- 2025-10-29
- ITビジネス
- ごみ焼却発電プラント内部を見学できる!カナデビア、バーチャルミュージアムの模型を先行公開【CEATEC 2025】 はコメントを受け付けていません
日本最大級のテクノロジー総合展「CEATEC 2025」が、幕張メッセにて2025年10月14日(火)~10月17日(金)の期間に開催された。1881年創業の機械・プラントメーカーであるカナデビア株式会社が出展し、ごみクレーン遠隔操作システム、バーチャルミュージアム、COP29展示模型といった、IoT・AI技術を活用した製品や事業などの紹介を行った。
■環境、機械・インフラ、脱炭素化の3分野で事業を展開するカナデビア
カナデビア株式会社は旧社名が日立造船株式会社であり、1881年創業という長い歴史を持つ。現在は、環境分野、機械·インフラ分野、脱炭素化分野という3つの分野で事業を展開している。
環境分野は、同グループの売上70%を占める。ごみ焼却発電やバイオガスプラント、汚泥再生処理センター、海水淡水化プラントなど、環境関連施設の設計・建設・運営・保守をメインに手がけている。今回のブースでは、ごみクレーン遠隔操作の実演やロボット遠隔操作の実演も行われていた。
■ごみ焼却発電プラントの内部などを間近で見学、「Kanadevia Virtual Museum」が展示
同社は、インターネット上の仮想空間「メタバース」に開設した製品・事業展示施設「Kanadevia Virtual Museum」を、11月1日より一般公開する。一般公開に先駆けて、ブースでは「Kanadevia Virtual Museum」が展示されていた。
一般公開される展示内容は、環境保全・災害対策に貢献する「ごみ焼却発電プラント」「メタネーション装置」「洋上風力発電設備」「海底設置型フラップゲート」の4つです。同社サイトのリンクや同社が運営する国内最大級のメタバースプラットフォーム「cluster」内の仮想空間「Kanadevia Virtual Museum」から、いつでもこれらの施設を訪れることができ、ごみ焼却発電プラントのごみピットや炉の断面、海中にある海底設置型フラップゲート式水門など、普段は見学できない施設などを間近に見ることができる。
テクニカルライター 後藤 響平
■カナデビア株式会社
■CEATEC 2025 公式サイト
■CEATEC 2025 特設サイト - ITライフハック
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代表取締役・ITライフハック代表
ITライフハック編集長・ライター
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