万博の熱狂を横浜へ!落合陽一氏「null²ⁿ」開業記念式典を開催

  • 2026-10-16
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大阪・関西万博で人気を博したシグネチャーパビリオン「null2(ヌルヌル)」の世界観を継承する常設ミュージアムシアター「null2n(ヌルヌルネクサス)」が、2026年10月14日(水)、横浜ランドマークタワーのランドマークプラザ5階にグランドオープンした。開業に先立つ10月9日(金)には、ランドマークプラザ1階のガーデンスクエアで開業記念式典が開催された。プロデューサーの落合陽一氏が施設に込めた思いを語ったほか、横浜市や博覧会関係者らが祝辞を述べ、テープカットで新たな門出を祝った。

■大阪・関西万博のレガシーを横浜へ!落合陽一氏が新施設への思いを語る
開業記念式典は、株式会社サステナブルパビリオン2025の主催で開催された。冒頭では、同社取締役の宮城教和氏が登壇し、開式を宣言した。

宮城氏は、大阪・関西万博の「null2」が多くの来場者を魅了した一方、予約が取れず体験できなかった人も少なくなかったことに触れ、今回の常設施設が新たな体験の機会になることへの期待を示した。

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続いて登壇したメディアアーティストの落合陽一氏は、「null2n」の開発経緯とコンセプトを説明した。

落合氏によれば、今回の施設は、大阪・関西万博で実現したミラールームの体験を受け継ぎながら、万博では実現できなかった作品構想も取り入れたものだ。鏡を使った空間演出に加え、無響室や実物の道具・装置を展示する空間などを設け、人間と計算機、自然との関係を体験的に表現している。

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落合氏は、人類が約300万年にわたって道具を作り、発明を重ねてきた歴史を振り返りながら、AIの進化によって人間と道具の関係が大きく変わろうとしていると指摘した。

「人間以外のものが発明をし、それを人間以外の工場設備が実際に作る」という未来を見据え、道具のあり方が変化することで、人間の考え方や自然との付き合い方、人と人とのコミュニケーションも変わっていくとの考えを示した。

そのうえで、身体や記号、知性とは何かという問題について、難しく考えるのではなく、体験的に理解し、芸術的に感じられる施設を目指したと説明した。

また、「ネクサス」という名称について、落合氏は人々が集まり、交流するハブになるという意味を込めたと語った。

大阪・関西万博の「null2」、今回の「null2n」、そして2027年に横浜で開催される「GREEN×EXPO 2027」の「null4(テトラヌル)」をつなぐ存在として、横浜から新たな文化的な熱気が広がることへの期待を示した。

落合氏は「ここは幸いなことに、会期は6ヶ月ではなく数年あります」と、期間限定だった万博との違いを強調。今後も演出や作品のアップデートを続ける方針を明かし、「ぜひ一度ではなく、何度も遊びに来ていただければ」と来場を呼びかけた。

■横浜市副市長らが祝辞!万博からGREEN×EXPO 2027への継承に期待
来賓挨拶では、横浜市長職務代理者を務める横浜市副市長の平原敏英氏が登壇した。

平原氏は、大阪・関西万博で多くの人を魅了した「null2」を横浜に迎えられたことへの喜びを表明。自身も施設を内覧したことを明かし、全身でさまざまなことを感じる魅力的な体験だったと振り返った。

さらに、横浜の都心部に新たなランドマークが誕生したことを歓迎し、2027年の「GREEN×EXPO 2027」へのつながりにも期待を寄せた。

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続いて、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会の理事・副事務総長を務める髙科淳氏が登壇した。

髙科氏は、大阪・関西万博の準備段階から落合氏をはじめとするテーマ事業プロデューサーたちが構想を練り上げてきた経緯を振り返った。個性豊かなプロデューサーたちのアイデアが徐々に形となり、「null2」というパビリオンに結実したことを紹介した。

また、AI技術が急速に進展する現在、「null2n」が常設展示として横浜に誕生した意義は大きいと評価。万博を訪れた人も、訪れることができなかった人も、新たな形で体験できることへの期待を示した。

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大阪府知事の吉村洋文氏からはビデオメッセージが寄せられた。

吉村氏は、大阪・関西万博での「null2」を振り返り、リアルとバーチャルが融合する空間で自分自身と向き合い、未来のテクノロジーや生命の可能性を感じられたと評価した。

そのうえで、万博のレガシーを未来へ継承することの重要性を強調。「null2n」が多くの人に未来の可能性を感じてもらえる場所になることへの期待を語った。

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さらに、小泉進次郎防衛大臣もビデオメッセージで登場した。

小泉氏は落合氏に祝意を伝えるとともに、地元の神奈川県で2027年に開催される「GREEN×EXPO 2027」に言及。新施設の誕生が同博覧会の成功に向けた後押しとなることを願った。

その後、公益社団法人2027年国際園芸博覧会協会の事務総長、河村正人氏が登壇した。

河村氏は、大阪・関西万博と今回の内覧会で「null2」の世界を体験したことに触れ、その魅力について、理屈で理解するものではなく、五感や感性で感じるものだと表現した。

2027年3月19日に開幕する「GREEN×EXPO 2027」では、落合氏が手がける「null4」が登場する予定だ。河村氏は、花と緑に囲まれた会場で、鏡面の建築がどのような表情を見せるのか、期待を膨らませていた。

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■ミャクミャクとトゥンクトゥンクも登場!関係者9人がテープカット
式典のハイライトとなったのが、関係者9人によるテープカットだ。

登壇したのは、サステナブルパビリオン2025の木村匡孝代表取締役、落合陽一氏、2025年日本国際博覧会協会の髙科淳氏、2027年国際園芸博覧会協会の河村正人氏、横浜市にぎわいスポーツ文化局の足立哲郎局長、三菱地所の吉田淳一取締役会長、マクニカホールディングスの原一将代表取締役社長、JTBの山田仁二常務執行役員、NECの吉崎敏文執行役副社長兼COOの9人だ。

会場には、大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」と、GREEN×EXPO 2027の公式マスコットキャラクター「トゥンクトゥンク」も駆けつけた。

大阪と横浜、そして2つの博覧会を象徴するキャラクターが並ぶ姿は、万博のレガシーが次の舞台へと継承されることを印象づけた。

関係者がテープの前に整列すると、司会者のカウントダウンに合わせて一斉にハサミを入れた。会場からは大きな拍手が送られ、「null2n」の新たなスタートを祝福した。

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<施設概要>
名称:null2n(ヌルヌルネクサス)
開業日:2026年10月14日(水)
所在地:神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1 横浜ランドマークタワー ランドマークプラザ5階
プロデューサー:落合陽一
構成:入口の門と5つのエリア
体験時間:約60分
予約方法:日時指定・事前予約制
営業時間:9:30~21:00(予定)
料金(税込):
大人(13歳以上)平日3,900円、土日祝4,500円
子ども(4~12歳)平日3,000円、土日祝4,000円
アクセス:
みなとみらい線「みなとみらい駅」から徒歩約3分
JR・横浜市営地下鉄「桜木町駅」から動く歩道で徒歩約5分

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© Sustainable Pavilion


■null2n 公式サイト

■GREEN×EXPO 2027 公式サイト
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