有楽町に行ったら立ち寄りたい絶品スペイン料理店「真夜中の太陽」

2019-6-21
カルチャー
有楽町に行ったら立ち寄りたい絶品スペイン料理店「真夜中の太陽」はコメントを受け付けていません

FOOD ARCHITECT LABが手がけたスペインバル「真夜中の太陽」が2019年6月20日にオープンした。

有楽町駅から東京国際フォーラム沿いにガードを歩き、谷ラーメンの所から反対側に抜けると、そこに真夜中の太陽がある。こぢんまりとしたたたずまいだが、店内はカウンターとテーブル席で構成されている店内は、とても明るい雰囲気だ。

■巨大な生ハムに圧倒される
店の奥に案内され、まず目に入ったのが大きな生ハム。一体何人前がとれるんだろうと思う。カウンターに備え付けられているケースには、お寿司屋さんのようにあらかじめ調理された料理が並べられている。そして入り口近くには生ハムのスライサーが。さまざまな部位の生ハムが用意されているとのことなので、あとでの楽しみにしておこう。

■どんどん進む食前酒代わりのランブルスコ
まずは食前酒代わりにランブルスコをいただく。微炭酸でスッキリとした味わいの赤ワインは、口の中をさっぱりとさせてくれる。まだ何も料理をいただいていないのに酒が進んでしまう。現地で飲むように、おわんで提供されるのも特徴だ。

■頭のハムってあるんですね
まずは生ハムたちが盛り合わせで登場。イベリコサラミも添えられている。初めて食べたのが「頭」。まさにそのまま、頭を薫製にしてハムにしたものだが、これがまた逸品だった。

■揚げたバナナにゴルゴンゾーラが抜群の相性
ここで連れのお願いにより、「フライドバナナゴルゴンゾーラディップ」を注文する。フライドバナナはよくあるたぐいのものと一緒だが、これにゴルゴンゾーラを付けて食べるとこれがまたおいしい。ゴルゴンゾーラの爽やかな香りが鼻に広がり、フライドバナナの甘さととても合うのだ。なんか、酒が進むおつまみばかりだなあ。そしてまたもう一つ追加で「明太クリームコロッケ」をオーダー。ほくほくのコロッケに明太子のソースがよく合う。

■最高の名物が「海老の太陽」
そして真夜中の太陽の名物料理である「海老の太陽」が登場！赤エビを26匹使っており、ぐるっと取り囲む様はまさに太陽が照っているよう。こんなに一杯2人で食べられるかな？と思っていたらなんてことはない。ペロッと食べてしまった。

■オリジナルサングリアはクセになる甘さ
ここでお酒はサングリアにスイッチ。4種類あるのだが、すべてお店のオリジナルレシピで作られている。まずはパッションから味わってみる。甘い。確かに甘いがこの甘さがクセになる感じだ。エビを堪能しつつ「オニオンリング明太ブラバスソース」をオーダーする。そんなに明太子好きですか。あなた。

■本場スペイン仕込みのおこげ料理で仕上げ
最後に登場したのは、ここのオススメ料理である本場スペイン仕込みのおこげ料理。「フルーツトマトおこげパエリア」「とろとろ手羽おこげパエリア」「イカ墨とムール貝のパスタおこげ」「羽根つきイベリコエンパナーダ」の4種類があるのだが、今日いただいたのはとろとろ手羽おこげパエリアだ。そこに敷いてあるチーズがカリカリに仕上げられておりとてもおいしい。手羽先も柔らかくて骨までしゃぶりつくした。

ところでサングリアだが、オリジナルならば全部飲まないとダメでしょう、と、先ほどのパッションを皮切りに、パイナップル、スイカ、ハラペーニョといただいてみた。パイナップルは皆さんのご想像通りの味。スイカはとてもさっぱりとした味わいでよい感じ。そして。最後にお願いしたハラペーニョはかなりの冒険だと思って頼んだのだが、これが一番おいしかった。ハラペーニョから想像するような辛みも強くなく、スッキリさっぱり。次に来たとすると今度はこれを真っ先に頼もうかと思う。