2017年国内家庭用ゲーム市場規模は3917.5 億円。Nintendo Switch が牽引、11年ぶりにハード/ソフト市場前年増。ファミ通調べ

  • 2018-1-10
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ゲーム総合情報メディア「ファミ通」は、2017年の国内家庭用ゲーム市場について、速報をまとめて発表した。集計期間は2016年12月26日~2017年12月31日。

2017年の家庭用ゲーム市場規模は、ハードが昨年対比172.9%の2023.7億円、ソフトが同103.8%の1893.8億円、合計で同130.8%の3917.5億円となっている。Nintendo Switch が大ヒットし、ハード市場を大きく牽引したほか、ソフト市場もプレイステーション4とニンテンドー3DSを中心に、前年を上回る売上となった。ハードとソフトの市場規模がともに前年からプラスとなるのは、2006年以来、11年ぶり。

年間ソフトランキングトップは、200.4万本を販売した「ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン」(ポケモン/2017年11月17日発売/3DS)。「ドラゴンクエストⅩⅠ 過ぎ去りし時を求めて」(スクウェア・エニックス/2017年7月29日発売/PS4、3DS)については、2機種合計で308.1万本と、タイトル別合算では2017年で最多の売り上げとなった。なお、133.6万本を販売したPS4版の「ドラゴンクエストⅩⅠ 過ぎ去りし時を求めて」は、プレイステーション4タイトルにおける歴代最高のヒットを記録している。

2017年は、7本のタイトルが100万本を突破(2016年は2タイトル)している。年間ミリオンヒット7本は、2010年に達成して以来、7年ぶりとなる。

2017年3月3日に発売し、話題を呼んだNintendo Switch は、340.7万台を販売、年間ハード販売台数において首位を獲得した。ソフトタイトルでも、年間2位の「スプラトゥーン2」(任天堂/2017年7月21日発売/Switch)が175.2万本を販売したことを筆頭に、3タイトルがミリオンに到達。2018年も引き続き市場を牽引することが期待される。

プレイステーション4については、2016年を上回る193.5万台を販売し、年間ハード販売台数の2位となっている。本年1月26日には、シリーズ待望の新作「モンスターハンター:ワールド」(カプコン/2018年1月26日発売予定/PS4)の発売が予定されており、市場の注目を集めている。

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