初期投資1億円から開業できる時代へ!地方を盛り上げる“小さなウイスキー蒸溜所”のつくり方

  • 2025-11-11
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近年、日本全国でウイスキー蒸留所が急増している。2023年末時点で100箇所を突破し、この10年で10倍以上に増加した。気づけば日本国内の蒸溜所は100ヶ所を超え、異業種からの参入も相次いでいる。しかし、立ち上げには数億円規模の莫大な初期投資が必要とされ、これまで資本力のある大手企業が中心だった。

ここで注目されるのが、経営コンサルタントからクラフトビール業界に転身したこと、村井庸介氏だ。村井氏はアウグスビール株式会社 取締役 COOであり、初期投資1億円からでも実現可能な小規模蒸留所の立ち上げモデルを提唱している。

■なぜ、今、ウイスキー事業がアツいのか?
今、ウイスキー事業がアツい理由は、3つある。

1. 需要の強さ
ジャパニーズウイスキーは世界の5大ウイスキーの中でも人気ブランド。輸出需要も高く、蒸留のため持ち帰りもしやすいことから、インバウンド需要にも直結する。

2. クラフト化の波
クラフトビールのように、ウイスキーにも“小規模・個性派”の流れが広がり始めている。

3. 制度の追い風
中小企業新事業進出補助金やローカル10,000プロジェクトなどの補助金・助成金制度を活用することで、投資額の負担を大きく減らせる。

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■1億円で蒸留所が作れる時代へ
通常、ウイスキー製造には年間6,000リットルの最低製造数量要件を満たす必要がある。しかし、蒸留して残るお酒は10%のため、60,000リットル以上の原液(もろみ)を製造できる巨大な設備が必要とされ、それが高コストの原因となっていた。

しかし、アウグスビールの村井氏らが提案するモデルは、クラフトビールとウイスキーの「二刀流」経営にある。ビールとウイスキーの製造工程はほぼ同じであり、ビール製造の仕込みタンクが発酵期間中(約3週間)空いている期間をウイスキーの製造に活用することで、500リットル程度の小型タンクでも高速回転させてウイスキーを製造できるのだ。これにより、既存の建物にも収まるため、建設コストを大幅に抑えることができる。

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■ウイスキー熟成中の資金回収を可能にする秘策
ジャパニーズウイスキーとして販売するには3年以上の貯蔵が必要となり、その間は投資回収ができないという課題があった。しかし、クラフトビールはわずか1ヶ月後から販売できるため、ビールで早期の資金回収を行い、ウイスキーの熟成を待つことができる。

月間2,500杯のビールが売れれば、月額150万円の粗利が見込める。これにより、ウイスキーの設備費用を含む初期投資を2~3年で回収することも可能になる。

〇初期投資1億円の内訳
・設備資金:6,000万円程度
・ウィスキー熟成の木樽費用:1,500万円程度
・内装費:3,000万円程度

■ウイスキー事業成功の鍵!プロの伴走で最短ルートを走る
村井氏は、ウイスキー事業のスムーズな立ち上げにはプロの支援が重要だと述べている。特に酒類製造免許の取得は、提出書類の不備による手戻りが発生しやすく、手続きに時間がかかってしまう。自己流で手続きをおこなうと書類不備で差し戻され、1年以上かかることも珍しくない。その間も家賃や設備費は出ていくため、資金繰りが厳しくなる。

アウグスビールの伴走支援では、専門家によるサポートを活用することで、半年で免許取得を完了させ、事業を早期に立ち上げることができる。

ウイスキー蒸留所の立ち上げを目指す企業にとって、アウグスビールの伴走支援は心強い存在と言えそうだ。

■さらにウイスキー蒸留所立ち上げを徹底解説するセミナーも開催
村井氏はウイスキー蒸留所立ち上げに熱意、興味のある方向けに毎月一回の徹底解説セミナーを行っている。

ウイスキー蒸留所立ち上げを徹底解説するセミナー
https://lp.augustbeer.com/craft_whisky/

この記事をきっかけに世界的なジャパニーズウイスキー造りに挑戦したい方は、一度参加してはいかがだろうか。

テクニカルライター 村上 秀喜


アウグスビール株式会社

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