- 2025-11-4
- カルチャー
- JOC/JPCと日本生命による新たな共同ACTION!体操・橋本大輝選手とサステナビリティを考えるスポーツ教室を開催 はコメントを受け付けていません
日本生命保険相互会社は、公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)、公益財団法人日本パラスポーツ協会 日本パラリンピック委員会(JPC)と共同で、「~地球は、おっきなフィールドだ。~ 『SPORTS DAY』 by TEAM JAPAN×日本生命」を2025年11月3日(月)に初開催した。イベントには、「パリ2024オリンピック」において体操・体操競技男子個人総合で金メダルを獲得した橋本大輝選手が参加した。
この共同ACTIONは、スポーツを通じてよりよい社会の実現を目指し、JOC・JPC・日本生命の3者が共同で、ロサンゼルス2028大会およびその先を見据えてスタートする新たな取り組みである。本イベントは、小学生を中心とした子どもたちを対象に、橋本選手による「スポーツ教室」と、橋本選手とともに環境問題について考え学ぶ「サステナビリティワークショップ」の2部構成で実施された。
■世界選手権3連覇を子どもたちから祝福
子どもたちの前に登場した橋本選手は、「今日はみなさんに会えることをとても楽しみにしていました。短い時間ですけど、一緒に体を動かして体操を楽しんでいきましょう。がんばりましょう!」と挨拶した。
その後、MCから「第53回世界体操競技選手権大会」で橋本選手が3連覇を達成したことが紹介されると、会場の子どもたちからは「おめでとうございます!」という歓声とともに温かい拍手が送られた。
サステナビリティや子どもの成長に関して、大切なことを聞かれた橋本選手は「今日は文化の日ということで、私たちが今生きていることですごく身近に感じる問題だったり、社会の問題を知ることによって、この文化をもっと良くしていこう、次の世代につないでいこうという運動だったり、学習をしてもらいたいと思っています。今日は積極的に発言したり、運動したりということが、来年の文化の日にはちがったことができると思うので、今日は積極的にいきましょう。今日はマット運動をするので、決まったらカメラのみなさんに向かってガッツポーズしてみましょう」と、子どもたちに伝えた。
体操教室に移る前にはタオルを使った準備運動が行われた。橋本選手が子どもたちの前に立ち、準備運動を指導していき、「これはすごく胸を張るので、さっきよりも堂々と立てるようになりませんか?」と、上半身を使う運動を行った。タオルを首に当てる運動では、「最近スマートフォンを見ることも多いと思うので、しっかりと首のストレッチをすることで、疲れてるなーと思うときも元気になれます」と効果を解説した。
■体操教室で橋本大輝があん馬などを披露!
「スポーツ教室」では、前半にマット運動、後半に跳び箱が行われた。
マット運動では、まず「前転」の練習が行われ、橋本選手が直接指導にあたった。
橋本選手は「前転はできる子も多いと思いますが、今日はいつもより“きれいに”“大きく”回ってみましょう」と声をかけた。
前転のコツについては、「手をしっかり耳の横に置いてください。次に、マットをしっかり見ること。目線を変えずに、つま先、ひざ、おしりと順に見ながら回るのがポイントです」と説明し、マットの上で実際にお手本を披露した。
子どもたちは何度も前転を練習し、きれいに回れるようになる子も増えていった。橋本選手は「回ることに集中して、最後のポーズを忘れがちです。最後までしっかりポーズを決めると、とてもカッコいいですよ」と、体操の締めくくりとなるポーズの大切さを伝えた。
その後、「体操・決めポーズ・ガッツポーズもセットで行おう」という流れになり、橋本選手は前転からカメラに向かってガッツポーズを決めるお手本を披露。前転や側転の練習では、体操だけでなくポーズやガッツポーズまでしっかり決める子どもも増え、会場は一層盛り上がりを見せた。
