IT関連イベントが目白押しの6月! 注目の新製品や新サービスは?【デジ通】


今年2014年は1月のCES以降、IT関連の大きなイベントは2月後半の「Mobile World Congress 2014(スペイン、バルセロナ)」が目立った程度だった。だが6月は、IT系のイベントが世界各地で多数開催される。大きなところではコンピュータ関連の展示会「COMPUTEX TAIPEI 2014」、アップルの開発者会議「WWDC」、ゲーム関連の見本市「E3」、Googleの開発者向けカンファレンス「Google I/O」といったように世界中いたるところで多くのイベントが開催される。

通年こうしたイベントに合わせ、大注目の新製品やサービスが続々と発表されると予想される。また2014年の後半に業界がどう動いて行くのか? といった各社の今後の動向などもわかってくる。

それぞれのイベントの開催時期を紹介すると

イベント名:COMPUTEX TAIPEI
開催地:台湾、台北
開催期間:6月3日から7日まで

イベント名:WWDC
開催地:アメリカ、サンフランシスコ
開催期間:6月2日から6日まで

イベント名:E3
開催地:アメリカ、ロスアンゼルス
開催期間:6月10日から12日まで

イベント名:Google I/O
開催地:アメリカ、サンフランシスコ
開催期間:6月25日から26日まで

となっている。

COMPUTEX TAIPEIでは、自作系ユーザーにお馴染みの台湾系超大手パーツメーカーを中心に、PC関連の様々な新製品が発表される。4K対応ディスプレイ、新型タブレットなど今年も話題は豊富そうだ。同時期に開催されるAppleのWWDCも新製品や関連サービスの発表が期待される。今回はWWDC直前に有名なヘッドホンメーカーのBeatsの買収を発表しているため、その辺から漏れ聞こえてくる信憑性の低い情報が多い。

COMPUTEX TAIPEIとWWDCは日程が重なっている。WWDCは基本的に開発者向け会議であるが初日に行われる基調講演以外に毎年大きな情報は出てこない。WWDCの基調講演は6月2日、日本時間では6月3日の午前2時から行われ、アップルもライブ配信を行うのでリアルタイムに新情報を知ることができるだろう。COMPUTEX TAIPEIは、開幕前日から関連イベントが始まり、数日にわたって様々なイベントが行われ、連日新しい情報が出てくることが予想される。台湾と日本の時差は1時間しか無いので、日本時間の6月2日の午後からCOMPUTEX TAIPEI関連情報が出てくるようだ。

E3では、ソニーやマイクロソフトに比べて据え置き型ハードで分の悪い任天堂が、Wii UのGamePadやNFC機能の活用を発表し、年末商戦での巻き返しに関して、どういった戦略を打ち出すかに注目が集まるだろう。また、ソニーのPS4や日本でも9月に発売されるマイクロソフトのXbox One関連の新情報も期待される。

Google I/Oでは、Googleの関連サービスやAndroid関連に加え、ここ1年ほどで急速に注目を集めているChromebook関連の新情報、一般消費者向けのGoogle Glassの動向も気になるところだ。こちらとしても、体がひとつしかないため複数のイベントに足を運ぶのも大変だ。できる限り、いろいろな情報をお届けできればと思っている。

上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]

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