- 2025-10-9
- カルチャー
- バッテリィズと里崎智也さんが熱狂参戦!試合速報連動型応援カードゲーム「プロ野球 ファンスターズリーグ」ローンチ発表会 はコメントを受け付けていません
株式会社バンダイは、試合速報連動型の新しい応援カードゲーム「プロ野球ファンスターズリーグ」を2026年3月にリリースすると発表した。本サービスは、ファミスタ風の映像とAIボイス実況によるリアルタイム速報機能と、リアルカードおよびアプリで楽しめるカードゲームを連動させた次世代の観戦体験を提供する。また、2025念10月9日よりクローズドベータテストの参加者募集を開始した。
発表に先立ち、10月9日(水)にMIRAIKEN studioで「プロ野球ファンスターズリーグ ローンチ発表会」が開催された。発表会では、バンダイ執行役員によるサービス概要の説明に続き、お笑いコンビ・バッテリィズと元プロ野球選手で解説者の里崎智也氏をゲストに迎え、実際のアプリ体験や、過去の試合をもとにした展開予想対決などが行われた。
■プロ野球ファンが主役の新しい応援体験を
発表会では、主催を代表して株式会社バンダイ執行役員カード事業部ゼネラルマネージャーの手塚浩司氏が登壇し、挨拶を行った。手塚氏は昨年3月まで、バンダイナムコエンターテインメントでゲーム開発を担当しており、今年10周年を迎えた「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」の初代プロデューサーを務めた経歴を持つ。
「私も皆さん大好きなプロ野球を、我々バンダイの全力を持って、もっともっと熱く盛り上げたいと思って始めた企画になっております」と手塚氏は語り、タイトルに「ファン」という名前がついている理由について説明した。「今回の主役はプロ野球ファンの皆さんになります。ファンの皆さんが自分の応援している球団ですとか、推しの選手ですとか、そういった方々をもっともっと応援して、その愛を表現できる場として作っていきたいと思って、企画の方を進めております」

手塚氏は自身が物心ついた時からプロ野球ファンであることを明かし、「毎日大好きな球団の勝ち負けに一喜一憂しながら、本当に生活のほとんどが(球団の状況を)すごく毎日追っている」と語った。そして、プロ野球が日本で最も幅広くファンを抱えるIPであることに言及し、「そんな数多くのファンの皆様に、プロ野球ファンスターズリーグは仲良く楽しんでいただけるよう、さまざまな工夫をしております」とコメントした。
■ファミスタ風映像とAI実況で楽しむリアルタイム速報
続いて、株式会社バンダイカード事業部プロデューサーの中村広大氏が登壇し、サービスの詳細を紹介した。中村氏は「プロ野球の応援がもっと熱くなる」をメッセージに、アプリとリアルカードの2つによって、かつてないファン体験を生み出すサービスであると説明した。

アプリケーションの最大の特徴は、ファミスタ風の映像でプロ野球の試合速報をリアルタイムで視聴できる点だ。「さあ、バッターは4番。佐藤。4番らしいバッティングをしてほしいですね」といったAIボイスによる音声実況が付き、目でも耳でも楽しい速報体験を提供する。また、選手の特徴や成績といった膨大なデータにもアクセスでき、「アプリ一つでプロ野球の今に触れることができ、さらにそれを最大で楽しめるような環境を整えております」と、中村氏は語った。
■2つのゲームモードで楽しむカードゲーム体験
ゲーム本編には、大きく分けて2つのモードが用意されている。
タイトルにもなっている「ファンスターズリーグ」は、応援するチームの活躍とカードが持つスキル・アビリティでスコアを獲得し、他のユーザーとランキングを競うモードだ。プレイヤーはその日に応援したい試合・球団を選び、カード裏面に記載されているスキルを考慮してデッキを構築する。あとはリアルタイムの試合を観戦すれば、オートでカードの効果が発動し、ポイントを獲得していく。試合中にベンチデッキのカードと交代させることもでき、実際の試合展開に合わせてデッキを再構築し、ランキングの上位を目指すことができる。
もう一つのモード「VS1」は対人戦モードで、超シンプルなカードバトルとなっている。自分の好きな選手でドリームチームを組み、戦略で勝利をつかみ取る。VS1はアプリだけでなく、リアルカードでも楽しめる。
■1枚で2つのモードを楽しめるカードのデザイン性
カードそのものにも、デザイン性・コレクション性・アプリとの連動性など、プロ野球ファンに刺さるこだわり要素が詰まっている。1枚のカードで2つのモードが遊べるゲーム機能を凝縮したデザインとなっており、表面が対戦カードゲーム「VS1」、裏面が応援カードゲーム「ファンスターズリーグ」を楽しめる仕様だ。
カードには4つの通常レアリティ(ノーマル、レア、スターレア、スーパースターレア)が存在し、さらにパラレルカードとしてシリアルナンバー入りのカードも封入予定となっている。サイン入りカード等も現在検討中とのことだ。
リアルで入手したカードは、もちろんリアルで遊ぶこともできるが、アプリに読み込むことで2つのモードでそのまま遊ぶこともできる。「ブースターパックを買えば、もちろんリアルのほうも、アプリの方も、どっちも存分にファンスターズリーグを楽しんでいただくことができます」と中村氏は説明した。
■セ・リーグ版とパ・リーグ版、2026年3月発売予定
商品展開については、ブースターパックをセ・リーグ版とパ・リーグ版の2つに分けて展開する予定だ。発売予定は2026年3月で、それぞれ全120種のカードを収録予定となっている。
