスプレをしてハロウィンを楽しむ人たちが放送されたり、深夜に騒ぎ過ぎたことが問題となってしまったりと、あまり好ましい状況ではなかったようだ。そんな渋谷であったが、騒動が起きる前に「リアル宝さがし」イベントが開催され、しかもお宝がゲットできるかもしれないということで、筆者も参加してきた。
イベントの内容は、とてもシンプルだ。渋谷駅を中心に半径1km圏内に、約30個の魔石の入った宝箱が隠されている。それらをネットでの情報をたよりに自由に探しまわるというもの。下の写真のような感じで宝箱がさりげなく置いてあり、それを探し出すだけだ。
公式Twitterアカウントやホームページで、置かれている宝箱の形状や、置いてあるおおよその場所の情報が徐々に公開されていく。イベント参加者に「次の情報はまだか!」とワクワク感を持たせるあたりの演出もウマい。誰でも参加できるとあってネット上では、続々と参加表明がなされ、隠し場所を予想した情報なども見られた。
ただでさえ何が起こってもおかしくないハロウィン当日の渋谷である。なお運営からは、「歩きスマホ禁止」の注意喚起、宝探しにあたっての注意事項が、ことあるごとに告知されていた。運営がしっかりしている感じも、マナーや節度を守るように参加者にたびたび注意する行為が多くの参加者にとって安心感を与えたといえる。みんなでワイワイとイベントを楽しむのはOK! でも歩きスマホで他人の迷惑にならないようにというごく当たり前のことも大事だということを思い出させてくれるイベントでもあった。
イベントの開始時刻は10月31日の正午だ。謎の少女【ともか】のTwitter上でのつぶやきをきっかけにイベントがスタートした。
これ以降、公式Twitterでは、宝(イベントでは“魔石”(ませき)と呼ぶ)の隠し場所のヒントや、謎が出題されていった。参加者は、それを見て「魔石」の入った宝箱を探し当てようと、渋谷をあちこちと歩き回ることになる。
Twitterでのヒントは、「嘘をつくたびに鼻がぐーんと伸びてしまうキャラクター」。そうピノキオだ! 取材を忘れてピノキオを探して歩きまわっていると・・・、あ!いたーーーっ!
宝箱を開けてみた!(あくまで取材ですからっ)とはいえ心が躍る! ドキドキだ。
お宝ゲット! なんと1万円分のiTunesギフトカードのコードがその場でゲットできてしまったのである。なんという太っ腹企画。ちなみにゲットできる宝箱は、1箇所につき、先着1名(あたり前か…)。取材とはいえ超ラッキー!としか言いようがない。
ちなみに、一部のスポットでは、宝箱を獲得できなかった人向けに、残念賞として他の隠し場所の地図をこっそり渡しているようだった。何とも配慮が行き届いたイベントだ。
さらに、この企画が面白いのは、宝箱は固定の場所だけにあるわけでないということ。奇しくもその日はハロウィン当日。渋谷の街中には仮装している人だらけ。むしろ、ふつうの格好をしているこっちが恥ずかしくなってしまうぐらいだ。それを逆手にとって、超絶難易度の隠し場所のヒントがTwitterで配信された。
SHIT!という言葉が含まれた公園にいるコスプレイヤーが宝箱を持っているというのだ! これは難易度が高い!あれ? 渋谷で公園でSHITといえば…、もしや…!!!
急げ!と駆け寄ってみるも先客が! みんな早い・・・。Twitterでヒントが出てから、まだ5分と経ってないのに…残念!
さて、本イベントに参加させていただいた感想だが、宝箱をゲットした喜びはもちろん、なぞを解けた達成感や、コスプレイヤーさんから手渡しされたり、一緒に記念撮影を撮ったり、宝探し以上に2倍、3倍と楽しめた。いずれの参加者も感激しまくっていた様子だったし、どの隠し場所にも次から次へとお宝ハンターが殺到していたようで、筆者の肌感でも数千人から1万人ぐらい参加者がいたのではと感じた。来年もぜひとも開催してほしい。いや、来年と言わず、出来ればクリスマス開催やゲームファン感謝祭みたいな形でファン同士の交流イベントなどもできるとよいなと思った。筆者も必ず、また参加したいと強く思うのであった。
■リアル宝探しイベント「藤崎ルキノ×Klee(クレー)」特設サイト