- 2019-3-22
- カルチャー
- 「CYBERJAPAN DANCERS」のメンバーや顔出し看板ニストの塩谷さんも登場した「顔出しんさい!広島県」出発イベント はコメントを受け付けていません
渋谷区道玄坂のSHIBUYA109の店頭イベントスペースにおいて、「顔出しんさい!広島県」出発イベントが開催された。
■西日本豪雨の復興PR企画「顔出しんさい!広島県」
広島県は、平成30年11月から西日本豪雨の復興PR企画「顔出しんさい!広島県 - あなたが顔を出すと、広島が元気になる -」を実施している。その企画をさらに盛り上げるために、この春から、広島県内の27か所に設置されているすべての「顔だしんさい広島パネル」に、CYBERJAPAN DANCERSのメンバーや顔出し看板ニストの塩谷さんが顔を出して回るとのこと。この新企画「広島 顔出しリレー旅!」を実施するにあたって、その出発記念として開催されたものだ。
■広島にゆかりのある有名イラストレーターや漫画家が顔出しパネルを制作
「広島の各地に設置されている顔出しパネルを訪れて、顔出しをしてもらうことで、広島がこんなにもう復興しているんだということを感じてもらう」というのが、「顔出しんさい!広島県」の目的だ。
このために、広島にゆかりのある有名イラストレーターや漫画家が描き下ろしで27種類の顔出しパネルを制作。これは広島のさまざまな場所に設置されている。このイベントでは、その中から、「牡蠣」と「三原やっさ踊り」の2枚のパネルが設置され、当日朝から多くの来場者が“顔出し”(パネルから顔を出すこと)を楽しんでいた。
イベントでは、まず、司会進行を務める青山りかさんの紹介により、CYBERJAPAN DANCERSのメンバー3人が、踊りながらステージに登場した。CYBERJAPAN DANCERSは、日本を代表するゴーゴーダンサーチームで、25名近くのメンバーがいる。今回のイベントには、KANAEさん、KAZUEさん、JUNONさんの3人が参加した。
■広島まで行って顔を出すだけのお仕事
この企画について「私たちが広島に行けるのはとてもうれしいです。思う存分楽しんで顔出しをしてきます」とKAZUEさん。また「広島には仕事で何度も行かせていただいてますが、顔出しのために行くのは初めてなので、楽しみにしてます。」とコメントした。
■顔出し看板ニスト登場
続いて、顔出し看板ニストの塩谷朋之さんが登場。塩谷さんは、これまでに3800枚以上の顔出し看板で顔出しをしており、「顔ハメ看板ハマり道」という本を出版したほか、顔出し看板に関するアプリやイベントのプロデュースなども行っている、知る人ぞ知る顔出し看板のスペシャリストだ。
■顔出し看板ニストが顔出しのこだわりポイントを解説
青山さんが、広島に設置されている顔出しパネルの中から、レモンやたこ、牡蠣のパネルを紹介し、それぞれ広島の特産品であると説明した。次に、CYBERJAPAN DANCERSの3人は、Instagramなどにアップしている写真を公開し、そのこだわりを語った。
KAZUEさんは「顔が丸いので、正面ではなく、斜めから撮ってシャープに見せています。」。KANAEさんは「上から撮って、スタイルをよく見せたり、普段はキメている写真が多いので、オフの自分を見せたいと思ってます」。JUNONさんは、「私は撮ってもらう人があまりいないので、普段から三脚を持ち歩いて、一緒に出かけているような感じの写真を撮っています。」と語った。
続いて塩谷さんが、顔出しの際にこだわっている3つのポイントを紹介した。まず塩谷さんは、腕や脚といった、顔以外の身体が見えないようにしているそう。幅が狭い顔出しパネルの場合は、身体を横にして首を90度回して顔出しするといったことがポイントとなる。
また大事なのは、顔出しの角度をパネルと合わせるということ。パネルの顔出し用の穴が傾いている場合は、その角度に合わせて顔を傾けると、より美しい顔出しになるとか。
そして複数の穴が空いている顔出しパネルでは、必ず全ての穴を埋めるようにしているという。上司や同僚に協力してもらったり、他に人がいない場合は、通りがかりの人に頼んで顔出しを一緒にしてもらっているそうだ。
「顔出しんさい!広島県」で広島県に設置されている顔出しパネルの一部。左からコップのフチ子さんで有名な漫画家タナカカツキ氏による「牡蠣食う女。」、イラストレーターの五月女ケイ子氏による「五月女ケイ子氏×三原やっさ踊り」、西島大介氏による「漫画家・西島大介氏描き下ろし レモンちゃんパネル」
■逆さまに顔出しするパネルや階段を上がって顔出しするパネルも
広島県に設置されている27枚の顔出しパネルの中でもユニークなものとして、コウモリとろくろ首のパネルが紹介された。
コウモリのパネルでは、コウモリが逆さにぶらさがっているため、顔も上下逆にして穴から出す必要があるが、どうやればいいのだろうか。裏側の写真を見ればその秘密が分かる。なんと仰向けに寝そべり、首を曲げて頭を下に向けて穴から出すようになっているのだ。
また、ろくろ首のパネルは、顔を出すべき穴がとても高いところにある。そこに顔を出すには、身長が3mくらい必要になるが、こちらも裏側に階段があり、階段を上って台に立つことで、顔を出せるようになっている。
■KAZUEさんが、顔出しパネルでの顔出しに挑戦
広島 顔出しリレー旅!のメンバーは、今回のイベントに出席した4人プラス、CYBERJAPAN DANCERSのHARUKAさんの合計5名で、分担して広島県に設置されている顔出しパネルを訪れていくという。最後に、塩谷さんとKAZUEさんが、牡蠣の顔出しパネルに挑戦。KAZUEさんは塩谷さんのアドバイスに従い、顔の角度などに注意して顔出しを行っていた。
これを読んでいる皆さん、広島県まで行った際には、ぜひとも顔出しパネルに挑戦してみてはいかがだろう。
石井英男 @hideo_ishii
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CYBERJAPAN DANCERS
宝島社
2018-03-19