豊富なオプションでその魅力を広げる!レノボが「ThinkPad 10技術説明会」を開催【デジ通】


ThinkPadブランドの新しい10インチWindowsタブレット「ThinkPad 10』でもお伝えしているようにレノボの10.1インチ液晶搭載のWindowsタブレットThinkPad 10が人気だ。法人向けから発売が開始され、その後個人向けモデルの発売も始まっており、いずれのユーザーにも好評のようだ。

先日、レノボが報道関係者に向けてThinkPad 10に関する技術説明会を開催した。もちろん筆者も参加してきたので、その様子をお伝えしよう。

■オプション類と組み合わせることで使い方色々
ThinkPadシリーズは純正の多彩なオプションが特徴の1つで、ThinkPad 10でも法人ユーザーの検証の手間を省ける様々なオプションが用意されている。いくつかあるオプションの中でも、キーボード関連のオプションや関連する使い方を紹介しよう。

ThinkPad 10のようなタブレットは、ノートパソコンと違いキーボードがないため、ソフトウェアキーボードに慣れていないユーザーにとって文字入力がしにくい。最近の若者はフリック入力やソフトキー入力に慣れておりそれほど問題にはならないが、従来からPCを使ってきた人にとってはハードウェアキーは必須と言える。

こうした状況にあるためレノボではタブレットとしても使えるが、ハードウェアキーボードも利用でき文字入力の方法で複数の選択肢が選べる2-in-1タイプの製品が今後は伸びると見ているようだ。2-in-1タイプにもいくつかのタイプがあるが、ThinkPad 10ではオプションを多数用意することで、単なるタブレットとしてだけでなく、本体とキーボードが分離できるデタッチャブル型ノートとしても使用できるようにしている。

■複数のキーボードが用意されるThinkPad 10
タブレット用のキーボードによくあるのが組み合わせるとクラムシェル型のように見える、サイズの合うキーボードが用意される場合、それ以外に本体より比較的小型のBluetoothキーボードを用意している場合があある。持ち運びという点を考えると小型キーボードが有利だが、入力のしやすさといった点では、サイズが大きめのキーボードに分がある。

どちらかが純正オプションで用意されることはあるが、タブレットでキーボードの使用を前提として純正品をいくつも用意しているケースは、ほとんど見かけない。ThinkPad 10の場合には、純正のキーボードオプションがいくつか用意されている。

ThinkPad 10純正のキーボードとしては本体と一体化できる「タッチケースキーボード」と「ウルトラブックキーボード」がある。タッチケースのキーボードはシート状で、普段は裏表が保護されるケースとして使えるが、液晶保護カバー部分がキーボードになっていて、マグネットで固定することでノートパソコンのように使える。キーボードのストロークはないが、ケースとキーボードを併用できるため、薄さと軽さを求める場合に便利に使える。

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もう1つのウルトラブックキーボードは、その名の通り、ThiknPad 10を「デタッチャブルUltrabook」風に使えるキーボードだ。本体と一体化して、液晶保護や持ち運びに便利な設計になっている。ThinkPadの特徴であるトラックポイントはないものの、キーボードのストロークも十分にあり、しっかりしたキーボードと可搬性を重視する場合にはおススメだ。

なおタッチケース、ウルトラブックキーボード共に、薄型化した本体に収納できないデジタイザー対応スタイラスペンを収納できる。なお、スタイラスはデジタイザー対応液晶搭載モデルとの組み合わせでしか利用できない点に注意していただきたい。

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ほかにもBluetoothキーボードも使え、専用ドッグも用意されている。ドッグを使えば、外出時はタブレット、事務所や家に戻った際にはデスクトップパソコンとして使用可能だ。ドッグには、電源、外部ディスプレイ、有線LAN、USBのインターフェイスが用意されており、ThinkPad 10をドッグに装着するだけで、マルチディスプレイのデスクトップパソコンのように使える。こうしたThinkPad 10のオプション類は、実際に自分の使いたいスタイルを決めてから選ぶといいだろう。もちろん全部のオプションを入手すれば、思い通りのThinkPad 10ライフを満喫することができる。

上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]

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