後半は跳び箱の練習に移った。橋本選手が「跳ぶの、ちょっと怖いな〜っていう子はいる?」と問いかけると、数人の子どもたちが手を挙げた。
その反応を受けて、橋本選手は笑顔で「わかる、わかる。僕も体操では“跳馬”という種目があるけど、正直、僕も怖いです」と語りかけたうえで、「一番大事なのは、怖いものから目をそらさないこと。跳び箱が目の前にあったら、しっかり跳び箱を見て、頭を揺らさずに、奥に手をつくように意識してください」とアドバイスを送った。
その後、子どもたちは橋本選手の指導のもと、跳び箱に手をついて上に乗り、着地するまでの基本動作を練習した。
跳び箱の練習が進むにつれ、補助を受けながらも勢いよく跳べる子どもが増えていった。
「スポーツ教室」の最後には、特別に橋本選手によるデモンストレーションが行われた。マットと跳び箱を使った本格的な体操が披露され、会場の子どもたちは息をのんで見守った。
まず、跳び箱をあん馬のように使い、両腕だけで体を支えながら脚を大きく開いて連続回転を披露。続いてマットでは、ダイナミックな連続バク宙を決め、会場からは大きな拍手と歓声が湧き起こった。
■ワークショップでサステナブルな金メダルを披露
第二部の「サステナビリティワークショップ」では、橋本選手とともに子どもたちが環境問題について学ぶゲームが行われた。ゲームの前には、地球温暖化やCO₂など、サステナビリティに関する基礎的な解説が行われた。
「再利用」をテーマに学ぶ場面では、橋本選手が自身の「パリオリンピック」で獲得した金メダルをポケットから取り出し、エッフェル塔の廃材が埋め込まれていることを紹介。子どもたちは目を輝かせながら話に耳を傾けた。
サステナビリティゲームでは、「屋内生活」「屋外生活」「スポーツをする」「スポーツを観る」という4つの場面で、地球のために自分たちができることを考える内容となっていた。
それぞれの場面には4つの選択肢が用意されており、正解を選ぶと地球上のCO2を減らすことができるという仕組みだ。
子どもたちは3〜4人のグループに分かれ、話し合いながらゲームを進めていった。橋本選手は人数の少ないグループに加わり、子どもたちと一緒に地球環境の保護について考えながら、ゲームとコミュニケーションを楽しんでいた。
■「体操をもっとわかりやすく楽しく」、橋本大輝が体操を教える難しさを伝える
2部構成のイベントを終えたのち、取材陣に対して橋本選手は「体操教室ではケガなく、子どもたちが積極的に取り組んでもらって本当に楽しかったです。自分自身も子どもたちの笑顔であったり、ガッツポーズしてって言ったら、みんながノリノリでしてくれたので、見てておもしろく楽しく体操教室をさせてもらいました」と、体操教室での感想を語った。
サステナビリティワークショップについては「子どもたちが発言であったり考えであったり、積極的に発表できる良い機会になり、学びも深まったんじゃないかなと思います」と振り返って。
また、普段は競技者である橋本選手だが、教えることの難しさについて聞かれると「体操競技は感覚の競技でもあるんですけど、普段から言語化ということころは課題として挙げていますし、その言語化を簡単に、かつ子どもたちが取り組みやすいように、言葉を選んで伝えることの難しさっていうのも、今回初めて経験したので、もっと自分の感覚をうまく、理解しやすく伝えられるようにできたら、もっと子どもたちも楽しく体操ができていいなと思いました」と、体操競技を教える難しさを明かした。
今回の「~地球は、おっきなフィールドだ。~ 『SPORTS DAY』 by TEAM JAPAN×日本生命」は、スポーツを通じて体を動かす楽しさと、地球環境を守る大切さを学ぶ貴重な機会となった。
橋本選手の笑顔と真摯な言葉に、子どもたちは大きな刺激を受け、未来へとつながる“学びと感動”を体験した一日となった。
テクニカルライター 後藤 響平
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代表取締役・ITライフハック代表
ITライフハック編集長・ライター
ITライフハック副編集長・ライター