アプリでもカードを獲得することができ、ゲーム内のガチャやゲームイベント等によって入手が可能だ。「ユーザーの皆様のライフスタイルに合わせた楽しみ方を選んでいただければ」と中村氏はコメントした。
また、アプリケーションのクローズドベータテストの開催が決定し、10月9日より募集を開始した。中村氏は「今後も公式ホームページ、公式X等で情報を公開してまいりますので、ぜひアカウントのフォローのほどよろしくお願いいたします」と呼びかけた。
■バッテリィズと里崎智也氏によるトークセッション
発表会の後半では、お笑いコンビ・バッテリィズのエースさんと寺家さん、そして元プロ野球選手で解説者の里崎智也氏がゲストとして登壇した。エースさんは阪神ファン、寺家さんは中日ファンということで、それぞれの球団のユニフォームを着用して登場した。
初共演となる里崎氏について尋ねられると、エースさんは「里崎さんの本、一番おもろかったですよ。一番尖ってて」とコメント。寺家さんは草野球で捕手を務めているということもあり、里崎氏の著書もチェックしているという。里崎氏は「ゲームと一緒に野球界をどんどん盛り上げて、最近の野球人口の低下を防いでいきたいなと思って、今日は気合い入れてプレゼンしたいと思います」と意気込みを語った。
発表会を前に、アプリを軽く触ったというゲスト陣。エースさんが「プロ野球の速報をその映像で見れるんだよね。ファミスタ風の。すごいですね」とコメントすると、寺家さんは「野球速報を文字で見るだけしかできなかったのが、いろんな選択肢が増えるっていうのは素晴らしい」と感想を述べた。里崎氏は「ゲーム感覚とリアルを融合しながら、自分のカードデッキとともにその勝敗をポイントで競い合っていくっていう。応援しながら自分も戦うっていうね。この連動性がまた面白いなと思いますよね」と、キャッチャーならではのデータ収集能力の高さを感じさせるコメントを残した。
■実際のアプリ体験とリアルタイム予測バトル
続いて、里崎氏が実際にアプリを操作し、ゲーム内容をチェックしていった。ホーム画面に配置されたカードはタップして動かすことができ、立体感のあるカードを眺められる仕様となっている。
ガチャからは阪神の近本光司選手のカードを獲得。詳細画面では選手データに加えて、ゲームでのパラメータや特殊能力をチェックできるようになっていた。リアルタイム速報の画面では、投球コース、ランナー状況、当日のバッティングデータ、守備位置など、さまざまな詳細を確認できることに一同感動していた。
一通りのゲーム内容をチェックした後は、過去の試合を見ながらその後の展開を予想する「リアルタイム予測バトル」へ。見たはずだけども覚えていないという試合が多い中、里崎氏は「問題の制作者側の意図を読み解く」という独自の戦法で立て続けに正解を重ねていった。
第1試合は6月17日に行われたロッテ対阪神戦で、7回表ツーアウト一・二塁三塁のチャンス、藤原恭大選手の打席についての予想。エースさんは「センターヒット」、寺家さんは「三振」、里崎氏は「二点タイムリーヒット」と予想し、結果はレフト前ヒットで2点タイムリー。方向は異なったものの、得点内容まで的中させた里崎氏に会場から拍手が沸いた。
第2試合は6月6日のロッテ対中日戦で、3回ツーアウト一・二塁、外選手の打席。里崎氏は「ツーストライク打ちて、三振の匂いがプンプンするんですよ」とコメントし、「チェンジアップで三振」と予想。結果はその通りとなり、見事正解を獲得した。
最終問題では特別に獲得ポイントが上がり、佐藤輝明選手がホームランを打つことを全員が予想。しかし、球種、方向、結果のすべてを当てることができたら正解という追加ルールが設けられ、結果的には全員が不正解となった。それでも、ファミスタ風の映像で表現された佐藤選手のホームランの飛距離に一同驚愕。里崎氏からは「1ボール、1ストライクでサトテルにストレートはあかんすよね~」というらしさあふれるコメントも飛び出した。
■追加してほしい新機能を直談判
ゲーム内容やリアルタイム速報など、さまざまな要素を体験した一同は、手塚氏への直談判として、それぞれが思う追加してほしい新機能を挙げていった。
寺家さんは「草野球ファンスターズリーグ」として草野球のデータも入れてほしいとコメント。エースさんからは選手へ応援メッセージが贈れるような機能が欲しいと提案したが、里崎氏から「ベンチ内への電子機器の持ち込みはNG」という情報を聞かされ、がっかりする様子を見せた。ただし、選手へではないもののユーザー間で試合を見ながら盛り上がれるようなメッセージ機能はすでに搭載されていることを聞かされ、安堵した表情を見せた。
里崎氏からは「もっとリアルとの連動感が欲しい」という意見が上がり、手塚氏は「どの意見も面白いから、一旦発表会後に裏で話し合い、もう少し内容を詰めていきたい」とコメントした。
■巨大カードフレームでの記念撮影
発表会の最後には、ステージ上に巨大カードフレームが登場し、ゲストたちがゲーム内外のカードになりきっての撮影が行われた。エースさんはボール交換、寺家さんはサインを見るとき、里崎氏はセカンドランナーを刺すときなど、それぞれが思い思いのポーズでフレーム内に収まった。
最後にゲスト陣から改めて「プロ野球ファンスターズリーグ」の魅力が語られ、発表会は盛況のうちに終了となった。
テクニカルライター 大木梨香
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