- 2017-3-31
- カルチャー
- 恋ダンスを超えられる? シスコーンリニューアル記念で新ダンスユニット“シスコーンズ”結成 はコメントを受け付けていません
日清シスコ株式会社は去る2017年3月16日、都内 ベクトルスタジオにおいて、シスコーンリニューアルを記念して「新ダンスユニット“シスコーンズ”結成発表会」を開催した。当日は同社取締役マーケティング部長森河洋一氏からの挨拶、およびマーケティング部ブランドマネージャー杉本和久氏からシスコーンリニューアルに関する詳細な情報や、今後の展望についての説明があった。
その後、子供たちの間で大人気のミュージック・ユニット「ケロポンズ」と、シスコーンのキャラクター「シスコーン坊や」の3人が新たに結成した、新ダンスユニット「シスコーンズ」による「毎朝サクサク体操」を、子供たちとともにお披露目した。
■シリアルで日本の家族の朝食を応援して行きたい - 日清シスコ森河部長
発表会の主催を代表し、日清シスコ株式会社取締役マーケティング部長森河洋一氏から挨拶があった。同社は「もっと楽しく、健やかに」をスローガンに、菓子とシリアルの事業を展開している。
シスコーンは、日清シスコが販売するシリアルのブランド名だ。1963年に発売されて以来、朝の食卓を応援する食品として多くの人に親しまれてきた。シリアル市場はここ数年で大きく成長してきており、2015年(1月~12月)には500億円の市場となっており、2010年のおよそ2倍となったという。2016年は600億円を超えると予測されている。
日清シスコ森河部長は、「急成長の背景には、少子高齢化や晩婚、単身者の増加、女性の社会進出などが挙げられる。朝食を食べなければいけないが、多くの時間を掛けられないためシリアルで済ませるというニーズがあると思われる。」と、シリアル市場の急成長の原因を語る。
シリアルの中でもコーンフレークは、子供が最初に触れるもので、エントリーゾーンではあるが、非常に重要な役割を担っている。というのは、子供の頃にシリアルに慣れ親しむことで、大人になってもそのまま継続してコーンフレークを食べてくれたり、グラノーラ系や高機能系のシリアルに移っていったりするからだ。
「我々としては今回のシスコーンのリニューアルと、シスコーンズとのプロモーションによって、シスコーンによるコーンフレーク市場の活性化を行い、シリアルで日本の家族の朝食を応援して行きたい。」と森河部長。
日清シスコ株式会社取締役マーケティング部長森河洋一氏 |
■家族みんなの健康をサポートできる - 日清シスコ杉本ブランドマネージャー
引き続き、日清シスコ株式会社マーケティング部ブランドマネージャー杉本和久氏から、シスコーンとプロモーションについての話があった。
シスコーンは1963年に発売された。ただ当時、コーンフレークは日本に馴染みのない文化であったという。なかなか認知が進まない中でも「日本の朝食に新しい食文化を定着させたい」との思いから、発売から半世紀以上もの長きに渡ってシスコーンを提供し続けてきた。
これまでもシスコーンは定期的にリニューアルを行ってきたが、箱の形態はそのまま維持してきた。しかし、消費者調査を実施したところ、パッケージの形について
・開封、再封作業が面倒(子供はできない)
・湿気たりして品質が維持できない
・箱は買い物の際、持ち運びにかさばる
・意外にゴミが多く出る
など、包装(箱および内袋)に不満を持っていることがわかった。
中身のシリアル自体に不満点はとくになかった、パッケージングが昔から変わらず、その見直しをしてこなかったという。こうした状況を踏まえ、発売から54年を迎える今年、シスコーンBIGが「毎朝サクサクパック」と呼ばれる袋状のスタンドパックとなり、パッケージを刷新、さらに中身の強化も行ったという。
同パッケージはチャック付きの袋で、使い勝手が向上したうえ、美味しさも長持ちするようになったという。具体的には、以下のように変化している。
・保存に便利:輪ゴムやクリップの必要なし
・おいしさ長持ち:風味・サクサク触感を最後までキープ
・誰でも簡単開封:子供でも開け閉めが簡単
・省スペース化:買い物時やキッチンでもかさばらない
・ゴミ減少:食べ終わったら、クルクルまるめてゴミ箱へ捨てられる
また機能的な面では、シスコーンは家族の健康をサポートするという観点から、カルシウムを増量し、ビタミンDを配合した(※プレーンタイプを除く)。ビタミンDは腸内でのカルシウムの吸収を促進させ、骨の形成を補助する。
「ビタミンDをカルシウムと一緒に配合することで、お子さんから大人まで、家族みんなの健康をサポートできる。」と、杉本ブランドマネージャー。
ラインナップとしては、定番の「フロスト」、甘党に人気の「マイルドチョコ」、子供が楽しい「サクサクリング」、期間限定の「マンゴー」、甘みの少ない「プレーン」の計5種で、2017年3月21日よりリニューアル発売を開始した。
日本の家族に朝食をとって欲しいということで、食育の輪を広める伝道師として今回、新サンスユニット「シスコーンズ」を結成し、プロモーション活動を行う。
日清シスコ株式会社マーケティング部ブランドマネージャー杉本和久氏 |
■恋ダンスを超える視聴回数を狙っている - シスコーンズ
登壇者の挨拶が終わると、「シスコーンズ」による「毎朝サクサク体操」のお披露目となった。「シスコーンズ」は、ミュージック・ユニット「ケロポンズ」と、シスコーンのキャラクター「シスコーン坊や」の3人が新たに結成した新ユニットだ。
「ケロポンズ」は代表作「エビカニクス」のYouTube再生回数が2000万回を超え、子供たちの間で大人気のミュージック・ユニットで、今回、食べるのが大好きな妖精「シスちゃん」と、朝から元気が出る妖精「コーンちゃん」という設定となっている。
「毎朝サクサク体操」は、ケロポンズが作詞作曲を行い、振付は"日本一多忙な振付師" 振付稼業air:manが担当した。2017年3月16日から「シスコーン」のブランドサイトで公開された動画の映像監督には、Perfumeや星野源のミュージックビデオを手掛けた関和亮氏を起用。子供たちが一度見たら、思わず真似したくなる体操となっている。
・「毎朝サクサク体操/シスコーンズ」- YouTube
食べるのが大好きな妖精「シスちゃん」いわく、「恋ダンスを超える視聴回数を狙っている」とのこと。
舞台には、シスコーンのキャラクター「シスコーン坊や」とともに、会場に来ていた子供たちも登場して、みんなで一緒に「毎朝サクサク体操」を踊った。子供たちには初めての体操だったが、「シスコーンズ」による体操のレクチャーのおかげで、子供たちは体操を楽しむことができた。
・「毎朝サクサク体操/シスコーンズ」- YouTube
リニューアルによって、パッケージが刷新され、栄養面も強化されたシスコーン。より魅力的なシリアルになったと言えるだろう。加えて、新ダンスユニット「シスコーンズ」による「毎朝サクサク体操」は子供たちもすぐに覚えられる楽しい体操なので、子供たちを中心に広まる可能性を秘めていると言えるだろう。
■「シスコーン」ブランドサイト
■「毎朝サクサクダンス」スペシャルサイト
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