GRC分野のグローバルリーダー「NAVEX」がAIを活用したガバナンス・リスク・コンプライアンス支援を日本へ拡大

  • 2026-1-5
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ガバナンス、リスク、コンプライアンス(以下:GRC)分野のソフトウェアにおけるグローバルリーダー「NAVEX」は、2025年12月に日本支社を正式設立した。今年初めのインド・バンガロールにおけるグローバル・ケイパビリティ・センター(GCC)開設と、日本事業責任者として三ツ谷直晃を迎えた流れを受け、NAVEXは今回の日本支社設立を通じて、AIを活用した統合GRCプラットフォーム 「NAVEX One」を含むソリューション群をさらに拡充し、日本企業のリスク・コンプライアンス体制の強化を支援する。

■2025年、法改正により日本のコンプライアンス対応がより高度化
NAVEXは、2012年の創業以来、世界1万3,000社を支援するGRC分野のグローバルリーダーだ。AIとデータ分析を活用した統合プラットフォーム「NAVEX One」により、組織が倫理性と透明性を高めながら、組織全体の業務にわたってリスクを主体的に管理できる環境を提供する。

日本では、改正公益通報者保護法の進展やAIの説明責任への関心の高まりを背景に、コンプライアンス対応がより高度化している。NAVEX が発表した最新レポート『日本におけるリスクとコンプライアンスの現状』によると、国内企業のうちホットラインを設置しているのは47 %にとどまり、AI利用の意思決定プロセスにコンプライアンス部門が積極的に関与していると回答したのは36% となっている

NAVEX はグローバルで培ったノウハウをもとに、日本語対応や現地サポートを強化し、日本企業の実情に即したソリューションを展開する。AIによる分析や自動化により、従来の属人的なコンプライアンス対応から、より継続的で戦略的な運用へと移行できるよう支援する。

■AIとデータを活用したソリューションが与えるインパクト
NAVEX CEOのアンドリュー・ベイツ氏は「日本企業は、サプライチェーンの効率化、リスク管理、コンプライアンス体制の強化にますます重きを置くようになっています。AIとデータを活用したNAVEXのソリューションを通じて、日本企業が透明性と説明責任を高める取り組みを力強く支援していきたい」と述べた。

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国際業務担当EVP兼マネージングディレクターを務めるユヴァル・グラウアー氏は、「日本では規制負担が高まる一方で、基盤となる管理体制はなお整備途上にあります」と述べ、2025年 NAVEX『日本リスク&コンプライアンス実態調査』をもとに次のように述べた。

「正式な報復禁止ポリシーを有している企業は29%、内部通報ホットラインを設置している企業は50%、AI活用の意思決定に積極的なコンプライアンス部門は36%です。

統合型のインテリジェントGRCプラットフォームNAVEX Oneは、日本市場に特化したカスタマーエクスペリエンスチームによる専任パートナーが、スケジュール通りの導入をサポートし、信頼のコンサルティング手法で目標達成を超えた成果と価値の創出、さらに投資効果を最大化します」(グラウアー氏)

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■倫理や透明性を重視した経営意識が高まっている
カントリーマネージャーには、ハイテク業界で 25 年以上の経験を持つ三ツ谷直晃氏が就任し、実践的かつ現場に即した日本企業に向けの GRCの実装を推進する。

三ツ谷直晃氏は「このたびのNAVEX日本支社の設立は、当社にとってグローバル展開の中でも大きな節目となります」と、日本企業においても倫理や透明性を重視した経営への意識が一層高まっていることを述べた。

「私たちはガバナンス・リスク・コンプライアンスをより“実務に根ざし、日々の業務に組み込まれた仕組み”として支援していくことを目指しています。NAVEX Oneをはじめとするソリューションを通じて、日本企業の皆さまがより信頼性の高い、持続可能な組織づくりを実現できるよう貢献していきたい」(三ツ谷氏)

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■NAVEX が提供する主要な6つのソリューション
NAVEX の統合プラットフォームには、以下の主要ソリューションが含まれる。

1. NAVEX One Whistleblowing & Incident Management
匿名・多言語対応の内部通報・インシデント管理システムで、通報から調査、是正措置までのプロセスを一元管理。

2. NAVEX One Policy & Procedure Management
ポリシーや手順の作成・承認・配布・既読管理を効率化し、コンプライアンス運用の標準化を支援。

3. NAVEX One Ethics & Compliance Training
倫理・ハラスメント防止・情報保護などをテーマとしたコンプライアンス研修プログラムを提供。

4. NAVEX One Third-Party Screening & Monitoring
取引先やパートナーに関する贈収賄、制裁、レピュテーションなどの主要リスクをスクリーニング・モニタリング。

5. NAVEX One Disclosure Management
利益相反、贈答、外部活動などの開示管理を通じて透明性と説明責任の強化を支援。

6. NAVEX One Risk & Governance
企業が組織全体でリスクを特定・評価・優先順位付けするための包括的なリスク・ガバナンス機能を提供。すべての機能は「NAVEX One」上で統合的に運用でき、AI によるリスクトレンド分析やインサイトレポート機能も利用。

■AI時代、GRCは「守り」から企業価値を高める経営基盤へ
AI活用が加速する今、ガバナンスやコンプライアンスは「守りのコスト」ではなく、企業競争力を左右する経営基盤になりつつある。NAVEXの日本展開は、GRCを一部門の業務から全社横断のデータドリブンな仕組みへと進化させる動きだ。テクノロジーをどう使いこなすかが、信頼される企業かどうかの分岐点になるだろう。

テクニカルライター 脇谷 美佳子


NAVEXウェブサイト

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