ゲストに松本零士さん登場!Block Co+が「Block Co+ Tokyo 2018」を開催

  • 2018-7-9
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Block Co+は、2018年6月29日にヒルトン東京お台場にて「Block Co+ Tokyo 2018」を開催した。
このイベントは、ブロックチェーン技術や最新テクノロジーに関わる市場で活躍する約100の企業が一堂に集結するカンファレンス。


■漫画家松本零士が2018年から見る未来を語る
当日はブース展示のほか数多くのセミナーも開催された。このセミナーの目玉として行われたのが、マンガ家・松本零士さんによる講演「松本零士が語る2018年から見る未来」だ。松本さんはこれまでのマンガ人生を振り返りながら、いままで体験してきたことについて語ってくれた。

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■宇宙に散らばる無数の星に知的生命体が存在する
「我々が見ている無数の星の中には何者かの生命体がいる」と松本さん。「向こうもこっちを見て考えてるでしょうね。中東の化石の中からネジが出たりしてますから。遠い昔に地球に何者かが来て、宇宙船を修理するときに落ちたネジが化石になってる。なので生命体は我々だけではない」。

SFの世界を描く発想の原点を聞かれて松本さんは、「5、6歳の時から未来を考えてる。未来はこうなるだろうという希望を描き続けてきた。するとそれが現実化してきている。未来は誰かの手によって現実化される。それが文明の進化」と語る。

「俺は未来を描いていたんだと思っていたら、設計者が『あんたの漫画を見て作ったんだ』と言われて。こっちが先だったのかと。お互いに支え合って作り上げてるんですね」。松本さんは未来はこうなると信じて絵を描き続けてきたという。

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■希望ばかりではない未来
しかし未来には絶望感もあると松本さん。地球は温暖化が進んで地震や温暖化が進んでいるが、これは地圧が下がってプレートがゆがんでいるから。

「エネルギーを取るために穴を開けるから地圧が下がり、そのために地震が起きて噴火が起きる。第2の金星化が近づいている」と警鐘を鳴らす。「宇宙開発は人類が生き延びるためのものだが、宇宙で得たエネルギーを地球に送る手段ができていないですね」。

2018年といういまについてどう考えているかを聞かれて「人の思惑が未来を支える原動力なので、若い人たちには元気に頑張ってくださいと。未来を考えることが未来を救うことになる。その時代の中間ですね」と松本さんは語る。

ちなみに松本さんが東京で下宿をしていたとき、隣に入ってきたのが巡洋艦・最上の副艦長をしていた人だったとか。戦艦大和のピン止めを窓に付けていたら「船が好きなのか」といわれて、大和の設計図をもらったのだそう。それを見ていたので構造がわかっていたから、それを見ながら宇宙戦艦ヤマトを作り上げたのだそうだ。「どこに何があるという距離感まで知っていました」と松本さん。

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■ブラックホールと時間旅行
松本さんの最近の活動としては、新しい物語を描きだしているのだという。「ブラックホールの中を突き抜けたときどうなるのか。過去にいくのか未来にいくのか。自分の妄想と空想と科学的技術、人間の機械技術の未来も考えながら描いています。私が描いているのは半分おおぼらですが、人の生涯の中では必ず分岐点がある。そこを間違わずに行った人とそうでない人は変わってくる。なので応援歌なんです」。なお80歳の記念として銀河鉄道999の新作も描くとのことだ。

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■松本さんとブロックチェーンとの関わり
また松本さんは、ブロックチェーンを活用して漫画やアニメに関してのプラットフォーム活動をしているプロジェクト「トリニティ」に関わっているそうだ。ただし松本さんは「興味はあるんだけど完全に理解をしているわけじゃない」のだとか。

「実感として体験しない限りピンとこないので。まだ夢の世界なんです。将来はこうなるだろうと思ってるけど、現実感がまだない」。トリニティでは、漫画が描いた人にきちんとお金が入る仕組みを構築しているのだそうだ。

Webでの原稿料は微々たるもので仕事にならないと松本さん。「地球上で仕事をする場合、この世界では国境がないので、こういう技術が発達して、発表の仕方が地球全域を覆うようになれば創作家の活動も楽になると思うが過渡期。これから完璧なものができていくだろうと思うので楽しみにしている」と語った。

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