2014年のIT情報は今年もCESから発信!  タブレットやデジタル家電の新情報に注目【デジ通】


2014年は1月6日から仕事始めの方が多いだろう。ITや家電関連業界では、アメリカのラスベガスで1月7日から始まる世界最大の家電ショーである「 Consumer Electronics Show(CES) 2014」と重なるため、IT関連業の人々は仕事始めからフル操業の状態となる。

こういった大規模なショーは、展示会開催の数日前から実質的なイベントが始まる。2014年は1月5日から公式イベントのCES Unveildなどが開催される。日本時間では6日の朝9時から開始されるイベントなので、仕事始めと同時に多くの新情報が公表されることになる。

■開催日前から盛り上がるベガスのCES会場
CESの展示会自体は1月7日から始まるが、冒頭で述べたように2日前にCES Unveildが開催される。また、前日はプレスデーという記者会見の集中日となっており、ここでも多数の新製品やサービスが公表されるようだ。これらはCESの公式イベントで、これ以外に各社が行う独自イベントなどもあり、日本の仕事始めにあわせて多くの情報が出てくることが予想される。

スマートフォンやタブレットの新製品はもちろん、日本で2013年末に注目を集めたWindowsタブレットがあったとすると、これに続く製品が出てくることも予想される。2013年10月に日本で行われたCEATEC 2013では、最新のBluetoothモジュールといった従来より低消費電力な短距離通信用のモジュールなどが各社から発表されていた。Bluetooth 4.1も発表されたばかりなので、これらに対応する製品、ヘルスケア関係など様々な応用製品の登場も期待できる。

2013年は4KやUltra HDと言われるフルHD以上の解像度を持つテレビが、大きな話題となっていた。LGエレクトロニクスは、同社の彎曲スマホを巨大にしたような105インチの湾曲ディスプレイを展示することを公表するなど、2014年は4Kでもテレビとしての展示だけではなく、これをどう展開し活用していくかという段階に行きそうだ。

これ以外にも、車の本場であるアメリカで開催されることもあり、カーエレクトロニクス関連などでも、様々な情報が出てくるだろう。

基調講演には2013年に新しく就任したインテルのクルザニッチCEO、ソニーの平井社長などが登壇する。多くのイベントではストリーミング配信される事が多いので、日本時間では早朝から昼になるが、興味のあるイベントがあれば日本からもリアルタイムで状況を確認できるのでチェックしてみるといいだろう。

2014 International CES

上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]

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